スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’10 夏 アンダルシア 86

2010年11月17日 | ’10 アンダルシア

 

次のフライトまで40日あまりになりました。

わくわく感が高まってきています。

まだ最後の詰めの部分が完了はしてませんが....

 

このアンダルシア編も86回目になりました。

今まで一番長かった昨夏の ” フィレンツェ ・ ヴェネツィア ” 編を超えました。

今離宮ですので、まだまだ続きそうです。

 

朝一度間違えってやってきた、 ” ヘネラリフェ ( 離宮 ) ” へと戻ってきました。

 

先ほどは、入口のお兄さんに

「 早くいかないと、ナスル朝宮殿の入場時間に間に合わないよ。 」

と教えられ、入らずに引き返しました。

おかげで無事見学を終えて、再度やってきました。

 

 

前庭部分の中央には、水場がありました。

この形の水場はいたるところで見られました。

乾燥した空間を、やわらげてくれています。

建物に入ってすぐが階段になっていますで、ここで休憩している人の何人かいらっしゃいました。

 

 

先ほどのナスル朝宮殿とはこんな位置関係になります。

ここは 太陽の丘 と言われる場所にあります。

 

ナスル朝の夏の別荘になっていました。

 

レコンキスタ後から20世紀初めまでは個人の所有物だった為、

一部改修されていまっているそうです。

 

 

アセキアの中庭 です。

細長い水盤の周りに奇麗に植物が、植えられています。

かつてこの太陽の丘には、たくさんの奇麗な庭があったそうですが

今は唯一ここだけが残されています。

 

 

建物にも宮殿と同じような装飾が施されています。

小さな噴水から水が飛び出すように出ています。

夏の別荘らしく、涼しげに感じる場所です。

 

ぜひ一度、ここで一泊してみたいものです。

 

 

反対がらか見るとこんな感じです。

手前にはよく見られる水盤が見えます。

皆さん正面から写真を撮ろうと、並んでいました。

 

 

建物内部の2階部分です。

ここにもRのつけられた窓がありました。

アルバイシンの白い街並 が見えています。

 

 

スルタナの糸杉の中庭 です。

スルタナとは王妃のことだそうです。

 

” 水の宮殿 ” といわれるこの離宮らしい風景です。

 

 

シエラネバダ山脈から引かれた水を利用しているようです。

 

ムハンマド3世時代の1302年から1309年にかけて建設されました。

その後個人所有になり改修され、1931年から20年かけて現在の状態に修復されたそうです。

 

ルイス ・ バラガン に多大な影響を与えたこの ヘネラリフェ 。

生涯バラガンは、自邸の作庭に取り組んでいたそうです。

 

宮殿も素晴らしかったですがここも負けずと素晴らしい場所です。

やはり王は魔法を使ったのかもしれません。



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