
全体に 9層 から構成されている寺院です。
その9層が、また3つで構成されていて、4:6:9 の比で作られています。
1段上がった方形壇は5層になっていて、それぞれ回廊式に回っていくことができます。
途中にあった石造です。
少しコミカルに、見えます。
マスコットにしてみては、いかがでしょうか。
4辺の中央には、それぞれ階段が設けられています。
一つ一つは、そんなに広くなく混雑しています。
ここは見やすいように、登りの階段と下りの階段とに、分けられていました。
また、フラットな部分に石像がありました。
上は、象でしょうか?
この辺りにも、象が生息していたのでしょうか。
アジアでは、宗教的な象徴によく用いられています。
回廊部分 です。
壁面には、レリーフが彫られています。
総延長は約5kmといわれ、時計回りに約1万人が、彫られているようです。
この建物の正面は、東側にあたります。
東側の壁面の上部には、 仏像 が見えます。
” アクソビア ” という姿勢だそうです。
これは、 手のひらを下にして正直であること を表しています。
” 正直の姿勢 ” と言われる像は、東側に92体置かれているそうです。
四方に 92対ずつ仏像 が並びます。
方位によって、姿勢が違うそうです。
南側は ” 寛大 ” 、西側は ” 瞑想 ” 、北側は ” 悪を拒否する姿勢 ” になっています。
この4つが、悟りを開く為には、欠かせないことだそうです。
ガイドさんの案内を聞きながら、進んで行きます。
先程、ビデオでも見せていただいた、内容のようでした。
仏教説話に基づいた、1460面の浮彫彫刻です。
この中には、仏像の他動植物や伝説上の鳥獣なども見れるようです。
ユネスコの指導の下、1973年から10年かかって修復されたそうです。
その際、一旦ばらして一つ一つをナンバリングし管理されました。
総費用は、2,000万ドル を超え、日本も資金援助をしたそうです。
その甲斐あってか、綺麗な状態のものを見ることができます。
盗掘のせいなのか、残念ながら首から上が無い仏像もありました。
2006年には、ジャワ島中部地震。
2010年には火山灰による被害を受けているそうです。
2006年の地震が無ければ、もう少し早くに訪れるはずでした。
まだ修復されていないものも、道中結構見受けられました。
とりあえず、この中央の寺院は、ある程度の修復はなされているようでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます