先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

国際映画祭で注目されている『Future is MINE -アイヌ、私の声-』 監督を務めた富田が奨励新人賞を受賞!

2020-12-03 | アイヌ民族関連
JIJI.COM 2020年12月3日(木)
[3 Minute inc.]
- 第36回ATP賞テレビグランプリ 奨励新人賞 -
 株式会社3ミニッツ(本社 : 東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO : 松田昌賢、グリー株式会社100%子会社、以下「3ミニッツ」)が運営するファッション動画マガジン「MINE(マイン)」にて制作した、女性のエンパワーメントを目的とする短編ドキュメンタリー『Future is MINE -アイヌ、私の声-』の監督を務めた富田が、「第36回ATP賞テレビグランプリ」にて奨励新人賞として選出されたことをお知らせします。
“Short Shorts Film Festival & Asia 2020”、 “ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020 Powered by Hulu”と“Japan Connects Hollywood 2020” でのOfficial Selectionに続き、『Future is MINE -アイヌ、私の声-』の監督を務めた富田大智が「第36回ATP賞テレビグランプリ」にて奨励新人賞に選出されました。受賞式の模様は12月1日(火) 17時~にNHK BS プレミアムにて放送予定。
(※) 放送は予告なく急遽変更する場合がございますのでご了承ください。
◾︎ 審査講評 コメント
現代に生きる多くの人にとってあまり身近な存在ではない「アイヌ」を、映像美とスタイリッシュな編集によって見やすい形で提示してくれた作品。また対象者が実際にフロリダの原住民と触れ合いアイヌのアイデンティティを強めるというストーリー構成は、アイヌ民族をよりグローバルな目線で伝えるだけでなく、民族・人種の垣根を超え世界誰しもが持つ「自分のアイデンティティ」という普遍的なテーマとも連動した。
-岩崎 マリエ氏
◾︎ 監督 コメント
この度はこのような賞を頂き、誠にありがとうございます。
制作したドキュメンタリーが人に届いているという実感を得られるのは幸せなことです。今作は多くの方に嬉しい感想も頂きました。
本作の主役である萱野りえさんと初めてお会いして、お話を伺った時に感じたのは、萱野さんの物語が普遍的で、多くの人が自分ごととして共有できるものであるということです。なので、あくまで主軸は萱野さんに、その物語の中心に萱野さんのルーツであるアイヌがある、というバランスを意識しました。萱野さんには、人生の一部をカメラの前で見せてくださったことを改めて感謝したいと思います。
◾︎『Future is MINE -アイヌ、私の声-』 作品概要
北海道・二風谷に住むアイヌの女性、萱野りえさんは、アイヌが多く暮らす北海道・阿寒湖に生まれ、アイヌの唄や踊りに囲まれて育ちました。成長してゆく中で、アイヌである自分を嫌になったことがありましたが、信頼できる友人との出会いをキッカケに、アイヌ語で歌うボーカルグループ「MAREWREW」の一員として、再びアイヌ文化と共に歩み始めます。しかし、自分の活動に限界を感じ、いつしか自信を失っていったのです。
結婚・出産を経験し、めまぐるしく過ぎゆく日々の中で、時間に限りがあることに焦りを感じたりえさん。一瞬立ち止まったときに湧き上がってきたのは、やはり自分のルーツであるアイヌへの想いでした。そんなとき、米国フロリダ州南部に居住する先住民・セミノール族の人々との交流するチャンスが訪れます。同じ先住民として独自の文化を持つ彼らの姿に、彼女は何を学び、何を見出したのでしょうか。
Future is MINE -アイヌ、私の声-
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=QQPqHGG5NGc&feature=youtu.be
◾︎ 出演者プロフィール
萱野 りえ
北海道の阿寒湖アイヌコタン(現釧路市阿寒町阿寒湖温泉)の生まれ。アイヌの学者であり、アイヌ神話の翻訳者である山本多助氏を祖父に持ち、アイヌ古式舞踊などアイヌ文化に触れながら育つ。アイヌ文化の担い手を育てる札幌大学「ウレシパクラブ」(※)第1期生、アイヌ民族文化財団「伝承者育成事業」の第3期生として自らアイヌ文化を学び、アイヌ語で歌うボーカルグループ「MAREWREW」の一員としても活躍。
現在は、同じアイヌの血を引く夫との間に一女をもうけ、北海道平取町にてゲストハウスで働きながら、アイヌ文化の普及に努めている。
(※) 「シ」は、アイヌ語のカタカナ表記では字体を小さくします。
◾︎ 監督
富田 大智
CM、MVなどのプロダクションマネージャーを経て、株式会社3Minuteへ。WEBCMやブランデッドコンテンツの演出やショートドラマでの脚本、監督を務める。今作は『Future is MINE アイヌ、私の声』を監督し、ATP賞テレビグランプリ奨励新人賞受賞。
現在は、初の短編映画監督作『秘密のフレグランス』の制作支援クラウドファンディングを実施中。
https://camp-fire.jp/projects/view/338458
◾︎ エグゼクティブプロデューサー
チュック ベッシャー
神戸市生まれ、日本国籍。これまで外資系企業などで、政策渉外・マーケティング・メディア・エンタメのプロデュースに携わり、株式会社3Minuteのエグゼクティブプロデューサーに就任。2017年にFuture is MINEを発起。コロンビア大学 国際関係・公共政策大学院(School of International and Public Affairs)、日本問題及びインターナショナル・コミュニケーション専攻にて修士課程修了。
◾︎ Future is MINEとは
Future is MINEは、女性のエンパワーメントを応援するドキュメンタリーコンテンツです。
「幸せは自分で決める」をテーマに、自ら未来を切り開きたいと願う女性たちが、旅や人々との交流を通して成長する様子を描き出します。
女性の社会進出が叫ばれる昨今。自分らしく生きたいと願うものの、様々な障害に直面し、なかなか一歩を踏み出せない女性たちが多くいるのも事実です。自分の将来や混沌とした社会に不安を抱えている女性たちの共感を呼び、さらには、自分らしく輝く未来へと後押しするコンテンツを目指します。
◾︎ ATP(全日本テレビ番組製作社連盟)賞テレビグランプリとは
ATPでは、製作会社の社会的機能を高め、制作スタッフ一人ひとりの情熱や気概に応えるために、創り手である製作会社のプロデューサーやディレクターが自ら審査委員となって優れた作品を選ぶ、日本で唯一の賞として1984年に「ATP賞」を創設しました。
ドラマ部門、ドキュメンタリー部門、情報・バラエティ部門の3つのジャンルで作品を募集し、毎年100本を超える応募作品の中から、グランプリ、最優秀賞、優秀賞などが選ばれます。
◾︎ 第36回ATP賞テレビグランプリ受賞式放送詳細
放送日時: 12月1日(火) 17時~
放送局: NHK BS プレミアム
ATP公式ウェブサイト: http://www.atp.or.jp/
※放送は予告なく急遽変更する場合がございますのでご了承ください。
企業プレスリリース詳細へ (2020/12/01-15:48)
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000134.000011770&g=pr

