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20歳で中学に…アイヌ解放に尽力の宇梶静江さん語る学生時代

2020-12-22 | アイヌ民族関連
女性自身 2020/12/21 11:00

20歳で中学に…アイヌ解放に尽力の宇梶静江さん語る学生時代(女性自身)
「最近はね、体悪くしたこともあって、刺繍はぜんぜんやれてなかった。早くまた毎日、刺繍ができるまでに、体調を戻したいなと、そう思ってるところなの」
彼女はこう言って苦笑いを浮かべた。「最近はやってないから」と言いながら、それでもじつに手際よく、次々と布に針を刺し糸を通していく。そのスピードと、美しさに記者が見とれていると、彼女はもう一度、にっこりとほほ笑んでみせた。
彼女は宇梶静江さん(87)。明治期の北海道が舞台の人気アニメ『ゴールデンカムイ』。ヒロインのアイヌの少女「アシリパ」(リは小文字)が、さまざまなアイヌ文化を紹介するのがヒットの一因だ。そして、北海道生まれの静江さんも、アシリパと同じように民族の文化や伝統を大切にしてきた、アイヌである。
静江さんは古い布の上に、民族に伝わる叙事詩『ユーカラ』のいくつものシーンを、伝統的な刺繍の技法で描く「古布絵」の作家として、また詩人として、国内外に名をはせている。一方で長年、アイヌの解放運動にもたずさわってきた。
長年、不当な差別に苦しめられてきたアイヌの人々。静江さんも子供時代を振り返りながら、苦々しい表情を浮かべた。
「あのころ、差別という言葉がない時代の差別ほど、恐ろしいものはなかった」
それが昨年、「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律(アイヌ新法)」が施行され、日本政府はようやく正式に、アイヌをこの国の先住民族として認めた。今年の夏には北海道白老町に、博物館や慰霊施設などからなる「ウポポイ(民族共生象徴空間)」も開業。先述のアニメの人気も含め、多くの人がアイヌに注目し、彼女らを取り巻く環境も変化してきているようにも思えるのだが。
ウポポイについて記者が尋ねると、静江さんは刺繍の手を止め、大きなため息を一つついた。
「中身はなにもないです。あれは、アイヌのための空間ではない。和人の理想の、和人が作った和人のための施設だと思います」
政府やアイヌ以外の人を「和人」と呼んだ。そこに長年、差別や偏見と闘ってきた彼女の怒りと悲しみが、にじみ出ているようだった。
「(子供の頃、)犬を飼ってる家の前を通ったら、そこの子が犬を私にけしかける。ほえる犬が足元まで来て、私がおびえると、その子の親は止めることもなく笑って見てる……そんないじめは日常茶飯事でしたよ。小学校では、先生からアイヌの子には目をかけなくてもよろしい、というおふれがあったようですね。だから、どんなにいじめられていても、放っておかれました。先生に認められるなんてことは、夢にも思えなかった」
父は昆布漁、木材の伐採などで家族を養っていたが、戦争が長引き食糧難になって「子供にひもじい思いをさせまい」と農業に転向。6人きょうだいの上から3番目、次女の静江さんが10歳のときだ。しかし、当初は凶作が続き、家はますます貧しくなった。そうした貧しいアイヌの子は、農作業や奉公に出て働くのが当たり前、学業は二の次だった。
だから、静江さんの10代は、ひたすら父を手伝い必死に田畑を耕し続ける日々だった。魚の行商で成功したこともあったが、心の片隅にはいつも「勉強したい」という思いがくすぶっていた。
19歳の秋。親戚が集まったいろり端でのこと。「静江も来年は二十歳、嫁に行かなきゃな」と不意に言われ、とっさに彼女は「嫁には行かない!」と宣言する。
母は泣き出したが、父が助け舟を出してくれた。
「将来、子育てする女が学校に行くのも、決して悪いことじゃない」
家長の発言に、兄が続いた。
「静江、行くなら札幌にしろ。それで学校の先生になってくれ」
札幌の中学校では、いじめや差別は一切なかったというが、アイヌということがネックになって就職は困難だった。こうなったらもう、東京に行くしかない。そう決心し両親を説得。頑固な父も最後は根負けした。それどころか、どこからか工面してきた2万円という大金を、餞別として汽車に乗る娘にもたせてくれた。こうして静江さんは56年3月、大都会・東京に。23歳だった。
その後結婚し、詩人として、そしてアイヌの誇りを持った古布絵作家として活動を続けていく静江さん。87歳になった今も、夢がある。それは、アイヌらしい暮らしぶりを知る最後の世代として、次の世代の同胞たちに民族の誇りを持ってもらうこと。そのため、いまもコロナ禍のなか、精力的に全国を回っているーー。
「女性自身」2020年12月29日号 掲載
https://news.goo.ne.jp/article/jisin/nation/jisin-https_jisin.jp_p_1928509.html

