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この美術館には、 建築デザインを展示したフロア があります。
そこには、ここを設計した 谷口吉生 氏の作品の模型等も並んでいます。
こんなランドスケープデザインの図面なども、多数展示されています。
ここには、BAUHAUS のものがたくさん並んでいました。
1919年にドイツで創設された工芸や美術 ・ 建築の学校です。
そこの校長も努めた、 ” ミース ・ ファンデル ・ ローエ ” 。
彼の作品がたくさん並んでいました。
モダニズムの超高層デザインは、彼のものが最も優れていると言われていました。
これは、 シカゴ連邦センター のものです。
少しぼけていますが、他に模型もありました。
現在では、見慣れてしまった高層ビルのデザイン。
当時としては、建てる事も含めて色々と難しかったのでしょう。
やはり彼の作品としては、バルセロナ ・ パビリオン でしょうか?
カタロニアの地に、曲線を多用するガウディの作品と対峙するように建っています。
ガラスと石の建築は、今見ても素晴らしいものがあります。
他に、写真やドローイングなどもたくさん展示されていました。
建物的にも見どころの多い、MoMA です。
この階段も、片持ちになっています。
踊り場のところの、鉄骨でのみ支えられています。
右側に支えがありませんので、浮いているように見えます。
バラガン邸の階段の応用、といった感じでしょうか。
上から順に見てきましたが、かなり見るのものがあります。
1日では、見きれない気がします。
近代の絵画だけでも、かなりの作品が並んでいます。
先ほどは、通らなかった階段を降りていきます。
旧館と本館をつないだ部分に、中庭があります。
水平と垂直を組み合わせた、モダンデザインになっています。
ここには、水場が設けられています。
季節のいい頃になると、ここで寛ぐのもいいかもしれません。
廻りのマンハッタンとは、全く違う空間になっています。
中にも、モダン作品が並んでいます。
高い塀の向こう側には、マンハッタンの街並みが見えています。
この敷地の中だけが、建築模型の様な世界観になっています。
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