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難病を抱えバリアフリーサロンを営む 本多真弓(ほんだ・まゆみ)さん

2020-12-05 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/04 10:15
難病を抱えバリアフリーサロンを営む 本多真弓(ほんだ・まゆみ)さん
 難病と闘いながら、生まれ育った札幌市手稲区で化粧品会社ポーラのバリアフリーの美容サロンを営む。今夏には胆振管内白老町に開業したアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の舞踊出演者にメーク教室を企画するなど、サロン外での活動も精力的だ。
 店内に可動式の手すりを用意し、床には段差が無く、鏡の前や施術用ベッドに車いすに乗ったまま移動できる。同社によると、全国のサロン約4千店のうち店名に「バリアフリー」と入る店舗はここだけ。「障害のある人に少しでも目に留めてもらえたら」とほほ笑む。
 15年前にシングルマザーとして長女を出産。その約半年後、当時働いていたカフェでデザート皿を運ぶ右腕に力が入らなくなった。中枢神経に炎症が起きる「多発性硬化症」と診断された。「娘を育てなければいけないのに」。毎年再発するようになったが病気を受け入れられず、治療が遅れて症状が悪化し、車いすを使う時も。入退院を繰り返すため一つの仕事を続けられず、発症して4年目には生活保護も受けた。
 10年前に「指先や腕のリハビリになれば」と、エステの仕事に飛び込んだ。施術をして喜ぶ顧客の姿にやりがいを感じ、のめり込んだ。昨年5月に念願だったサロンを開業。病気と向き合い、ありのままの自分を受け入れられた経験があるからこそ、「障害の有無や年齢、性別なんて関係なく、みんなが『輝きたい』という思いを持てる場所にしたい」と語る。15歳になった長女とは「友達のように仲良し」。41歳。(岩崎あんり)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/488242

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アマゾン先住民一家の殺害事件、犯人は対立する孤立部族か 被害者を知る保護活動家が報告、原因は弓矢、以前もマシコ・ピロ族に襲われていた