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国連で「大学は沖縄の遺骨返還を」松島教授が声明 研究者持ち去りと対応批判

2020-12-03 | ウチナー・沖縄
琉球新報 2020年12月2日 12:32
オンラインで声明を発表する松島泰勝龍谷大教授
 1928~29年に旧帝国大学の研究者によって沖縄から持ち出された遺骨が返還されていない問題で、松島泰勝龍谷大教授が1日、国連で遺骨の返還を求める声明を発表した。
 松島教授は遺骨の返還運動に取り組む沖縄の市民団体「ニライカナイぬ会」の共同代表として、スイスのジュネーブで開かれた国連「先住民族の権利に関する専門家機構」にオンラインで登壇した。
 声明はニライカナイぬ会が、国連NGO市民外交センターと共同で提出した。遺骨を保管する京都大学が現在も沖縄側に返還していないことを批判した。台湾大学は遺骨を返還したものの、移管された県教育庁が再風葬を拒否していることを「先住民族の権利に関する国連宣言」第12条(宗教的伝統と慣習の権利、遺骨の返還)に反していると指摘した。その上で研究機関が遺骨を持ち去り、保管し、研究に利用することを批判した。新型コロナウイルス感染症の影響についても、琉球遺骨返還請求訴訟(京都地裁で係争中)で口頭弁論が延期されるなど「国際法で保障された権利の行使を大きく阻害している」と訴えた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1234870.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ民族の技術に迫る ウポポイ博物館初のテーマ展示 素材の詳細、CTで分析

