ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

ルーたま○んと言いたくなるが

2005-09-15 12:03:29 | Weblog
そんなことはライブみたら絶対言えないよー。今回のピアノレスのトリオはまさにクロウト受けする、好きモンにはたまらん出来でした。ピアノやGというコード楽器の無い編成ではかなり自由なアプローチで3者が演奏を行うことができる反面、ワンパターンになってしまいがち。曲の解釈がだいたい似てくるというか。1曲くらいとか、サビまでとかだとよくあるんだが。
でも2ステージまるまるこの編成で、ルーほかB,Drのレベルの高い表現力もあってか、自分は退屈な時間は殆どありませんでした。
しかもルーが音がでかい!勿論ノンマイクで十分。ま、DrもBもPAがしなかったのもあるけど。ベースは低音側F字孔をクリップマイクで狙って、それをポリトーンで出してた。(自分の貸し出しベーアンでした)友達のベース弾きもその音のリアルさに驚いていたけど、ま、当然だよねー。ピックアップでなくマイクだもん。そうそう、リハでは入念にフィードバックのレベルを確認していました。音はいいけどハウリやすいのがマイクの唯一の欠点だからね。ちなみに彼のベースにはリアリストも装着されていて、多分場所によっては使い分けするんだろうな。
割りにハードヒッターではありませんでしたね。丁寧に弾いてた。
でもコードレスの編成だとベースも非常につかれるのよー。コード感を出す出さないというリアルタイムの選択をリードの音ききながらしなくちゃいけないし。その分面白い展開もできるんだが。今回のトリオは十分参考になりました。うん。
でもねー、2部ではその圧倒的なテナーの音数に降参して?寝てる人もいたな・・・。