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エジプトも、アスワンまで来ると、きれいな青空が広がっていました。
移動中の車窓から見えていた住居には、屋根の概念がないように感じられました。
それほど、雨が降らないという気候なのでしょうか?
きれいな花が、たくさん咲いています。
昨日の、寒かった荒れた海沿いの街が、うそのようです。
ですがこの時でも気温は、18℃程度です。
夏の酷暑の時期に、観光は難しい感じです。
やはりエジプトには、冬に来るのがいい気がします。
次の場所へと、向かいました。
船で移動をします。
そう、ナイル川です。
アフリカ大陸から、地中海に注ぐ、世界最大級の河川です。
そのナイル川流域に、遺跡が点在しています。
ナイル川に浮かぶ、中州のひとつへ向かいます。
川が大きすぎて、中州というよりも島といった感じです。
事実ここも、現在ではフィラエ島と呼ばれています。
フィラエ神殿です。
イシスという女神が祀られていることから、イシス神殿とも呼ばれています。
この遺跡も、アスワン・ロウ・ダムの建設の影響により、
半水没の状態にあったそうです。
それを1980年、ユネスコによって現在の場所に、移設されています。
移設されたのが分からないくらい、きれいに保存されています。
元々は、フィラエ島という場所にありました。
古代エジプトの、聖なる島とされていた島です。
それを保存の為、アギルキア島という島に移設しました。
現在は、アギルキア島の事を、フィラエ島と呼ばようになっています。
遺跡の外壁面に、神の彫刻が施されています。
色が変わっている部分までが、水没していたのでしょうか?
治水事業の為とは言え、貴重な歴史の遺産を、
水没させてしまうのは、どうかと思います。
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