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“アイヌ”告白は生死かけた決意…宇梶静江語る解放運動の覚悟

2020-12-22 | アイヌ民族関連
女性自身 2020/12/21 11:00

“アイヌ”告白は生死かけた決意…宇梶静江語る解放運動の覚悟
(女性自身)
宇梶静江さん(87)は、詩人で、アイヌの解放運動の先駆者であり、俳優・宇梶剛士さん(58)の母でもある。
生まれ育った北海道浦河郡では、道を歩けばはやしたてられ犬をけしかけられ、まともに学校にも行けなかった。23歳で東京に出て、アイヌ開放活動を始めてから四半世紀の間、手ごたえを得られずに苦悩していたとき、目の前に現れた「古布絵」。それは天啓だったーー。
上京後は、喫茶店のウエートレスをしながら、定時制高校に通った宇梶さん。青春を謳歌しながら、どこかでこんなふうに考えていた。
「もう、アイヌのことなんて忘れてしまおう」
一目で同胞とわかる人とすれ違うことが何度もあった。でも、互いに目をそらすのが常だった。そして、差別のなかった夫と結婚。子宝にも恵まれる。
平穏に暮らしながら、でも、静江さんのなかで「何かが違う」という違和感が募っていた。その後、「浦川恵麻」のペンネームで詩を書き始めた。
「でも、内心では忸怩たる思いもあって結局ね、アイヌの詩を書けないわけ。アイヌを表現したいのに、『アイヌだ!』と言われてしまうのが怖くて書けない。そんな自分が許せなかった」
35歳になったある日、静江さんは激しい頭痛とめまいに襲われる。病院へ駆け込むと、脳炎の一種「眠り病」と診断された。働きすぎや過度のストレスが原因とされる大病だ。検査を受けながら、生まれて初めて、死を意識していた。
「やっぱり死んだら、先に逝ってしまった母ちゃんや姉ちゃんのもとにいきたかった。そのためにはアイヌらしい自然な形で死を迎えたい、そう思ったんだ」
東京で暮らしながら、ずっと抱え込んできた違和感が、いよいよ臨界点に達しようとしていた。
〈ウタリたちよ、手をつなごう〉
72年2月8日、朝日新聞の家庭欄には、こんなタイトルの投稿が掲載された。「ウタリ」とはアイヌの言葉で、同胞、仲間の意味だ。その内容は、まず自らがアイヌだという告白に始まり、アイヌがさまざまな差別に苦しんできたこと、さらに首都圏に暮らす同胞に向けて、ともに語り合う場を持とうと呼びかけるものだった。そう、静江さんはついに「私はアイヌです!」と声を上げたのだ。
「生きるか死ぬかという思い、それぐらいつらい公表だったよ」
反響は大きかった。「私もいわれなき差別を受けてきました」「勇気ある発言に驚きました」と、多くの便りが寄せられた。しかしほとんど、和人からのもの。同胞の反応は冷ややかだった。
「せっかくアイヌであることを隠し平穏に暮らしてきたのに、なぜ寝た子を起こすようなまねを!」。なかには「自分だけいい格好して、いったい何さまのつもりだ!」と怒鳴られることも。
それでも、静江さんは諦めなかった。「このままではアイヌは前に進めない」と、果敢に動き続けた。 73年には「東京ウタリ会」を設立し、アイヌの権利獲得のための活動を始めた。連日、都議会に出向くなどした結果、75年、東京都で初のアイヌ実態調査が行われた。さらに都に掛け合い、職業安定所にアイヌのための職業相談員を置くことを認めてもらった。自らが相談員になって、あちこちの会社に求人の有無を聞いて歩いた。
新聞へ投稿した38歳から還暦を過ぎるまでのおよそ四半世紀。成果は乏しく、彼女は悩み続けていた。95年の暮れ。静江さんは「もっとアイヌの文化を深く知らなくては」と、つてを頼って札幌へ。
「あれは4月、札幌のデパートで催されたボロ布、古布の展示会を見に行って。幼いころ、よくボロ布を繕って着たりしてたから懐かしくてね。でもそこで、雷に打たれるような衝撃を受けたんです。『え、布で絵が描けるの!?』って。描きたくても紙も鉛筆もなくて地面に棒で描いていた子供時代を思い出してね。瞬間的に、幼いころから探し求めていたものが見つかったとわかったんです」
すぐに作品制作に没頭した。真っ先に描いたのは、アイヌの村の守り神、見開いた真っ赤な目が特徴的なシマフクロウ。赤い目に「アイヌはここにいるよ、見えますか?」という思いを込めたのだった。
以降、作品の展示と併せて「アイヌに生まれて」と題した講演活動も行ってきた。
「63歳にしてカムイが古布絵に導いてくれた。本当に感謝です」
「女性自身」2020年12月29日号 掲載
https://news.goo.ne.jp/article/jisin/nation/jisin-https_jisin.jp_p_1928542.html

