ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

Duoの面白さの話つづき

2005-09-24 20:45:47 | Weblog
漫才でいえばさしあたりボケツッコミなんだろうな。ま、漫才コンビということでしょう。これが3人組のトリオだと一人かならず話から外れるヤツがいるよね。二人ならではのテンポ感、お互いのスピーディーな切り替えしが魅力なんだね。あー言えばこういう、みたいな。ま、漫才とジャズは同じ土俵ではないけど、似ているトコもあったりして。
ピアノトリオとかだとDrが入るパターンが殆どなので、ピアノとベースのDuoの延長上と考えてもいいと思うのだが、厳密にいうとやはり一人多くなればソレ相応の気の使い方となる。3人のバランスが結構難しかったりして。その点、エバンスの初期のラファロとモチアンのトリオが教科書的に有名だが、やはりエバンス本人もこの時期のトリオをこえるメンバーとはいまだ組んだことが無いと晩年の頃インタビューで言っているくらい、お互いの感性は特別だったらしい。ちなみにこの頃のベーシストはマークジョンソン。もっと言うとエバンスはラファロの次に気に入っているベースはゴメスでなくピーコックの方なんだって。モチアンがやはりベストのDrとも言っている。そこまではわれわれ凡人のレベルでは到底ムリでしょうな・・・。話がヨコにそれちゃった。
せめてDuoの形でのコール&レスポンス、インタープレイを楽しみたいと思う。