スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’18 夏 ランペドゥーザ 80

2018年11月30日 | ’18 ランペドゥーザ

 

 

500年かけて、建てられた大聖堂です。

 

ゴシック建築の聖堂には、細かな細工の尖塔が135本造り込まれています。

ひとつひとつの先端に守護聖人が刻み込まれ、

さらに下の部分にも細かな細工が施されています。

ひとつの尖塔を造り込むのに、かなりの労力が懸けられたのでしょう。

 

 

 

 

正面の中央部分です。

 

段差のついた尖塔が、左右に三列配置されています。

おそらく内部は、五廊式の形状になっているのではないでしょうか。

その中央部分がフラットになっています。

中央には、一際高い尖塔が建てられています。

一部補修中なのが、とても残念です。

 

 

 

 

テラスから見た下の部分です。

 

歩いてきた通路が見えています。

その下に、一段低い屋根部分も見えています。

尖塔部分の下部が柱となって、屋根を支えているのでしょう。

 

 

 

 

フライングバットレスが、尖塔間をつないでいます。

 

ここにも細かな細工が、施されています。

大理石と大理石は、どのように緊結されているのでしょうか。

これだけの数の大理石を集めるのも、大変だった気がします。

 

 

 

 

 

広場に面した側の尖塔です。

 

下から見ていると、人が歩いているのが見えていました。

少しわかりにくいのですが、人の頭が写り込んでいます。

比べてみるとその大きさが分かります。

 

 

 

 

一番高い位置にある、黄金のマリア像です。

 

照明器具が取り付けられています。

このマリア像だけが、ホテルの部屋の窓から見ることができます。

 

但し、後ろ姿ですが....

 

 

 

 

なんとか駆け足で、テラスまで登ってきました。

 

あわてて元のエレベーターまで、戻ります。

途中にこんな案内板を見つけました。

想像していた通り、中央に身廊を持つ五廊式の聖堂です。

 

これから急いで、内部の見学へと向かいます。



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