恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

自分の意思で読書の秋

2006年10月30日 | 日記とか
読書の秋とは申しますように、最近は通勤の電車の中で読書に勤しんでいます。
ただ、新刊ではなく、家の中で眠っているような本を中心に、
大学の授業でとりあえず買わされたようなものが大多数。
レポートを書かなければならないという強迫観念に駆られて読んだり、
はたまた授業で取り上げるから仕方なく読むのではなく、
今回はあくまで自分自身の教養のために、という部分が大きいですね。

杉山正明『遊牧民から見た世界史』は、
大学の授業、経済史の中でレポートを課されたもので、
今思うと相当無茶苦茶な要約をした記憶がありますが、
授業の中で世界史に触れる機会が多いこともあって、
今読むとすごく参考になるものが多くて数日に分けて読破してしまいました。
強制されるわけでなく、自身の意思で読むとスーッと入っていくんですね。

あとはかつてベストセラーといわれたようなものを古本屋で購入。
今年は社会人になって一年目ということで、
色々な教養は身につけておきたいということもあって、
樋口裕一『頭がいい人、悪い人の話し方』なんてのも読んでます。
こんな話し方をしたら嫌われる、とか、人望を失うというような話し方を挙げ、
著者の軽快な批評が加わっていくのでサクサク読み進められます。
自分にもこんなことあるなぁ、とか、こんな人いるなぁ、
なんてことを考えながら読んでると、色々と気をつけなきゃなぁ、
なんてことを考えさせられたり。
人間の印象は話をしていれば大方わかるというのはその通りだし、
それだけに気をつけなきゃいけませんな。

とりあえずそんな感じで色々と読書させていただいております。
何かおすすめなどございましたら御一報あれ。

恐懼再拝。
コメント
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