スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’12 冬 セントマーチン ・ NY 43

2012年03月04日 | ’12 セントマーチン・NY

 

 

 

この美術館には、 建築デザインを展示したフロア があります。

 

そこには、ここを設計した 谷口吉生 氏の作品の模型等も並んでいます。

こんなランドスケープデザインの図面なども、多数展示されています。

 

ここには、BAUHAUS のものがたくさん並んでいました。

1919年にドイツで創設された工芸や美術 ・ 建築の学校です。

 

 

 

 

 

 

そこの校長も努めた、 ” ミース ・ ファンデル ・ ローエ ” 。

 

彼の作品がたくさん並んでいました。

モダニズムの超高層デザインは、彼のものが最も優れていると言われていました。

 

これは、 シカゴ連邦センター のものです。

 

 

 

 

 

 

少しぼけていますが、他に模型もありました。

 

現在では、見慣れてしまった高層ビルのデザイン。

当時としては、建てる事も含めて色々と難しかったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

やはり彼の作品としては、バルセロナ ・ パビリオン でしょうか?

 

カタロニアの地に、曲線を多用するガウディの作品と対峙するように建っています。

ガラスと石の建築は、今見ても素晴らしいものがあります。

 

 

 

 

 

 

他に、写真やドローイングなどもたくさん展示されていました。

 

建物的にも見どころの多い、MoMA です。

この階段も、片持ちになっています。

踊り場のところの、鉄骨でのみ支えられています。

 

右側に支えがありませんので、浮いているように見えます。

バラガン邸の階段の応用、といった感じでしょうか。

 

 

 

 

 

 

上から順に見てきましたが、かなり見るのものがあります。

 

1日では、見きれない気がします。

近代の絵画だけでも、かなりの作品が並んでいます。

 

先ほどは、通らなかった階段を降りていきます。

 

 

 

 

 

 

旧館と本館をつないだ部分に、中庭があります。

 

水平と垂直を組み合わせた、モダンデザインになっています。

ここには、水場が設けられています。

 

季節のいい頃になると、ここで寛ぐのもいいかもしれません。

廻りのマンハッタンとは、全く違う空間になっています。

 

 

 

 

 

 

中にも、モダン作品が並んでいます。

 

高い塀の向こう側には、マンハッタンの街並みが見えています。

この敷地の中だけが、建築模型の様な世界観になっています。



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