2020-12-03 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/02 21:18

 【白老】1日から始まった国立アイヌ民族博物館の初のテーマ展示「収蔵資料展 イコロ―資料にみる素材と技―」では、アイヌ民族の生活道具や衣装を素材に注目したテーマ別で展示している。エックス線コンピューター断層撮影装置(CT)などを用いた分析結果から、これまで知ることができなかったアイヌ民族の技術や素材の詳細を知ることができる。
 来年5月23日まで3期に分けて同館が所蔵する約1万点の資料の中から一部を入れ替えながら、約80点ずつ展示する。「センカキ・アットゥシ(布)」「シキナ(ガマ)」「ニ(木材)」「ウッシ(漆)」「カニ(金属)」「カンピ(紙)」の6テーマ。
 「センカキ・アットゥシ」では、アイヌ民族が儀礼の際に着用する木綿や樹皮から作られた衣服を展示。CTの断面図から分析した刺しゅうの縫い方や製作方法を解説する。学芸員は「美しさだけではなく、高い技術についても知ってほしい」としている。
 「シキナ」はござについて、CT画像から分析した編み方のほか、クルミやイチイなどの植物を煮て赤や黒の染料を作る過程を紹介する。
 漆、金属のコーナーはアイヌ民族が儀礼で使用したタカイサラ(天目台)とトゥキ(杯)と呼ばれる漆器のほか、金属の装飾が施されたイコロ(宝刀)などが並ぶ。アイヌ民族は金属を交易で入手しており、金属の種類を分析することで当時の交易の様子などを知る手がかりになるという。
 「カンピ」では、アイヌ民族で言語学者の故知里真志保(ちりましほ)が研究で聞き取ったアイヌ民族の物語の直筆原稿などが展示されている。学芸員によると直筆原稿の展示は珍しいという。
 博物館の佐々木史郎館長は「祖先の技や素材を知ることで知識や技術を後世に伝えることができる。多くの人に素晴らしい技の一端に触れてほしい」と話している。(斎藤佑樹)
★イコロのロは小さなロ、アットゥシのシは小さなシ
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/487697

