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階段を上がってきました。
村社 高倉神社です。
拝殿です。
ここは茅葺ではなく、銅板で葺かれています。
誰もいない本殿ですが、お参りをしました。
ここには平清盛に反旗をひるがえした、
高倉宮似仁王が、祀られているそうです。
後白河天皇の第三皇子、
平家滅亡のきっかけをつくった人と言われています。
途中、木曽の義仲の元へ身を寄せたそうです。
そんな歴史をつくった人が、祀られていました。
落ち延びる際に、大内宿で数日潜伏していたそうです。
注連縄のかかる二の鳥居です。
思っていた以上にこの神社には、
格式があるではないでしょうか。
ここの神社には、手水舎はありませんでしたが、
横を流れる水路に柄杓が置かれていました。
その代わりなのでしょうか。
この方が、風情を感じてしまいます。
来た道を戻ります。
結構な距離があります。
廻りは水田ではなく、畑のようですが、
なにも栽培されていないようでした。
蕎麦の畑のようです。
戻ってきました。
町からは距離がありましたが、
歴史のある神社のようでした。
京都にも2つの高倉神社があります。
そのひとつ、木津市にある高倉神社に、
高倉宮以仁王の墓所があるそうです。