スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’14 夏 カナリア諸島 48

2014年11月15日 | ’14 テネリフェ・バルセロナ

 

 

 

このフロアが、この建物のメインフロアになります。

 

この部屋は、 ” 団欒の間 ” と名づけられています。

柱の向こう側には、エッチングガラスとステンドグラスを組み合わせた窓が見えます。

 

 

 

 

 

 

壁には、彫刻がなされたパネルが並んでいます。

生物的な彫り込み は、 ガウディ らしさを感じます。

 

時代と共に、いい色に変わってきています。

 

 

 

 

 

 

ピアノ が、当時のままに残されています。

 

中央のサロンを、囲むようにこういった部屋が、並べられています。

バルコニーに面した部屋ですので、明るい日差しが差し込んでいます。

 

 

 

 

 

 

横につながるのは、 演壇の間 です。

 

喫煙室 として使われていたこの部屋には、 特徴的出窓 があります。

窓の外にはルーバー状の日除があり、ベイウィンドウ状に作り込まれています。

 

 

 

 

 

 

窓の手前には、特徴的なカテナリー曲線を持つ、3本の柱が並んでいます。

ベンチが窓下に作り込まれ、背もたれの部分には、細工された皮が貼り込まれています。

 

ここも、生物的なデザインになっています。

 

 

 

 

 

 

 

この部屋の先には、 食堂 があります。

 

造り込まれた豪華な暖炉や、細工の美しい椅子が並んでいます。

この部屋との間は、ガラスで仕切られていて、外からしか見ることができません。

 

 

 

 

 

 

順路に従って進むと、 バルコニー部分 に出ます。

 

この部分は、最初に見た美しいガラスの裏側にあたります。

道路面からすると裏側になり、本来は廻りからは見えにくい部分です。

 

 

 

 

 

 

ですが、ガウディらしくここには、外か見ても美しい、先程の出窓がありました。

機能的なルーバーが、窓廻りに取り付けてあります。

 

庇の部分と、窓台には幾何学模様のタイルが貼られています。

この辺りまで、手を抜かずに作り込んでいるあたりは、さすがです。



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