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「日本のかたち ―芹沢銈介が集めた日本工芸―」開催

2020-12-03 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/02 17:30
静岡市生まれの染色家・芹沢銈介(人間国宝)が集めた日本工芸約250点を紹介
2020年12月2日
静岡市
 静岡市立芹沢銈介美術館は、静岡市葵区生まれの染色家・芹沢銈介(人間国宝)の4500点におよぶ工芸品のコレクションの中から、250点の日本工芸を特集した企画展「日本のかたち ―芹沢銈介が集めた日本工芸―」を、12月9日(水)~ 2021年3月21日(日)の期間、開催いたします。
 本展は、全国各地の小絵馬や郷土玩具、やきもの、漆器、木工、家具、また染織品からはアイヌの厚司、東北の刺子着、沖縄の紅型までが勢ぞろいします。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202012028035-O6-bP023I2C】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202012028035-O5-x9Y4rOVZ】
本展の見どころ
①優れた審美眼を持つ芹沢銈介が収集した、選りすぐりの工芸品250点を展示。
 静岡市葵区出身の芹沢銈介は世界的な染色家で、優れた審美眼を持つ収集家の一人であり、戦後の骨董界のスーパースターとしても知られています。自らが“もうひとつの創造”と呼んだ芹沢の収集は、様々なジャンル、時代、国籍のものが含まれ、そこには芹沢の個性や創造性が色濃く表れています。本展では、芹沢銈介美術館で所蔵する4,500点にも及ぶ収集品の中から、工芸品にスポットを当て、選りすぐりの250点を一堂に展示します。全国各地の小絵馬や郷土玩具、やきもの、漆器、木工、家具、また染織品からはアイヌの厚司、東北の刺子着、沖縄の紅型まで勢ぞろいします。
②芹沢が日本各地の風景や人物に取材した型染の代表作が一堂に。
 芹沢銈介は、自身の目で見た日本各地の風景や人物を型染で表現しました。本展では、展示室の前半に「小川紙漉村文着物」「御滝図のれん」「沖縄風物文着物」など代表作60点を展示します。芹沢の目を通した日本の風景(日本のかたち)をぜひご覧ください。
③高い評価を受け、収集の原点となった小絵馬コレクションの名品が登場。
 芹沢銈介の収集の原点となったのは小絵馬でした。24歳のころから始めたという小絵馬の収集は、 その質の高さから、民藝運動の父・柳宗悦にも高く評価されました。メインビジュアルで使用している写真は、青森県八戸市の「南部小絵馬」。躍動する馬が見事に表現されている名品です。
「日本のかたち ―芹沢銈介が集めた日本工芸―」開催概要
タイトル:日本のかたち ―芹沢銈介が集めた日本工芸―
概  要: 収集家としても知られる芹沢銈介。4500点におよぶ工芸品のコレクションの中から、
      日本工芸を特集します。全国各地の小絵馬や郷土玩具、やきもの、漆器、木工、家具、
      また染織品からはアイヌの厚司、東北の刺子着、沖縄の紅型までが勢ぞろい。
      独自の目で集めた日本工芸250点をお楽しみください。
      展示室の前半には、「小川紙漉村文着物」「御滝図のれん」「沖縄風物文着物」など
      日本各地の風景や人物に取材した代表作60点を展示します。
会  期:2020年12月9日(水)~ 2021年3月21日(日)
休 館 日 :毎週月曜日、祝日の翌日、年末年始
開館時間:9:00~16:30
会  場:静岡市立芹沢銈介美術館(〒422-8033 静岡県静岡市駿河区登呂五丁目10-5)
アクセス:JR「静岡駅」南口より、しずてつジャストライン「登呂遺跡」行き乗車、
     終点「登呂遺跡」にて下車、徒歩約4分。
観 覧 料 :一般420(370)円、高校生・大学生260円(200)円、小学生・中学生100(80)円
     ※()内は30名以上の団体料金
     ※静岡市内に在住または静岡市内の小・中学校に在学中の小・中学生は、無料。
     ※市内在住の70歳以上の方、各障がい者手帳の交付を受けている方とその介助者1名は無料。
WEBサイト:https://www.seribi.jp/
問い合わせ:静岡市立芹沢銈介美術館 電話 054-282-5522
公式twitter:静岡市立芹沢銈介美術館(@seribi_shizuoka)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202012028035-O7-KxEEcELw】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202012028035-O4-N9Zc5Zbn】
●静岡市立芹沢銈介美術館について
明るいのに静か。なつかしいのにモダン。
芹沢銈介に出会う場所。
 静岡市立芹沢銈介美術館は、染色界の重鎮・芹沢銈介より、郷里の静岡市に作品とコレクションが寄贈されたのを機に、弥生時代の遺跡として有名な登呂公園の中に建設されました。1981年の開館以来様々な企画展示、作品の保存収集、調査研究を通して、芹沢の芸術を広く紹介し、その偉業を後世に伝えるべく活動を続けています。わが国では珍しい染色作家の美術館として、日本内外から多くの染色ファンを集めています。
 また、建築家・白井晟一の設計による建物も訪れる人々の注目
する所です。弥生時代の遺跡として名高い登呂公園の一隅に位置し、その遺跡の雰囲気に自然に融け込むように、石、木、水という天然素材を選んで構成されたこの建物は、白井晟一の個性が遺憾なく
発揮された代表作です。石を積み上げた量感ある外壁。ゆるやかな銅板葺きの屋根。そして手斧の跡も温かい白木の楢材の組天井を
持つ展示室が池を巡るように配されて、鑑賞の場にふさわしい、ゆったりとした空間を演出しています。美術館のキャッチコピーは“明るいのに静か。なつかしいのにモダン。芹沢銈介に出会う場所”。ぜひ心と体を癒してください。
 附属施設として、芹沢の住居と工房があった東京・蒲田から移築した「芹沢銈介の家」があり、毎週日曜日、祝日に公開しています(8月は毎週土曜日も公開)。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202012028035-O2-izRu3Jli】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202012028035-O1-HdG9M147】
●静岡市生まれの染色家・芹沢 銈介(静岡市名誉市民)について
 芹沢銈介は、1895年静岡市葵区本通に生まれました。
 東京高等工業学校(現・東京工業大学)工業図案科卒業後、
生涯の師である柳宗悦と、沖縄の染物・紅型(びんがた)に出会ったことを契機に、型染を中心とした染色の道を歩み始めます。
 芹沢には色彩と模様に対する天与の才能があり、従来の染色の
枠組みにとらわれない、新鮮で創意あふれる作品を次々と制作しました。芹沢は非常に多作で、また染色にとどまらない幅広い仕事をしましたが、生涯を通じて明快かつ温和な作風を貫いており、
多くの人々に愛好されました。
 その評価は国内にとどまらず、1976年にはフランス政府から 招聘をうけてパリで大規模な個展を行い大成功をおさめました。
1956年に重要無形文化財「型絵染」の保持者として人間国宝に認定、1967年に静岡市名誉市民に選ばれ、また1976年には文化功労者となり、1984年4月、88歳で惜しまれつつ永眠しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202012028035-O3-QsCHhICN】
プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/202012028035
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/487627

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ民族「政府が人権侵害」 国連オンライン会議 関連4団体が声明

