日本の棚田

日本の棚田・長野県の棚田の写真を載せてあります。
見てください

雲南省の棚田と少数民族を訪ねる旅(中国雲南省元陽県「バ達の棚田」)

2013年03月11日 07時31分27秒 | 中国
今回の旅は、中国・雲南省の少数民族の村を訪ねる旅です。
そして、世界的に有名な元陽の棚田と、見渡す限りの羅平の菜
の花畑の旅です。
長い旅をお付き合いください。
 
 
 
 
「バ達の棚田」です。第2展望台です。
棚田を潤すには1億立方メートルの水が必要だそうです。
 
 
山の一番上には森があります。森の下の辺りに村があります。
その村の下に棚田が広がっています。
 
 
山の上にある森には、広葉樹が生い茂り地面には幾筋もの溝があり、
水が流れています。
「水の木」というブナの仲間が生えています。この木は保水力があるそうです。
そして、森は神の宿る所で、木を切ることを制限しています。
 
 
この辺りは
1年中よく霧が発生しますが、霧が発生すると森に霧がさえぎられ葉に当たり、
下へ落ちて清水となります。
 
 
谷底から温かい風が吹きあがると、棚田の水蒸気を含んで霧となり、
森の木に衝突して雨となって落ちます。
その水は、まず村の水路を流れ共同の洗い場へと注ぎ生活用水として使われます。
 
 
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雲南省の棚田と少数民族を訪ねる旅(中国雲南省元陽県「バ達の棚田」)

2013年03月10日 07時26分23秒 | 中国
今回の旅は、中国・雲南省の少数民族の村を訪ねる旅です。
そして、世界的に有名な元陽の棚田と、見渡す限りの羅平の菜の花畑の旅です。
長い旅をお付き合いください。
 
 
「バ達の棚田」です。第2展望台です。
大きな馬蹄形状の谷に拓かれた棚田です。
標高は1900m前後。取り囲む山々は2200~2900m。
急峻な山容が印象的である。
 
 
展望台から眺めると、東西の幅3Km、南北の長さは6Kmの谷の
巨大な馬蹄形状の谷の斜面が一面棚田で埋めつくされている。
 
 
仮に棚田の最上部から谷底までの標高差を1200m、畔の高さ2m
とすると、600段以上の棚田である。
 
 
面積924h、棚田1枚の大きさを3aとすると3万枚以上。
「千枚田」ではなく、「万枚田」である。
壮観というか、言葉を失うほどの景観である。
 
 
日本にも棚田はありますが、どんなに規模が大きくても千枚田レベルといいます。
対してこちら元陽は「万枚田」の世界!
これはこの地域に住む民族・ハニ族が何年もの歳月をかけて
創造してきたといわれています。
 
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雲南省の棚田と少数民族を訪ねる旅(中国雲南省元陽県「バ達の棚田」)

2013年03月09日 07時38分23秒 | 中国
今回の旅は、中国・雲南省の少数民族の村を訪ねる旅です。
そして、世界的に有名な元陽の棚田と、見渡す限りの羅平の菜の花畑の旅です。
長い旅をお付き合いください。
 
 
「バ達の棚田」です。第2展望台です。
急な山肌にある小さな田は、山の形に沿って作られているので、
水をはった棚田は波のような模様を呈しています。
 
 
雲南省の棚田は、標高2000mまであり「天空の棚田」と呼ばれています。
稲作にとって一番大切な水は、何万枚もの棚田を潤します。
それは魔術ではないかとと思えます。
 
 
この美しい棚田は10年程前から世界遺産に登録されると言われています。
登録が遅れている理由は「?」ですが、想像しました。
世界遺産になったフイリッピンの「コルディリェーラの棚田」は1995年に
ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。
 
 
 
しかし、若者の都会流出による人手不足によって、耕作放棄された棚田の崩壊が繰り返された。
2001年には、「コルディリェーラの棚田」は危機遺産へ登録されてしまった。
 
それゆえ、ユネスコは世界遺産の登録に二の足を踏んでいるのでは??
 
