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トリノ最初の観光を終えて、丘を下ることにします。
下りも前が見える席に、座ることにしました。
木製の内装は、とても落ち着いた感じを受けます。
メンテナンスは大変そうですが、時代と共に味わい深くなる気がします。
まだ出発には少し時間があります。
運転席には、まだ係の人が来ていませんでした。
下りはこんな風に見えます。
登りより、急な勾配に見えます。
下りの方が登りよりも、負荷がかかるのではないでしょうか。
常にブレーキをかけながら降りる感じです。
中央に見えるアプト式のレールの中に、電気が流れているそうです。
この登山電車はディーゼル機関車ではなく、駆動は電気です。
こんな運転席です。
電車でGO みたいな感じでしょうか。
私はやったことはありませんが。
時計やレバーが固定されているのは、日本と違う感じでしょうか。
下りの方が、迫力があります。
トンネルが何カ所かあります。
石で組み上げられたアーチは、雰囲気があります。
写真で見るほど、スピードは出ていませんので、
ゆっくりと見ることができます。
登山鉄道の横には、道路が造られています。
聖堂の前には駐車場があり、車で来ている人もいるようでした。
歩いて上がってきている人も見かけました。
様々な、アプローチの仕方があるようです。
ですが、世界遺産へのルートは、やはりこのレトロな電車が一番いい感じです。
標高 425m を18分かけて降りてきました。
登る時も18分、同じペースで昇り降りしています。
途中に駅が3つあります。
ずっと注意してみていましたが、行きも帰りも止まる気配はありませんでした。
18分間の快適な時間でした。
このルートには、3つのタイムテーブルがあります。
平日、土曜日と日祝日。
平日の始発は10時、その他の日は9時が始発です。
但し、水曜日は運休のようです。
2018年夏の情報ですが。
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