2020-12-05 | アイヌ民族関連
NATIONAL GEOGRAPHIC 2020.12.04

先住民マスタナワ族のシュリと妻のジャネット。2017年5月、マロカと呼ばれるシュロ葺き屋根の小屋の前で撮影された。2020年11月11日、この場所でシュリ、もうひとりの妻エレナ、義母マリアの遺体が、矢を射られた状態で発見された。ジャネットは見つかっていないが、おそらくは死亡していると見られる。(PHOTOGRAPH BY CHARLIE HAMILTON JAMES, NATIONAL GEOGRAPHIC)
 南米ペルーのアマゾン地域に暮らす先住民マスタナワ族の一家が惨殺された。地元の部族の間には緊張が走り、当局は事件の真相を探っている。
 シュリ、妻エレナ、義母マリアの遺体は、2020年11月11日、矢を何本も射られた状態で発見された。現場は、彼らが暮らしていたシュロ葺き小屋の焼け跡のそば。近くにはクランハ川が流れている。シュリのもうひとりの妻であるジャネットは見つかっていないが、おそらくは死亡しているものと見られる。(参考記事:「アマゾンの孤立部族の矢で保護団体職員が死亡」)
 シュリというのはマスタナワ族としての名前であり、彼は別名エパとも呼ばれていた。女性たちの名前は、キリスト教の宣教師から与えられたものだ。マスタナワは外界と切り離された森の奥深くに暮らす「孤立部族」だ。
 シュリの家族は、孤立部族のために設けられたマシコ・ピロ先住民保護区の境界付近に暮らしていた。国内最大の公園であるアルト・プルス国立公園と敷地が重なり合う保護区内では、アマゾン盆地の中でもとくに手つかずの生態系が保たれている。
 一帯は、世界中のどこよりも孤立部族が密集した地域であり、中でも特に数が多いのは、推定700人からなるペルー最大の孤立部族マシコ・ピロ族だ。
 ペルーの文化省、警察、先住民のリーダーなどから組織される捜査チームは現在、クランハ川周辺で事件の調べを進めている。遺体を発見した、フニ・クイン族の非公式の証言によると、現場では襲撃者50人の裸足の足跡と、マシコ・ピロ族が使うものと同種の矢が見つかっているという。
 マスタナワ族とマシコ・ピロ族は、何世代にもわたって対立を続けてきた。シュリ自身が、前回のマシコ・ピロ族による襲撃の生存者であり、肋骨にはそのときに負った大きな傷があった。
 犯人がもしマシコ・ピロ族であれば、この事件は宿敵による襲撃の一環なのかもしれないし、あるいは残り少なくなった自分たちのテリトリーや食料を守るための行動だったのかもしれない。(参考記事:「「非接触部族」マシコ・ピロ族、頻繁に出没の謎」)
 しかし、考えられる筋書きはほかにもある。シュリとその家族を襲ったのは、上流で活動する麻薬の密売人ではないだろうか。さもなければ、親交のある孤立部族や親戚に襲われた可能性もある。この一家が狙われたのは、シュリが以前のように、なたなどの便利な製品を、親戚たちのために融通することができなくなったせいなのかもしれない。
 過去20年間、私(著者のクリス・フェイガン、保護活動家)はクランハ川でフニ・クイン族と一緒に活動してきた。これまで行ってきた支援としては、森への侵入者から土地を守るためのスキル(GPS技術の活用など)を教えること、カメや魚といった豊富な資源を持続可能で採算のとれる形で管理できるよう手助けすることなどが挙げられる。
 資源を巡って競合する先住民グループ同士のつながりが非常に希薄である様子を、私は間近に目撃してきた。そうしたグループの中には、数十年前から定住を続けてきたフニ・クイン族、孤立部族のマシコ・ピロ族、そして現代社会との接触の初期段階にある、シュリ一家のような部族が存在する。
 私はシュリとその家族が暮らす家を、時々訪問させてもらっていた。彼らが孤立した狩猟採集民としての暮らしから、現代社会と接触する定住生活へと移っていくその過程は、驚きに満ちていると同時に、非常に厳しいものでもあった。
 初めてシュリとその家族に会ったのは、2003年に彼らが米国の宣教師たちに誘われて森から出てきてまもなくのことだ。シュリはほとんど何も身に着けておらず、ただ腰に木の皮のベルトをつけ、上腕と膝下にビーズを巻き、スプーンで作った金属製の丸い飾りを鼻から下げていた。持ち物は弓と長さ約1.8メートルの矢2本だけだった。
 シュリの二人の妻のうち若い方のジャネットが、後ろに従っていた。大きなカメが一匹と、それよりもさらに大きなキャッサバイモが入った籠が背中にぶらさがっており、その籠は彼女の額に巻かれた一本のツタで支えられていた。後から知ったところによると、シュリはいつでも矢を放てるように両手をあけておかなければならなかったため、ジャネットが重たい荷物を背負う役目を引き受けていたとのことだった。
現代社会とつながることの難しさ
 シュリは二つの異なる世界の間に暮らしていた。彼はカメやペッカリーなどの密林にすむ動物の肉を近隣のフニ・クイン族に渡し、引き換えに服やなたなどの貴重な品を受け取っていた。シュリはまた、何日も歩いて森の奥に入り、今も孤立した生活を続けるマスタナワ族の残りのメンバーを訪ねていた。おそらくは数十人いると思われる彼らにとって、シュリは現代社会とのつながりだった。
 2017年、ナショナル ジオグラフィックのカメラマンであるチャーリー・ハミルトン・ジェームズが、クランハ川まで私を訪ねてきた。2018年10月号に掲載する、アマゾンの孤立部族に関する特集記事の写真を撮影するためだ。彼はペルーでの仕事の経験が豊富で、森での孤立生活を離れる先住民の苦労について、独特の視点をもっていた。(参考記事:「アマゾンの孤立部族、外界との接触が増える」)
「シュリとジャネットと会って感じたことは、彼らは接触の複雑さを完璧に表した存在であるということです」と、ハミルトン・ジェームズは言う。「彼らが恐怖に怯える森の暮らしを逃れて足を踏み入れた世界は、自分たちにほとんど何も与えてくれず、また彼らを保護しようとする試みも、的外れで実を伴わないものでした」。現代生活の恩恵を受けたいと望んではいても、シュリの家族にはそのために必要な準備を整えることはできず、十分な支援も得られなかった。
「二人との面会は陰鬱なものでした。彼らは空腹について不平を言い、持病の薬を欲しがっていました。飼っていた犬もすべて死んでしまい、孤独で惨めな日々を送っていたのです」
 二人のような例は、孤立した生活を離れる先住民の典型だと、ハミルトン・ジェームズは言う。(参考記事:「チャーリー・ハミルトン・ジェームズ氏撮影:アマゾン、森の先住民の知られざる日常 写真20点」)
 以前、シュリは私に、一家で森を離れて宣教師について行こうと決めた主な理由は、マシコ・ピロ族への恐れだと話してくれた。
 孤立は、マシコ・ピロ族にとっての生き延びるための戦略だった。彼らが孤立した生活を送るようになったのはおそらく100年以上前のことで、ゴムの木の樹液を目当てにやってくる侵入者が持ち込む暴力と病気によって、部族が全滅しかけたことがきっかけだった。
 現在、彼らのテリトリーは再び危機にさらされている。衛星画像を見ると、移住してきた農民が開拓したコカイン畑や無許可の滑走路が、ほぼ一夜にしてこの地域全体に出現しているのがわかる。このままでは、マシコ・ピロ族はクランハ川沿いなど、人口の比較的多い場所へと追いやられる可能性が高い。そうなれば必然的に、食料をめぐる暴力的な衝突が起こるだろう。(参考記事:「宣教師を殺害したインド孤立部族、侵入者拒む歴史」)
別の時代の化身
 シュリ、エレナ、マリア、そしてジャネットを襲った悲劇は、この地域の先住民の脆弱性を痛烈に表している。
 アマゾンを交通や資源開発により広く開放していくというブラジルとペルーの政策は、ここで暮らす孤立部族たちを直接的な脅威にさらす。
 私にとってシュリは、別の時、別の時代の、生きた化身のような存在だった。
 密林の中をシュリの後を追って歩いたことは、この先もずっと、私の人生における輝かしい経験として心に残るだろう。シュリがその大きな幅広の足を森の地面に慎重におろしながら、同時に木の上に目を走らせて、動物がいないかと空気のにおいをかぐ様子を、私はじっと見つめていた。
 シュリは、先住民が何世代にもわたって培ってきた自然との親密なつながりの象徴だった。それは、私たちのような大半の人間が失ってしまったものだ。(参考記事:「世界はアマゾンを救えるか、はびこる闇と負の連鎖」)
 シュリと一緒にいることで、私は希望を与えられた。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/120300709/

