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ライオンの庭の12体のライオン像は、残念ながら室内見学でした。
残念に感じながらふと見つけた装飾です。
タイル貼りの腰壁と装飾がみごとにマッチしています。
2連になった窓から差し込む日差しが、奇麗でした。
このあたりは 王族のプライベートな空間 になります。
そのせいか、装飾が一段と細かく複雑になってきています。
軒の部分との対比が奇麗に見えます。
二姉妹の間の天井です。
この部屋は中庭に面した3つの広間の一つです。
天井の装飾は鍾乳石 でできています。
中央部分です。
花びらが開いたように見えます。
ここの天井は 「 天空よりも美しい 」 と言われています。
外部から見るとこんな感じです。
後二つは アベンセラッヘスの間 と 諸王の間 です。
アベンセラッヘスの間では、当時の最大勢力だったアベンセラッヘス家の人たちが
対抗勢力の陰謀により、王によって皆殺しにされた場所だそうです。
回廊を通して見る反対側のアーチ窓です。
少し広角に振って撮影していますが、中庭の距離はこんな感じです。
連続するアーチの正確さに、モーロ人の技術力の高さを感じます。
本当にため息が出るほどの美しさです。
幾何学的なタイルの装飾が奇麗に見えています。
ダラハのバルコニー の方へと進んでいきます。
一段高い廊下部分を進んで行くと、宮殿の屋根部分が見えました。
天井面に明かりを落とす、トップライトがたくさん見えています。
上から見るとあまり奇麗なものではありません。
木製の窓廻りも奇麗に装飾されています。
こういった扉の開閉によって明かりを調整する窓は、バラガン邸にもみられます。
ここを愛した ” ルイス ・ バラガン ”
ひょっとしてここからヒントを得たのでしょうか?
窓から見るアルバイシンの街並みです。
街からもこちら側がよく見えていました。
木製の段鼻とタイルの組み合わさった階段です。
縦長のタイルに正方形のタイルを組み込んであります。
本当にこの街のタイルの貼り方参考になります。
中庭部分に降りてきました。
ここのもう一つの見どころ ” パルタル庭園 ” へと向かうことにします。
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