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アイヌ文化 次世代へ 北海道白老町の田村さん ルーツ受け入れ継承活動

2020-12-22 | アイヌ民族関連
沖縄タイムス 2020年12月22日 05:00有料
 古くからアイヌ民族が住む北海道白老町でコミュニティーカフェ「ミナパ チセ」を営む田村直美さん(49)は、一度は距離を置いた民族のルーツを受け入れ、店を拠点にアイヌ文化を広めて次世代につなぐ活動をしている。学校でいじめを受けた経験から、障害者など全ての人に優しさあふれる居場所を提供する。
この記事は有料会員限定です。
有料プランに登録すると、続きをお読み頂けます。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/682131

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「ゴールデンカムイ」樺太編クライマックス!かつての仲間が激突するときアシリパは…最終話先行カット

2020-12-22 | アイヌ民族関連
アニメ!アニメ!2020/12/21 18:15

「ゴールデンカムイ」樺太編クライマックス!かつての仲間が激突するときアシリパは…最終話先行カット(アニメ!アニメ!)
TVアニメ『ゴールデンカムイ』(第3期)より、2020年12月21日(月)放送の第36話(最終回)「生きる」のあらすじと先行カットが公開された。
『ゴールデンカムイ』の原作は、「マンガ大賞2016」「第22回手塚治虫文化賞 マンガ大賞」などをこれまでに受賞した、野田サトルによる“冒険・歴史・文化・狩猟グルメ・GAG&LOVE、和風闇鍋ウエスタン”コミック。シリーズ累計発行部数は1,500万部を突破している。
TVアニメ第3期では、網走監獄で繰り広げられた激しい攻防戦の末に、離れ離れになってしまった“不死身の杉元”こと杉元佐一とアイヌの少女・アシ(リ)パ、そして両名と旅を共にする谷垣源次郎、鯉登少尉、白石由竹、尾形百之助、キロランケらが、北海道よりさらに北に位置する極寒の地・樺太で繰り広げる新たな生存競争サバイバル「樺太編」が展開される。
第36話(最終回)では、月島と鯉登が負傷した谷垣に変わってキロランケを追うが、キロランケの仕掛けた爆弾によって月島が重傷を負ってしまう。戦いは鯉登とキロランケによる一騎打ちの様相を呈し、キロランケは致命傷を負わされながらも鯉登を追い詰めていく。
だが、谷垣と月島の援護で鯉登は窮地を脱し、キロランケの自爆攻撃も間一髪で阻止することに成功。谷垣が一気にとどめを刺そうとしたとき、杉元たちと共に駆けつけたアシリパがそれを止めに入る……。
TVアニメ『ゴールデンカムイ』(第3期)第36話「生きる」は、2020年12月21日(月)23時よりTOKYO MX、読売テレビ、札幌テレビ、BS11ほかにて放送。
●第3期 放送・配信
