ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

適正な音圧について

2005-11-22 21:34:48 | Weblog
と書くと何かの評論みたいだが、たとえば音楽をどのくらいの音量で楽しむのがいいのか?ということである。
ロック・ハウス・クラブ系は圧倒的な音圧が似合うよな。腹のなかまで震えるような。何も考えられなくなるくらいというか。でもジャズはどうか?
コンボなら音圧感はあまり必要ではないよね。ピアノの自然な音量くらいが似合うと思う。ま、ビッグバンドは別としてね。要するにノンPAで楽器そのものの音量が一番いいんじゃないかな。ただし、弦楽器は少し補強は必要だとは思う。ギターの単音がどう転んでもサックスと同じ音量は出せないのよね。自分なりの音量バランスというのは、奏者のテンションというかパワーレベルが均等の状態。例えばサックスが40%のパワーで吹いているときに、ベースが70%のパワーではチグハグになってしまうんじゃないか ということ。ベースも40%のパワーでやるべきで、足りない音量はアンプリファイズを利用すべきと思う。
じゃクラシックはどうか?
これは結構ナマでも音圧あるんだよね。音がほんとにでかい。というかダイナミックレンジがものすごく広い。だから家庭用のステレオではなかなか本物のオケの音圧は出したくても出せないはず。
山響とかホールで聞いてごらん、結構音圧あるよ。