北海道新聞 12/23 18:12 更新
夜間の見どころを増やして観光振興につなげようと、釧路市は幣舞橋周辺のライトアップを強化する。「KUSHIRO」の文字が照明によって浮かび上がるモニュメントを設置するほか、タンチョウなどの影絵を投影する取り組みも始め、いずれも25日にお披露目する。当日は花火大会などの催しも予定されている。
幣舞橋たもとの「ぬさまい広場」に置く文字モニュメントは木製で、ビニールでコーティング。土台を含めて高さ2メートル、横11メートルで、白い文字を土台部分からさまざまな色の光で照らす。
神戸港(神戸市)に開港150周年を記念して設置された文字モニュメント「BE KOBE」が撮影スポットとして人気を集めている事例を参考に、市は2018年度から設置を検討。鉄製では費用が1200万円かかる想定だったが、木製に切り替えて300万円に圧縮した。
影絵はアイヌ民族のカムイ(神)をテーマとし、タンチョウやヒグマなど6種。影絵用の投影機2台を用い、釧路フィッシャーマンズワーフMOO横の川沿いの歩道に映し出す。投影機は照明総合メーカー「ウシオライティング」(東京)が市に寄付し、取り付けも同社が無料で行った。
25日午後6時半から、ぬさまい広場でモニュメントの除幕式を行う。その後、影絵を投影し、7時から市内有志による花火大会が20分ほど開かれる。新型コロナウイルス感染予防策として人の密集を避けるため、花火の打ち上げ場所は非公表だが、幣舞橋周辺であれば花火は見られるという。
スマートフォンなどで撮影したモニュメントや影絵、花火の写真を提示した人へ、市内末広町と周辺の飲食店39店がドリンクなどをサービスする催しも開く。市観光振興室は「コロナ禍が続くが、夜間の見どころを充実させることも重要。飲食店にも足を延ばしてもらえたら」としている。(五十地隆造)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/495000
夜間の見どころを増やして観光振興につなげようと、釧路市は幣舞橋周辺のライトアップを強化する。「KUSHIRO」の文字が照明によって浮かび上がるモニュメントを設置するほか、タンチョウなどの影絵を投影する取り組みも始め、いずれも25日にお披露目する。当日は花火大会などの催しも予定されている。
幣舞橋たもとの「ぬさまい広場」に置く文字モニュメントは木製で、ビニールでコーティング。土台を含めて高さ2メートル、横11メートルで、白い文字を土台部分からさまざまな色の光で照らす。
神戸港(神戸市)に開港150周年を記念して設置された文字モニュメント「BE KOBE」が撮影スポットとして人気を集めている事例を参考に、市は2018年度から設置を検討。鉄製では費用が1200万円かかる想定だったが、木製に切り替えて300万円に圧縮した。
影絵はアイヌ民族のカムイ(神)をテーマとし、タンチョウやヒグマなど6種。影絵用の投影機2台を用い、釧路フィッシャーマンズワーフMOO横の川沿いの歩道に映し出す。投影機は照明総合メーカー「ウシオライティング」(東京)が市に寄付し、取り付けも同社が無料で行った。
25日午後6時半から、ぬさまい広場でモニュメントの除幕式を行う。その後、影絵を投影し、7時から市内有志による花火大会が20分ほど開かれる。新型コロナウイルス感染予防策として人の密集を避けるため、花火の打ち上げ場所は非公表だが、幣舞橋周辺であれば花火は見られるという。
スマートフォンなどで撮影したモニュメントや影絵、花火の写真を提示した人へ、市内末広町と周辺の飲食店39店がドリンクなどをサービスする催しも開く。市観光振興室は「コロナ禍が続くが、夜間の見どころを充実させることも重要。飲食店にも足を延ばしてもらえたら」としている。(五十地隆造)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/495000