スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’20 夏 加賀 36

2020年10月20日 | ’20 加賀

 

 

兼六園の廻りには色々な建築物が建てられています。

 

「 城下町金沢の文化遺産群と文化的景観 

 

こういった内容で、世界遺産登録を目指しているようです。

当然ですが、ここ兼六園も含まれています。

各国で1年に認定されるのは、1つです。

COVID-19の影響で、今年の登録はなさそうです。

何年頃の登録を目指しているのでしょう。

 

 

 

 

園内にこんな建物がありました。

 

朱塗りの本殿です。

金澤神社です。

1794年に建てられています。

学問の神として、菅原道真が祀られています。

 

 

 


手水舎です。

220年余りたっているせいか、苔むした感じになっています。

竹の筒から、水が流れています。

 

 

 

 

前田家の東京への移動に伴い、一旦は東京へ移されました。

ですが、旧藩士の懇願により再びこの地へ移されています。

明治以前は1年に2日のみ、婦女子しか参拝できなかったそうです。

東京にあるよりこの地にあるほうが、似合う気がします。

 

 

 

 

こんな風に兼六園とつながっています。

園内の一部のような感じを受けます。

庭園内にいきなり、朱塗りの場所が現れてくる感じです。

 

神社は一番、南西の端に位置しています。

 

 

 

 

外へ出ると、百万石通りに面しています。

左手は、先程の成巽閣の辰巳長屋が建っています。

正面は石川県立能楽堂の別館が建てられています。

白塗りの壁が、それらを囲んでいます。

 

 

 

 

道路を挟んだ向かい側が、石川県立能楽堂です。

1974年に、国内初の独立した公立の能楽堂として建てられています。

建物内部には1932年に建てられた金沢能楽堂が移設されています。

残念ながここもまだオープン前です。

 

再度、園内へと戻ることにします。



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