2020-12-03 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/02 05:00

国連の会議を前に札幌市内で記者会見し、声明を読み上げる木村さん
 アイヌ民族の遺骨返還問題に取り組む団体の関係者が1日、国連の先住民族の権利に関するオンライン会議に参加した。日高管内平取町の「平取アイヌ遺骨を考える会」の木村二三夫共同代表は「日本政府によるアイヌ民族への深刻な人権侵害は続いている」などとする声明を提出した。
 会議は国連内に設置された「先住民族の権利に関する専門家機構」の会合。毎年1回、スイス・ジュネーブで開かれていたが、今年は新型コロナウイルスの影響で、オンラインでの開催になった。
 声明は、平取アイヌ遺骨を考える会と、研究者らでつくる「アイヌ政策検討市民会議」など計4団体が連名で提出。声明は英語と日本語で、移住や同化を強いられたアイヌ民族の権利回復が不十分で、差別も解消されていないと強調。また人道に最も反する案件の一つは遺骨問題と指摘。大学が収集した遺骨の返還に関してもアイヌ自身による訴訟で実現したもので、大学からアイヌ民族に謝罪がなく、日本政府の支援も十分ではないと批判した。声明は会議で受理された。国連の会合でアイヌ民族が声明を出すのは2015年以来。
 会議を前に札幌市内で記者会見し、英語で声明を読み上げた木村さんは「国内外で理解が広がってほしい」と話した。(田鍋里奈)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/487337

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文化庁長官表彰に道内から3人

2020-12-03 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/01 18:39
 文化庁は1日、文化の振興や海外発信に貢献したとして、本年度の文化庁長官表彰に歌手の小林幸子さん、俳優の千葉真一さんら76個人1団体を選んだと発表した。道内関係者は3人が選ばれた。表彰式は17日、東京で行われる。道内関係者は以下の通り。(敬称略)
 ▽貝沢徹=アイヌ伝統工芸家、木彫家(日高管内平取町)▽石川みはる=日本バレエ協会北海道支部相談役(札幌市)▽西田香代子=北海道アイヌ協会優秀工芸師、刺しゅう作家(釧路市)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/487219

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経済産業大臣表彰に選ばれたアイヌ伝統工芸家 貝沢守(かいざわ・まもる)さん

2020-12-03 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/01 10:42
経済産業大臣表彰に選ばれたアイヌ伝統工芸家 貝沢守(かいざわ・まもる)さん
 アイヌ民族の伝統的工芸品の作家たちでつくる二風谷民芸組合(日高管内平取町)の代表。本年度の経済産業大臣表彰(功労賞)に選ばれ、10月に東京で行われた表彰式に出席した。1984年に同表彰に追加された伝統工芸分野で、道内からは初の受賞。「アイヌ工芸の認知度向上や工芸技術の発展につながれば良いです。活動の幅を広げながら、一層制作に励みたい」
 平取町出身。木彫職人の父守幸さんを12歳で亡くすまで、その背中を見て育った。同管内日高町の富川高卒業後、苫小牧市の職業訓練校や札幌市の電気工事会社を経て、21歳で母親が営んでいた実家の工芸店「貝沢民芸」に入った。「脈々と継承されるアイヌ工芸を途絶えさせたくない」と木彫りに打ち込み、地元の木彫家の助言も受けながら、独学で技術を高めてきた。
 経産省が2013年に伝統的工芸品に指定した、木彫りを施した盆「二風谷イタ」のほか、動物などをかたどった多様な木彫作品や楽器を制作する。作品にあしらわれているアイヌ文様のモレウ(渦巻き)やラムラムノカ(うろこ)は精緻で、その完成度の高さは高く評価されている。胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」にもイタが展示されている。
 工芸家の高齢化と後継者不足という平取町の課題克服のため、若手工芸家や小中高生の指導にも力を注ぐ。「アイヌ文様は洗練され、配置などに職人の個性が現れるところが魅力です。これからも工芸技術を次世代に伝えていきたい」。55歳。(川崎博之)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/486973

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SGEC森林認証取得に伴うアイヌ民族への意見・要望について