・TOKYO MX:10月5日より毎週月曜23:00〜
・読売テレビ:10月5日より毎週月曜25:59〜
・札幌テレビ:10月5日より毎週月曜25:44〜
・BS11:10月5日より毎週月曜23:00〜
・時代劇専門チャンネル:10月10日より毎週土曜25:00〜
・FOD:10月5日より毎週月曜23:00配信
・TVer:毎週月曜23:30〜1週間見逃し配信
●スタッフ
原作:野田サトル(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:難波日登志
シリーズ構成:高木登
キャラクターデザイン:大貫健一
プロップ設定:渡辺浩二
動物設定:廣江啓輔
美術監督:森川篤
美術設定:大久保知江
色彩設計:茂木孝浩
撮影監督:長田雄一郎
CGディレクター:宍戸光太郎
編集:定松剛
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
アイヌ語監修:中川裕
ロシア語監修:Eugenio Uzhinin
音楽:末廣健一郎
第三期オープニングテーマ:FOMARE「Grey」
第三期エンディングテーマ:THE SIXTH LIE「融雪」
アニメーション制作:ジェノスタジオ
製作:ゴールデンカムイ製作委員会
●キャスト
杉元佐一:小林親弘
アシ(リ)パ:白石晴香
白石由竹:伊藤健太郎
鶴見中尉:大塚芳忠
土方歳三:中田譲治
尾形百之助:津田健次郎
谷垣源次郎:細谷佳正
牛山辰馬:乃村健次
永倉新八:菅生隆之
家永カノ:大原さやか
キロランケ:てらそままさき
インカ(ラ)マッ:能登麻美子
二階堂浩平:杉田智和
月島軍曹:竹本英史
鯉登少尉:小西克幸
●白い恋人×TVアニメ『ゴールデンカムイ』コラボ缶 商品情報
商品名:白い恋人36枚入『ゴールデンカムイ』コラボ缶
内容:白い恋人36枚入(ホワイト27枚入、ブラック9枚入)
料金:3,780円(税込)
絵柄:アシㇼパとレタㇻ
【販売期間】
2020年12月21日(月)〜2021年1月31日(日)
※販売時間は店舗営業時間に準じます。
【オンライン販売】
ISHIYAオンラインショップ(24時間受付可能)
※ISHIYAオンラインショップは2020年12月21日(月)10:00より販売開始。
※オンライン注文は数量に達し次第完売いたします。
【販売店舗】
白い恋人パーク ショップ・ピカデリー
札幌大通西4ビルISHIYAショップ
ISHIYA CAFÉ 新千歳空港店
(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
https://news.goo.ne.jp/article/animeanime/entertainment/animeanime-58399.html

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21年度道開発予算5718億円 10.5%減 北海道シェア9.3%

