ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

アコギのブレーシング・マシンヘッドには理由があるんですね・・

2006-08-15 14:42:30 | Weblog
ナニを思い立ったか、エレガッドギターにスチール弦を張ってみたくなった。
ジャキジャキのジプシーギターが弾きたくて、ほんとはマカフェリタイプのアコギを手にいれれば済むことなんだけどネ。
とりあえず幅広ネックのスチール弦を早く試してみたくて、手持ちの鉄芯入りのエレガッドであればテンションが多少強くなってもネックも大丈夫かな と思ってね。

で、弦を張替え、弾いてみたら ギターの鳴りは当然変化したよ。
なんかね、ひとことでいえばオールドっぽい枯れた音になってきたみたい。結構鳴ってる鳴ってる。
でも・・・
楽器の音のバランスというか低音弦が 結構強くなり過ぎ。
高音弦でメロをとった場合にベースがかぶりすぎるかな・・。

好みの範疇といえばそういえるかも。

 でもそれ以上にチューニングが面倒になった。
ガッド弦のマシンヘッドはストリングポストが太い。逆に鉄弦用はポストが細い。
どういう変化になるかといえば、ポストが細ければ巻き数は増えるけど微妙なチューニングが可能になる。太ければ巻き数が少なくても効率がいい。
今回ためしてみた 太いポストに鉄弦だと、あっという間に巻きあがるけど 微妙なチューニングが難しくなっちゃった。
チョッと巻くとすぐ 弦がシャープしちゃうんだなー。
だから曲の演奏中に チューニングを補正することが まずムリになっちゃったの。
マシンヘッドも鉄源用に細いものへ載せかえすれば 問題はないとおもうが。

やはりガッド用には ファンブレーシングが適しているし、ガッド弦が伸びやすいためストリングポストも太いものなんだねえ・・。
必然性があったことを確認できましたよ。