恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

何気ない一言が

2007年04月18日 | 所感とか
高校に入学した当初の私はどうも当時の担任からは酷く映ったようで、
1年生のころはやたらと職員室に呼び出され、様々な注意を受けたものでした。
確かに提出物もろくに出さないし、服装も乱れていた。
何でそんなことをしていたのか、くだらない理由だったとは思いますが、
深い意味はなかったのは間違いありません。
今になって思うと、あのとき私に説教した担任の気持ちは今の私と同じなのかなぁと。
そして、そのときに何度となく呼び出されて注意された言葉というのは、
今になってもけっこう鮮明に頭に残っていたりします。
おそらく、あの時の担任は深い意味も何もなく言った言葉だったのでしょうが、
不思議なことに記憶に残っているわけで。

今、私が教員として生徒に伝える言葉の中にどれぐらい心に響く言葉があるのか。
別に狙ってそういうことを言うつもりは毛頭ないのですが、
それでも自分が何気なく言った言葉がその人の心に深く影響を与えるものだったら、
と思うとちょっと怖いような気もします。
はたして今日話した生徒には私の意志が伝わったのでしょうか。

恐懼謹言。
コメント
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