スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’14 夏 カナリア諸島 49

2014年11月18日 | ’14 テネリフェ・バルセロナ

 

 

 

グエル邸の裏側に当たる バルコニー 。

 

特徴的な出窓と、その上には美しいルーバーの庇を持つバルコニーが見えます。

動きのある曲線は、とても奇麗に見えます。

 

 

 

 

 

 

出窓部分とは、こんな風につながっています。

 

窓の向きは、一番日当たりの良い南東側を向いています。

高い位置を太陽が回る方角ですので、こういった形状の庇が効果的なのかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

出窓の下部 です。

 

金属プレートが、ブラケット部分に打付けられています。

これは修復によって取付けられたものなのか、元々の意匠のものなのか?

色や材質、形状が、ガウディによるものではないように見えました。

 

 

 

 

 

 

 

バルコニーの、奥にある部屋です。

地下部分の、 ライトウェル を廻り込んで来た部分に位置しています。

 

ビリヤード台が置かれた、アトリエです。

窓周りにも、きれいな装飾が施されています。

 

 

 

 

 

 

各室に、それぞれ 異なったデザインの暖炉 が置かれています。

 

地中海性気候のバルセロナ ではありますが、冬場は緯度の関係で氷点下になります。

ですので、暖炉は欠かせない設備のようです。

 

 

 

 

 

 

奥へと進むと、また 食堂 にあたります。

 

開口部の三方枠にも、金属の装飾が見えます。

細部にわたって、細かな装飾が施されています。

 

実業家 エウセビ ・ グエル の財力  を、見たような気がします。



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