2020-12-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/21 23:32 更新
 政府が21日閣議決定した2021年度予算案で、北海道開発予算は20年度当初比10・5%減の5718億円となった。ただ、20年度当初は臨時・特別措置が上乗せされており、同措置分を除いた比較では横ばい。防災・減災対策や食と観光の振興、アイヌ文化への理解促進を重点に位置付けた。
 一般公共事業費に当たる北海道開発事業費は5601億円。20年度当初(臨時・特別措置除く)とほぼ同額となった。全国の一般公共事業費に占める割合「北海道シェア」は9・3%。20年度当初(同)の9・4%から0・1ポイント下がった。
 事業別では、道路整備が2186億円と全体の4割を占める。函館・江差自動車道の北斗茂辺地IC(インターチェンジ、北斗市)―木古内IC(渡島管内木古内町)の16キロの区間は21年度に開通する計画。災害時の交通確保も担う道横断自動車道の尾幌―糸魚沢間(釧路管内厚岸町)は工事を継続する。
 農林水産基盤整備は1183億円、治山治水は1024億円といずれも横ばい。農業分野では、台風や集中豪雨など激甚化する災害対策として排水施設の整備を進める。ダム事業では平取ダム(日高管内平取町)を21年度中に完成させる。
 アイヌ民族関連は20年度当初(同)と同額の16億円を計上。胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」は年間来館者数100万人を目指し、新型コロナウイルス感染対策を講じた体験プログラムを拡充する。
 国土強靱(きょう じん)化計画に伴う臨時・特別措置は20年度で終了した。政府は21年度に開始する新しい5カ年計画の初年度分を含む2039億円を20年度第3次補正予算案に計上。21年度当初と同補正を合わせた総額は7757億円となり、20年度の当初と19年度補正の合計7711億円を上回る。(加藤千茜、酒井聡平)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/493938

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アイヌ文化はヨーロッパにどう伝えられたか 『アイヌ文化へのまなざし』展 

2020-12-22 | アイヌ民族関連
太田出版ケトルニュース 2020年12月21日 16:00
12月22日(火)より、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館にて、『アイヌ文化へのまなざし-N.G.マンローの写真コレクションを中心に-』が開催される。
この展覧会は、アイヌ文化を研究したスコットランド出身の医師・ニール・ゴードン・マンロー(1863~1942)が、アイヌ文化をヨーロッパにどのように伝えたのかを検証するものだ。インド航路の船医だったマンローは、1891年に日本に到着し、長らく医師として働きながら、1905年に三ツ沢貝塚(横浜市神奈川区)を発見。その後も医師を続けながら考古学研究に勤しんだが、アイヌ文化に深い興味を持ち、1930年に北海道の二風谷に移り住んで、アイヌ文化研究に晩年を捧げた。
会場では、マンローがアイヌ研究の過程で作成した写真資料や、クマの魂を神の国に送る儀式(イヨマンテ)の映画フィルムを、マンロー自身が残したテキストとあわせて展示。踊り、織り物、ござ編み、熊獲りの仕掛け、彫刻などアイヌ風俗の写真、自然の物を使って作られた生活道具、漁や猟に使う道具などを紹介するほか、マンローが編集した映画「The KAMUI IOMANDE」の短編が上映される。
『アイヌ文化へのまなざし-N.G.マンローの写真コレクションを中心に-』は、2020年12月22日(火)~2021年5月9(日)まで、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市城内町117 「京成佐倉駅」徒歩15分)にて開催。開館時間は、2月まで9:30~16:30、3月からは9:30~17:00。休館日は月曜日(休日の場合は開館し、翌日休館)、12月27日~1月4日。料金は一般600円。
※このページの画像はサイトのスクリーンショットです
https://www.excite.co.jp/news/article/OhtaBooks_015501/

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もういくつ寝ると♪ 全国の凧ずらり、京都・福知山で展示

2020-12-22 | アイヌ民族関連
京都新聞 2020/12/21 11:00

色彩豊かな日本各地のたこが並ぶ会場(京都府福知山市猪崎・市児童科学館)(京都新聞)
 日本各地の伝統的なたこを集めた展示が、京都府福知山市猪崎の市児童科学館で開かれている。色彩豊かで個性的なデザインのたこが会場を彩り、新春のムードを高めている。
 2011年に全国のたこを収集していた市民から寄贈を受け、正月の時期に合わせて毎年開催。今年は21都道府県の42種類113点を紹介している。
 会場には、「あっかんべー」の顔などを表現した静岡県の「横須賀凧(たこ)」やアイヌをテーマにした北海道の「蝦夷凧」が並ぶ。立体的にチョウやハチをかたどった愛知県のたこ、干支(えと)を描いた高知県のたこ、カッパやひな人形を描写した福岡県のたこなども展示され、来館者が見入っている。
 1月24日まで。午前9時〜午後5時。入館料が必要。12月28日〜1月1日と水曜は休館。
https://news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20201221091631.html

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