2020-12-03 | アイヌ民族関連
森町HP 2020年12月1日
アイヌの人々及び関係団体の皆様へ
 当町の適正な森林管理と森林資源の拡充を図るため、町有林と森林経営計画を樹立している私有林を対象にSGEC森林管理認証を取得し、当町の適正な森林管理に努めています。
 森林認証とは、適正に管理された森林とその森林から産出した木材に対し、第三者機関が評価・認証を行い、持続可能な森林の利用と保護を図ろうとする制度です。その中で、当町においては、昨年度施行された「アイヌ施策推進法」の趣旨を踏まえ、先住民族であるアイヌの人々の生活や文化及び慣習等の保全に配慮する観点から、認証森林の取扱いに関するアイヌの人々の意見・要望を受け付けます。
 つきましては、以下の森林管理計画の概要について、ご意見、ご要望等をお寄せいただくようお願いします。なお、ご要望があれば、内容説明のためご訪問させていただきます。
 また、意見・要望の申出期日は、令和3年2月5日(金)までとします。
-森林管理計画の概要-
1 森林認証の取得面積
  町有林4,935ha、私有林1,405ha 合計6,340ha
2 森林管理の方針
  地球温暖化の防止、水土保全、生物多様性の保全などに努め、持続可能な森林経営を目指す。
3 森林施業の実施
  森林所有者が樹立する森林経営計画及びSGEC森林認証に要する森林管理マニュアル等に基づき、適正に森林施業を実施する。
お問い合わせ
農林課
林務係
電話:01374-7-1086
https://www.town.hokkaido-mori.lg.jp/docs/2020120100013/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、世界中で4000万人以上が現代的な形態での奴隷制にさらされていると発表した。事務総長のメッセージは国連のホームページに掲載されている。

2020-12-03 | 先住民族関連
Sputnik 2020年12月02日 18:25
グテーレス氏は、「(4000万人以上のうち)女性と女児が71%を占めている」と指摘している。今日の奴隷制度は、児童労働、家庭内奴隷の他、搾取を目的とした人身売買、強制結婚や、武力紛争下での子どもの強制徴用、借金地獄、強制労働の形で表れているという。
同氏は、貧困層や社会的に疎外されたグループ、特に人種・民族的マイノリティ、先住民族、移民は現代の奴隷制の最も脆弱な存在だと指摘している。
国連の専門組織である世界保健機構(WHO)は最近、アフリカの人々にとって新型コロナウイルスよりも危険な病気について発表している。
https://jp.sputniknews.com/world/202012027984274/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国道16号沿い好んで住む人が多いのは当然な訳

