今回の旅は、「大和路の田園・里山巡り」です。
ここは奈良県・宇陀市・榛原萩原です。
「宇陀市・玉立(とうだち)棚田」です。
玉立と書いて「とうだち」と読みます。
神武伝説から名前が付いたとも言われています。
金の鳶が神武天皇の杖に止まって立ったので(トビタチ→とうだち)とか。
玉立橋の上から撮りました。
棚田は玉立橋を中心に香酔川に沿うように上流にも広がっています。
玉立橋を車で通過している分には全く存在すら感じさせない隠れた棚田です。
刈り入れは既に終わっていました。
刈入の後のわだちが印象的でした。
「宇陀(うだ)という地名自体は万葉の時代から存在し、
万葉歌人・柿本人麻呂が
現在の大宇陀の阿騎野で
「東の野にかぎろひの立つ見へて返り見すれば月傾きぬ」
という秀歌を詠んだことは非常に有名です。
今日は二十四節季の「秋分」です。
昼と夜の長さが等しくなります。