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自民県議が削除要求 辺野古めぐる万国津梁会議委員の投稿 県「制約されぬ」識者「表現の自由妨害」

2020-12-05 | ウチナー・沖縄
琉球新報 2020年12月5日 05:20
 沖縄・自民の島袋大氏と花城大輔氏は4日の県議会一般質問で、県が設置した万国津梁(しんりょう)会議について委員の会議外での発言を取り上げ問題視した。県にネット上の投稿削除など対応を求めた。県は「憲法上の観点からも個人の発言は制約できない」と答弁した。識者は「委員の会議外での発言を県議会で問題として取り上げることは表現を萎縮させる。表現の自由や県民の知る権利を妨害する」と指摘した。
 万国津梁会議の委員は自身のフェイスブックで、名護市辺野古の新基地建設について県が意見を募っていたことを受け、県へ意見書を送るよう呼び掛けた。島袋氏は「公費をもらっている以上、その期間は政治的発言を控えるのが当たり前。削除させるべきだ」などと持論を展開した。花城氏は、別の委員が会議とは異なる団体の会員として、県民を先住民族とする国連勧告に関連する記者会見を開いたことも問題視した。
 これらの指摘に対し県側は、要綱に基づいて設置された会議の委員に地方公務員法は適用されず、発言や活動の制約は規定されていないと説明。「憲法上の観点からも会議を離れた場での発言は制約されない」と話した。富川盛武副知事も「基本的人権や表現の自由を持っている。委員になったからといって束縛することではない」と述べた。
 沖縄大客員教授で弁護士の小林武氏(憲法学)は「委員の発言や投稿に何ら問題はなく、県議会で取り上げることではない。むしろ委員の発言や投稿は県民の知る権利に応える積極的な意義がある」と強調した。その上で「県議という立場から取り上げることで、表現を萎縮させる効果があり大問題だ。憲法が保障している表現の自由を大きく妨害する」と語った。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1236506.html

