スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

フィンセントファン ・ ゴッホ

2012年04月09日 | 日記

 

 

 

この夏の旅立つ理由の一つ。

 

元々 ゴッホ は、私が好きな画家の一人でした。

今までも日本に作品が来た時には、可能な限り見てきたつもりです。

 

 

 

 

 

 

これはその時に、購入した ダイアリー です。

最終日に行ったせいか、安売りしていました。

そんな事もあり、一度は アルル を訪ねてみたいと思っていました。

 

ラテン好きの私は、どうしてもイタリアやスペインに行くことが多かった気がします。

その為、フランスは常に後回しになっていました。

 

しかし、もうそろそろ モンサンミシェル を見ておかないとって思い始めました。

でもまだこの時でも、行程はモンサンミシェルとマルタの予定でした。

しかし L . C . C を利用したり、帰りの乗り継ぎが多かったりで 行程の見直 を始めます。

 

その大きな要因は、2年連続の乗り継ぎの失敗にあります。

 

ましてや今度は、復路での乗継です。

5回乗り継いで戻ってくるのは、やはりどうかと思い始めました。

 

 

 

 

 

 

そう思っているときに、 MoMA で出逢ったこの一枚。

 

ゴッホ の ” 星月夜 ” です。

 

プロヴァンスにある、修道院の精神病院で療養中に、描かれた絵画です。

 

これを見たとき、 アルルへ行ってみよう って思い始めました。

彼が暮らした、黄色い街をみてみようと。

 

 

 

 

 

 

 

そのときから、少しずつ勉強を始めました。

 

生前には、ほとんど絵が売れなかったゴッホ。

弟に支えられながら、絵を描き続けたことが、ここに書かれています。

 

 

 

 

 

 

ゴーギャンと共にアルルで暮らし、その結果精神が病んでいったようです。

 

残念ながら、現在アルルにゴッホの絵は一枚もありません。

しかし、彼がモチーフとしたものが街中にあふれています。

 

 

 

 

 

 

” 夜のカフェテラス ”

 

黄色い壁が有名なこのお店も、アルルに現存しています。

日本の浮世絵に、影響を受けたと言われるゴッホ。

 

 

 

 

 

 

たとえ物価が高くても南仏に滞在するわけは、次の通りである。 

日本の絵が大好きで、その影響を受け、それはすべての印象派画家たちにも共通なのに、

日本へ行こうとはしない。 -  つまり、日本に似ている南仏に。

 

結論として、新しい芸術の将来は南仏にあるようだ。

 

(  ゴッホの手紙 より )

 

 

彼が暮らした街を見に行く事、それがこの夏の 旅立つ理由 です。



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