6月上旬、長野県の飯縄高原で学生時代のマンドリンクラブの同窓会があった。
その時に長野県北部の棚田を巡った。その報告です。
ここは長野市・大岡甲・下栗尾です。
「下栗尾の棚田」です。
下栗尾という明るい西側の斜面の集落です。
大岡地区は、役場支所も学校も山の上にあります。
大岡地区は、空に近い村です。
栗の名前が付いているので「勝ち栗」のお話をひとつ。
栗は、古くから食べられてきた食料です。
戦国時代、栗は合戦に勝つ縁起物と考えられ、戦国無精達の出陣の儀式に欠かせないものでした。
栗を鬼皮ごと蒸した後、臼でついて実を取り出しました。
臼でつくことを「かつ」と言い、「勝ち栗」と呼ばれるようになりました。