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【バターのいとこ】の新フレーバー「あんバター」を、12月9日(水)より大丸札幌店で期間限定発売!北海道で力強く育った、肥料・農薬不使用の大納言小豆を使用

2020-12-05 | アイヌ民族関連
PRTIMES 2020年12月4日
12月9日(水)〜25日(金)/大丸札幌店 3階 キキヨコチョイベントスペース
「株式会社チャウス(所在地:栃木県那須塩原市、代表取締役:宮本吾一)」と、森林を生かしたジャージー牛の放牧やその濃厚な牛乳で高い評価を得る「森林ノ牧場」が共同開発した那須発の話題の新銘菓「バターのいとこ」から、新商品「あんバター(北海道・長沼産大納言小豆使用)」を、12月9日(水)より開催する大丸札幌店でのポップアップショップにて数量限定で発売します。この地でしか成し得ない自然の恵みを存分に生かした“豆”農家さんとの出会いから生まれた愛情たっぷりの新フレーバーを、まずは北海道の方に届けます。
大粒で生き生きした大納言の
食感と風味が楽しめる「あんバター」
「バターのいとこ」発売当初から全てのレシピ開発に携わる、「PATH」のオーナーシェフ、後藤裕一氏が今回も味を監修。煮崩れしないほど皮が破れにくく、豆本来の味が濃縮した大納言小豆の風味と香りを最大限に引き出し、バターにも合うようにスキムミルクでほのかなコクをプラスしたつぶ餡ペーストで、食べ応えたっぷりの一枚。豆そのものを食べているような、素材の豊かさを舌で感じられる逸品です。
【 商品詳細 】
商品名:バターのいとこ あんバター 3枚入(北海道・長沼産大納言小豆 ※肥料・農薬不使用/数量限定)
価格:900円(税込972円)
販売店舗:大丸札幌店 3階 キキヨコチョイベントスペース
販売期間:2020年12月9日(水)〜25日(金)
https://butternoitoko.com/
北海道の地で育んできた豆を現代、未来へと繋ぐ「まこみ豆」との出会い
北海道の先住民族、アイヌの人々が暮らす集落の末裔でもある、藤原まこ美さんが手がける豆「まこみ豆」 。藤原さんの友人でもあり、札幌近郊の長沼町にて農家を営む「Sloth+farm」伊藤寛雄さんの元で、アイヌの人々の栄養源として祖父の代から絶やさず、種を紡ぎ、植物と土の力を最大限に活かした自然栽培スタイルで、宝石のように輝く、個性溢れる数十種類の豆を栽培しています。そんな彼女との出会いから作付けに始まり、收穫までの成長を共に見守りながら生まれたのが、貴重な品種とされる大粒の大納言小豆です。今回の商品が、その土地の風土やチャレンジ精神溢れる農家、代々続く豆の魅力を知るきっかけになることを願って。
藤原まこ美さんコメント
「今回の大納言小豆は、無肥料・無農薬栽培で祖父が大事に育ててきたものです。ただ甘いだけではなく、砂糖にも負けない小豆本来の豆の味が直に感じられる、濃厚な味わいが魅力の小豆でもあります。絶やさずに紡いできた大切な豆たちが、素敵な人と人とのご縁で加工品となって、世に出るなんて夢のようです」​
みんながうれしくなる“三方良し”のお菓子「バターのいとこ」って?
“ふわっ、シャリッ、とろっ”の3つの食感が楽しい「バターのいとこ」は、酪農王国でもある栃木県・那須で牧場を営む酪農家たちの愛情が詰まったおいしい牛乳からバターを作る際に、その大半としてバターと共に生まれるものの、安価に販売されてしまう「無脂肪乳」の価値を高めるために誕生したお菓子。東京・代々木八幡の人気レストラン「PATH」のオーナーシェフ、後藤裕一氏監修の元、フランスの地方菓子「ゴーフル」をベースに、バターがふわっと香り、もっちりとやわらかな生地で無脂肪乳のミルクジャムを挟んだ新感覚なスイーツになっています。おいしいお土産としてたくさんの方に食べていただくことで、酪農家たちはバターを作りやすくなり、そのクラフトバターで世の食卓がより豊かなものに。そして地域には雇用が生まれ、地域活性化にもつながっていきます。食べる人も、原料を作る酪農家も、お菓子を作る地域も、すべての人が笑顔になるお菓子です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000020277.html

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