2020-12-03 | 先住民族関連
東洋経済 12/1(火) 15:01
 首都圏の郊外を走る330キロの環状道路、国道16号線。
 (注:横須賀市走水と富津市の間は海上区間。「東京湾口道路」でつなぐ計画があったが凍結中。東京湾フェリーが実質的な代替手段として海をつないでいる)
 この道が走る地域から誕生した、世界的に有名なゲームと生き物がいる。創造したのは、1965年生まれで国道16号線エリアの町田市で少年時代を過ごした1人の男の子だ。
 彼は、町田郊外に豊富にあった(今もある)雑木林でカブトムシやクワガタを捕まえるのが大好きだった。捕まえるだけではなかった。どうやったらクワガタを長生きさせられるか、ずっと友達でいられるのか。飼育と観察を熱心に行った。夢は昆虫博士である。
 1970年代後半、町田郊外の自然の多くは開発され、住宅や街に変貌した。カブトムシやクワガタの代わりに別の「生き物」が現れた。住処は雑木林ではなく、喫茶店の片隅のブラウン管の中だ。生き物の名は「インベーダー」。男の子はインベーダーゲームに出会い、一気にゲームの世界へのめり込み、長じてゲームソフト会社をつくった。
 大人になった男の子は、1996年にひとつのゲームを完成させる。かつて雑木林でカブトムシやクワガタを捕まえたドキドキを、友達と交換したり戦わせたりしたワクワクを昇華させた。
■16号線エリアで育った少年の体験がゲームに
 「ポケットモンスター=ポケモン」である。男の子とはポケモン生みの親の田尻智のことだ。
 以上は小学館の「学習まんが人物館」シリーズ『ポケモンをつくった男 田尻智』(小学館)からの要約だ。同書には、ポケモンの原型となる「カプセルモンスター」の企画書の内容についてこう記されている。
 「主人公は未知の生物を求めて冒険の旅に出る。」「それぞれの生物の生態を研究する。」「その習性に合わせた捕獲法を実験する。」「捕獲したものを飼育する あるいはコレクションする。」「持ってないものはクラスの友達と「交換」で手に入れる」
 16号線エリアで育った昆虫少年時代の体験を、田尻は素直にゲーム化した。それがポケモンだったのではないか。
 ポケモンの舞台は「カントー地方」。アニメ版のポケモンで活躍する主人公のコドモ、10歳のサトシ少年は、カントー地方のマサラタウン出身だ。カントー地方には10の町があって、28本の道路でつながっている。16号線=16番道路だってある。それぞれの町は自然があったり、ダウンタウンだったり多彩なプロフィールを有し、それぞれユニークなポケモンが暮らしている。
 ゲームプレーヤーは「ポケモントレーナー」として、道路を移動し、町を渡り歩き、新しいポケモンをゲットし、育成し、自ら育てたポケモンで他のトレーナーのポケモンとバトルしたり、交換したりする。
 ポケモンのゲームの世界から、現実の16号線に戻ってくると、共通点がいっぱい見えてくる。
 いくつもの街を道がつなぎ、それぞれのエリアには異なる街と異なる自然がある。田尻の育った町田市には、ホタルが飛ぶ鶴見川源流域の豊かな森と谷があり、神奈川・横須賀や千葉・富津に足を伸ばせば、三浦半島、房総半島の美しい海辺が目の前に広がっている。野田や川越あたりは、江戸川や荒川の河川敷が横切っている。
 ポケモンが、日本の子供達のみならず、世界中の子供達の心を掴んだ理由。そのひとつに、おそらくゲームプレーヤーが動き回る「舞台」装置に魅力があるから、とは考えられないだろうか。
 そこで、このゲームを産んだ田尻智の育った16号線エリアの土地、地形に思いをはせてみる。
■16号線エリアには3万年以上前の足跡がある
拙著『国道16号線 「日本」を創った道』でも詳しく解説しているが、国道16号線エリアには、この道が実際に貫通する1963年より遥か昔から、3万年以上前の旧石器時代から、日本にやってきた人類の足跡が営々と残っている。縄文時代でいうと、東京湾沿いに日本最多数の貝塚が見つかり、古墳時代には16号線の北側の埼玉に関東最大の古墳群があった。
 奈良時代以降は、朝廷に献上する馬を育てる牧がたくさん存在し、関東武士団が形成され、源頼朝の蜂起も16号線エリアの武士たちが後押ししたから成功した。鎌倉幕府も16号線エリアである。室町時代に武将が群雄割拠し、戦国時代への突入の端緒を開いた主な舞台もこの地域だった。
 江戸幕府末期から生糸貿易が日本の近代における最大の産業となったときも16号線エリアの横浜港と生糸集積地の八王子が重要な拠点であり、富国強兵の拠点として開発されたのも16号線沿いの横須賀港であった。軍用の航空基地も16号線沿いの台地に建設され、戦後それらが、米軍基地になった。
 高度成長期には、膨張する東京の人口を吸収するニュータウンがこの道沿いに次々と生まれ、16号線自体は、首都圏と日本の経済活動を支える大動脈となった。バブル崩壊後は、モータリゼーションに対応した、郊外型ショッピングモールやディスカウントショップの誕生と発展の道となり、そしていま、また子育て世代の人口が増えつつある。
 旧石器人を呼び寄せた16号線エリアからは、数えきれないほどのコドモたちが育ち、大人になった。縄文人も、弥生人も、古墳時代の人も、渡来人も、武士も、殿様も、町民も、農民も、商人も、サラリーマンも、いまポケモントレーナーである現代のコドモたちも、だ。
 なぜ、この道に古代からずっと今に至るまで人が集まり続けたのだろうか?  
 実は、もっとも人が暮らしやすい「地形」を、地理的な条件を16号線エリアはたまたま備えていた。
 それは、「見晴らしが良くて」「谷があって」「近くに海や大きな川がある」。これが16号線エリアの地形の特徴である。
 16号線が通っているのは、三浦半島と房総半島という2つの半島と、あとは東京湾をぐるりと取り囲む6つの台地の縁である。三浦半島の台地、下末吉台地、相模原台地、武蔵野台地、大宮台地、下総台地。台地の横には、相模川、鶴見川、多摩川、荒川、江戸川、利根川という一級河川が流れ、東京湾や相模湾、太平洋に流れ込む。