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雲南省の棚田と少数民族を訪ねる旅(中国雲南省元陽県「バ達の棚田」)

2013年03月08日 07時23分06秒 | 中国
今回の旅は、中国・雲南省の少数民族の村を訪ねる旅です。
そして、世界的に有名な元陽の棚田と、見渡す限りの羅平の菜の花畑の旅です。
長い旅をお付き合いください。
 
 
髪を洗うハニ族の女性です。
洗濯物もあります。
 
 
ハニ族の棚田では、コイを飼っています。
このコイは、昔から彼らの貴重なタンパク源になっているそうです。
コイが田んぼの泥をかき回すことで除草の効果があり、
糞が肥料になります。身はもちろん食料になります。
長野県の佐久地方で、昔から一般的に行われてきた
「水田養鯉」。
ハニ族のそれととてもよく似ています。
 
 
 
 
どれをとっても同じような製品はあっても同じものはありません!
その細かい刺繍は圧巻です。
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雲南省の棚田と少数民族を訪ねる旅(中国雲南省元陽県「バ達の棚田」)

2013年03月07日 07時34分46秒 | 中国
今回の旅は、中国・雲南省の少数民族の村を訪ねる旅です。
そして、世界的に有名な元陽の棚田と、見渡す限りの羅平の菜の花畑の旅です。
長い旅をお付き合いください。
 
 
バ達の棚田」です。第1展望台です。
元陽の棚田は世界の奇跡と言えるまで壮観でした。
ハニ族が作り上げた
元陽の棚田は、他の棚田には見られない
優れた特徴が四つあります。
 
 
一つ目は、耕作面積の広大さだろう。大小様々な形状のそれぞれ異なる棚田を連綿と続く。
このような壮観な風景は
元陽でしか見られない。
 
 
二つ目は、築かれた土地の険しさです。
12~75度の斜面に棚田を作っています。日本の棚田では最大45度です。
 
 
三つ目は、段数が多く、5000段もある。
四つ目は、その標高です。棚田は谷間から海抜2000mの山上に伸びています。
山の頂上から麓までびっしりと占めています。
それも耕作放棄の棚田が皆無です。
ハニ族のお百姓さんは偉い!
 
 
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雲南省の棚田と少数民族を訪ねる旅(中国雲南省元陽県「バ達の棚田」)

2013年03月06日 07時26分09秒 | 中国
今回の旅は、中国・雲南省の少数民族の村を訪ねる
今回の旅は、中国・雲南省の少数民族の村を訪ねる旅です。
そして、世界的に有名な元陽の棚田と、見渡す限りの羅平の菜の花畑の旅です。
長い旅をお付き合いください。
 
 
「バ達の棚田」に来ました。第一展望台です。
中国語では「棚田」とはいわず「梯田」といいます。
世界の奇跡といわれておる元陽の棚田は中国国内海外のカメラマンたちの人気の観光地です。
 
 
 
傾斜約10~75度の斜面に、大小様々な形状の異なる棚田が
谷間から海抜約2000mまで登りつめ、
段数は約5000段もあり、
山の頂上から麓までびっしりと
占める水の張った水田は規模といい、
幻想的な景観でした。
 

紅河ハニ棚田」。総面積5万4千ヘクタール、
国連食糧農業機関が世界農業遺産に認定した「世界最大の棚田群」である。
 
 
 
まさに「天空の棚田」です。
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雲南省の棚田と少数民族を訪ねる旅(中国雲南省元陽県「上馬点村」)

2013年03月05日 07時32分45秒 | 中国
今回の旅は、中国・雲南省の少数民族の村を訪ねる旅です。
そして、世界的に有名な元陽の棚田と、見渡す限りの羅平の菜の花畑の旅です。
長い旅をお付き合いください。
 
 
「上馬点村」です。ハニ族の村のお散歩です。
石畳の道に沿って村を抜けるとすばらしい棚田の風景を楽しめます。
棚田の風景だけでなく、生活の臭いを感じます。
 
 
衣食住、生産労働、生活のあらゆる方面に棚田文化が、
しっかりと刻み込まれています。
棚田の稲作文化は、すでにハニ族文化の根源となったと言ってよいだろう。
 
 
ハニ族は山の中腹に住み、山に依って棚田と土塀に囲まれた家に暮しています。
家屋は石で基礎を作り、土壁を用いる。
衣服は青色が多く、男子は黒色の頭巾を被ります。
衣服は女性が藍染をし、手編みで作ります。
 
