黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 宿敵のカラスの続編

2013年04月10日 | その他

 先日にカラスとの確執について書きましたが皆さん其々に御苦労がある様ですね。私が現在の場所で生活を始めた頃はカラスも居ましたが集団で騒ぐ事やアンテナ関係に対するトラブルは無かったのですが10年くらい前に県の試験場の中庭の植木に巣を作り子育てを始め定住したことが事の始まりでした。其の巣は3m巾の用水の対岸に有り我家からの距離は7~8mの距離、御存知の様にカラスの鳴き声は大きく騒がしいので事ある度に石を投げて攻撃したら相手も根負けして他の場所に移り住んだ様ですが 其の頃から頻繁にアンテナの上に出張して来る様に成りました。仕返し目的もあったかも知れませんが多分カラスの目的は生ゴミの回収日の「餌探し」だろうと思います。此れには人間側にも責任が有り人間が食べる残飯の味をゴミ出し(鳥や野犬に対する注意)方法が定着しない間にずる賢いカラスに知られた事が最大の原因と私は考えています。従って我家の高いアンテナにとまれば四方八方の情況を見渡すには格好の場所で生ゴミの出される情況が手に取る様に解るし騒がなければ自分の所在を悟られる危険も無いし何よりも何か有った時には此処に逃げれば攻撃されないのでカラスにとっては一番安全な間合いだったからです。おまけにとまってもユラユラ揺れて変化は有るし暇な時は宿敵のアンテナに嫌がらせは出来るし立場が逆転していたら私もそうしたかも知れません。


 其の頃は私はクリエート社のアンテナ214F、248Aを使用していましたが先日ブログに書いた様に此れ等のアンテナはバランから輻射エレメントまでが黄色のより線によって供給されており其の部分をカラスが役に懸かって嘴で突付いて断線させるトラブルが相次いで発生し(このトラブルは良くお空で聞く話、単線の太い線に改良した方が得策、因みにナガラ社は細いが単線を使用している)修理に苦労した事が更なるカラスとの確執に発展しました。


 しかし敵は空間を自由に飛び回れる得意技が有るので此方が相手を簡単に追い詰める事が出来ないのでアンテナ周辺に近付けない方法を取る事がベストと彼是考えていたらCQ誌にCMが載っている「あのNASAもビックリ!」の記事を見付け「多分駄目だろうな?」と思いつつも購入しました。此れは猛禽類の「フクロウ」の形をしたダミーで其れを吊り下げていたら鳥類が近付く事が無く成るとは明記されていないが其の事を連想させる文言が書き込まれている。多分外国製と思って居たのだが?到着して現物を見ると予想通り作りも今一の感では有ったが早速アンテナの近くに吊り下げると最初は確かにカラスも近くに寄り付かず遠くから眺めて観察していたので「此れは意外と効果が有るのかな?」と思い私も楽しみに観察していたが日が経つに従いダミーのフクロウとカラスの間合いが段々と近付き3日目にはフクロウの頭の上にカラスが止まって居た様子を見た時、ギャグで良くある転けそうに成った。此れは「其の効能にNASAも本当にビックリ」したかも知れ無いが「JH5AVMも本当にビックリ!」する結果と成ってしまった。この実話はお空で話すと結構受ける話なので良くするのだが話し終わって相手にマイクを返した時の相手の反応は結構面白い、多分笑い転げている様子を想像出来るからで値段は5000円程度した様に思うがラグチューの話題で元は取ったと言う感じ、実際の効果は然程無かったが決して後悔はして居ない。


 後に販売元からクレームが来るといけないので補足して置くが此れ等は、あくまでも私が経験した事を書いた物で有り、ズル賢いカラスには効果は見られなかったが鳥類全般に効果が無いと言った物では無い事を書き添えて置く、何れにしてもカラスとの闘争は暫く続きそうで続編が有れば又書き込もうと思っている。


 
コメント (4)
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