 台地や丘陵の縁には、雨水の力で必ず小さな谷ができる。谷の源流からはきれいな水が流れ出し、山を削り、湿原が広がる扇状地をつくり、川の流れはより大きな川や海につながる。山と谷と湿原と水辺がセットの「小流域」が延々と連なっている。「地形」という視点で眺めると、16号線エリアは、こうした「小流域」の連なりなのだ。
■人類は「小流域」地形を好み選んできた
 人類は、この「小流域」地形を好んで選んで暮らしてきた。日本のみならず、世界中で。
 特定の場所に対する人間の「愛」について、進化生物学者のエドワード・O・ウィルソンは、『生命の多様性』(岩波書店、1995)のなかでこう述べている。
 「動物の種はすべて、その成員にとって安全と食物の両方の面で好適な生息場所を選ぶ」と。そしてウィルソンは生き物の一種である人間もその例外ではない、と力説する。では、私たちはどんなところを好んで選ぶのか。ウィルソンによればこんな場所だ。
 「ほとんどの民族は、水辺にあって樹林草原が見下ろせる突出部を好んで住みかとする」。そのような高みには権力を持ち裕福な者の住居や偉人の墓、寺院、議事堂、民族の栄光を記念する碑などがよく立っているものだ。このような地勢は隠れ家ともなり、周囲を見晴らして遠くから嵐や敵の勢力が近づいてくるのをいち早く発見できる、眺望のきく有利な地点でもあった」
 ウィルソンが定義した「人類という生き物」が好む地理的な条件は、まさに先ほど述べた「小流域」地形が連なる16号線に備わった地理的条件と一致する。
 見晴らしのいい山=台地や丘陵があって、谷があって、湿原があって水辺へとつながっている。まったく同じだ。
 だからこそ、アフリカからはるばるやってきた旧石器時代の人類は、「16号線エリア」という場所を好んで選んだ。その後、やってきた人々も同様だ。人々は16号線の「地形」が好きだったのである。
 『ブラタモリ』を多くの人が好むのも、都会の中の凸凹地形を見つけて楽しむ人がいるのも、もしかしたら私たちの中に潜む小流域の地形に対する「愛」と関係しているのかもしれない。
 世界中の「公園」や「庭園」を調べてみると「小流域地形」が再現されているケースがとても多い。高低差をつけて、高いところから見渡せる場所をつくり、蛇行する水の流れ、そして池=湿原をこしらえ、緑を植える。
 「小流域」単位で暮らし、大地を把握するというやり方は、世界のあちこちでみられる。
 ハワイには、先住民族の間に古くからアフプアアという土地支配の概念がある。ハワイ諸島はすべて火山島だ。島の頂点である火山のてっぺんからは、四方八方に雨水がつくりだした川が海に向かって流れ出し、いくつもの流域をつくっている。その流域それぞれを土地の単位として管理することをアフプアアと呼ぶのだ。
 水源の管理、水資源の管理、川沿いの生態系の管理、木材の管理、海の幸の管理を、それぞれのアフプアア=流域で行う。ハワイの先住民も、16号線エリアの先人たちも、同じような土地の愛し方をし、同じような暮らしをしていたのだ。流域単位で土地を愛し、利用し、暮らすのが、世界共通だったことがこれでわかるだろう。
 では、なぜ山と谷と湿原と水辺がワンセットになった小流域の地形を、人間は好むのか。それは、高台に自分たちが暮らす場所を確保でき、谷の源流できれいな水を入手でき、餌となる生き物がたくさん集まってくる、もっとも暮らすのに都合のいい場所だからだ。
 ウィルソンは、世界に先駆けて、多様な生き物が暮らす「生物多様性」の重要性を指摘した1人でもある。そのウィルソンの発想のユニークな点は、「人間には無意識に他の生命とのつながりを求めるものである」と考えたことだ。つまり、人間には自然が豊富で生き物がたくさんいる環境を愛する本性があるというのである。
 その人間の本性を、ウィルソンは「バイオフィリア(生物愛)」と呼んだ。
■16号線エリアを「旅」すると発見がある
 多様な生き物が暮らせる環境は、人間という生き物にとっても暮らしやすく、なにより他の生き物=餌の確保にも適している。人間の自然好き、生き物好きは、後天的な趣味などではない。人間が進化のプロセスで獲得した、この地球でサバイバルする上で必須の性質というわけだ。
 新型コロナウイルスという「自然」の脅威を受けたときに、多くの人間たちが選択したのがウィルソンの唱える「バイオフィリア」(生物愛)とつながる、身近な自然を愛でる行為だった、というのは興味深い。
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、遠くにいけなくなった人たちの多くが、近所の公園や緑地、河川敷や海岸を訪れるようになった。読者の中にも実際にそんな行動をとった方がいらっしゃるかもしれない。あれが内なる「バイオフィリア」が発動したせいだ、というのはいささか短絡的に過ぎるかもしれないが、16号線エリアのような、人工的で便利な都市機能と、郊外の住宅街と、そして身近な自然が同じ場所にセットで存在する、という地域は、暮らす場所として積極的に選択する層が出てくる可能性が高い。
 首都圏に暮らしている方は、よかったら一度16号線エリアを「旅」すると、いろいろな発見があるはずだ。そのとき、ぜひ商業施設やアミューズメントパーク、軍事基地ばかりではなく、自然と地形に目を向けて欲しい。このエリアの不思議と魅力は、地形が下支えしているから、と私は考えている。
柳瀬 博一 :東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 教授
https://news.yahoo.co.jp/articles/b46880eaa4d6666f20afc7a3c681dfd485b1239b

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする