ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

楽器のチューニングの不思議

2005-09-03 21:42:50 | Weblog
テイク1がクラシックでもよかったりするんだねー。なるほど・・・。
で、表題の話です。楽器の王様はピアノ、といわれているよね。ピアノって88鍵あって音域が広いんだよね。ピアノをチューニングする際は低音部は少し低めに、高音部は少し高めにするのが常識。逆にこうしないとピアノらしくない音になってしまう。例えば真ん中のドで440とチューンしたとすると、低音部はそれより若干低く、高音域は高めに。複数の楽器のなかではやっぱりシャープ気味のほうがきらきらしてきこえるよね。
これに関しての面白い話もあるんだ。
ライブの初めにきちんと440で全部の楽器を合わせてスタートしたとする、演奏が盛り上がってきて例えば一人のギターが少しシャープ気味のバッキングでフロントに出てきたとする、するといい感じにノッテくる、そうすると他のプレイヤーはそのフロントの音に反応して曲が終わるたびに少しずつチューンをあげて彼の高めのチューンに追従しようとする。そしてライブ最後にはキーボードを残してギター、ベースが全てチューニングが上がっていて、アララ・・チューニング合ってない・・・ということが結構あるんだねー。
また、部屋に広がった自分の楽器音の鳴りをきいちゃうと、チューンが合っているのかズレているのかわからなくなってしまうことも多い。イベント会場とかでよくある話。しっかりモニターを注意しないとね。
また、お酒のみすぎた場合もしかり。酒がすすむほどドンドンチューンが上がっちゃうねぇー。みんなそうでしょ?ネ。オレだけ??