梅雨の晴れ間を狙って、三重県、奈良県、和歌山県の棚田を巡った。
しかし晴れ間が無く、雨と霧の中の棚田巡りであった。
ここは和歌山県・那智勝浦町・井関です。
「紀伊半島豪雨の爪痕」です。
4年前、2011年9月4日和歌山県南部を襲った台風12号。
台風12号により死者22人、行方不明者18人を出した和歌山県那智勝浦町。
中でも最も 被害の大きい井関、市野々地区です。
ここで発生した土石流は、集落を飲み込んで金山谷川を流れ下り、
那智川まで達し、塞き止められた那智川は流路を変え、
洪水となって井関の集落を襲いました。
周囲には土石流の爪痕が生々しく残っています。
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