 
ハニ族は伝統的に1日2食で、お米主食とし、トウモロコシを補助的に食べます。
 
お米は白飯に炊いて食べるほか、粥、餅、ビーフン等にも加工して食べます。
 
 
ハニ族の人は お米を作るために働き、そしてお米を食べると言います。
池や田に鯉を飼い、お祝いの時に
食べます。自給自足の生活です。
 
今日は二十四節気の「啓蟄」です。
春の暖かさを感じて、冬ごもりの虫が地中からはい出るころ
 
 
 
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雲南省の棚田と少数民族を訪ねる旅(中国雲南省元陽県「上馬点村」)

2013年03月04日 07時32分11秒 | 中国
今回の旅は、中国・雲南省の少数民族の村を訪ねる旅です。
そして、世界的に有名な元陽の棚田と、見渡す限りの羅平の菜の花畑の旅です。
長い旅をお付き合いください。
 
 
「上馬点村」です。ハニ族の村のお散歩です。
細い路地の両側に日干し煉瓦を積み重ねて外壁とした
2階建の民家が建ち並びます。
台所を含む住空間がすべて2階にあり、
1階は物置になっていたり、
豚や鶏が飼われています。
 
 
ハニ族の古い民家です。
ハニ族が住む家屋は「キノコ家」と呼ばれています。
冬暖かく、夏涼しいという。
泥レンガを積み重ねた少し小ぶりの正方形の建物の上に、
茅で葺かれた円錐形の屋根が付いています。
 
 
「キノコ家」の脇でブタがのんびりと昼寝です。
 
勾配の緩い棚田が現れてきました。
等高線上に畔がきられた田んぼで畦道はしっかりと固められています。
 
 
 
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雲南省の棚田と少数民族を訪ねる旅(中国雲南省元陽県「上馬点村」)

2013年03月03日 07時29分33秒 | 中国
今回の旅は、中国・雲南省の少数民族の村を訪ねる旅です。
そして、世界的に有名な元陽の棚田と、見渡す限りの羅平の菜の花畑の旅です。
長い旅をお付き合いください。
 
 
「上馬点村」です。ハニ族の村のお散歩です。
集落の周りは棚田です。時々路地の間から棚田が見えます。
 
 
共同洗い場での洗濯風景です。
ある時は野菜を洗い生活用水として使われています。
 
1年中よく霧が発生します。
霧が発生すると森に霧がさえぎられ葉に当たり、
下へ落ちて清水となります。
その水は、村の水路を流れ共同の洗い場へと注ぎ生活用水として使われます。
 
 
洗濯後は干します。
洗濯物です。
 
 
別の共同洗い場で藍染をする女性を見つけました。
集落では布を織ることから始めて、染めること、縫うこと、刺繍する事すべて自分でします。ハニ族の女性はよく働きます。
 
 
 
 
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雲南省の棚田と少数民族を訪ねる旅(中国雲南省元陽県「上馬点村」)

2013年03月02日 07時30分09秒 | 中国
今回の旅は、中国・雲南省の少数民族の村を訪ねる旅です。
そして、世界的に有名な元陽の棚田と、見渡す限りの羅平の菜の花畑の旅です。
長い旅をお付き合いください。
 
 
「上馬点村」です。ハニ族の村のお散歩です。
2階から3人の子供たちが、日本人を恥ずかしそうに見下ろします。
3人兄弟でしょうか? 少数民族は何人も子供を持てます。
 
 
ハニ族の女の子も日本人を恥ずかしそうに見下ろします。
写真左の欄干に歯ブラシが3本。3人家族でしょうか???
 
 
狩猟ごっこです。
ハニ族の子供が我々に弓を引く真似をしています。!
鼻たれ小僧です。
 
 
自転車に乗る練習中です。補助輪がありません。
むかし、むかし、自転車の練習は、
大人が自転車の後を支えながら一緒に何度も走る光景を思い出します。
 
 
棚田の脇でおやつを食べる女の子です。
 
昨日、3月1日春一番が吹きました。もうじき春かな!
 
 
 
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