スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’10 冬 カンクン・メキシコシティ58

2010年03月07日 | ’10 カンクン・メキシコシティ
壁画の描かれた迫力のある階段を降りてきました。
回廊の下の部分を廻って進んでいきます。







議員用の待合室のようです。
ここには明るい大理石が床に使われています。
大きな床面を見渡すと判るように、石貼りでデザインされています。

現在は開口部にアイアンの柵が施されていて、このサロン中には入ることができません。







2階へ続く階段は、トップライトのある豪華な階段です。
階高がありますので、段数もたくさんあり優雅なフォルムになっています。

開口部から光が降りそそいでいます。







床の部分は、きれいなチェッカーの大理石で貼り込まれています。
アイアンの手摺の握りの部分と親柱は、真鍮製です。

上に上がってみたいのですが、入れないようになっています。







上部のトップライトの部分です。
アイアンとアンティークガラスの組み合わせになっています。

欧州の香りのする仕上がりです。
ここが昔、スペイン領だったことを窺わせます。

こんなところで時間をとっているのはどうやら私だけのようでした。
皆さん不思議そうに通り過ぎて行きます。







パティオに出ました。
ここにも優雅な感じが見られます。

ガラスの庇やロートアイアンの手摺が綺麗に飾られています。
外壁部分の彫刻や、窓周りがメキシコらしくない感じがします。







こんな綺麗なガラス戸もありました。
ガラスの部分が非常に綺麗でした。







写真より実際に見たほうが、綺麗なのですが.....
なかなかこんなアンティークのガラスは日本では見られません。


今回はメキシコ王宮の建築探訪編でした。


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