スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 エジプト 3

2017年06月16日 | OLD DAYS

 

 

エジプトも、アスワンまで来ると、きれいな青空が広がっていました。

 

移動中の車窓から見えていた住居には、屋根の概念がないように感じられました。

それほど、雨が降らないという気候なのでしょうか?

 

 

 

 

きれいな花が、たくさん咲いています。

昨日の、寒かった荒れた海沿いの街が、うそのようです。

 

ですがこの時でも気温は、18℃程度です。

夏の酷暑の時期に、観光は難しい感じです。

 

やはりエジプトには、冬に来るのがいい気がします。

 

 

 

 

次の場所へと、向かいました。

 

船で移動をします。

そう、ナイル川です。

 

アフリカ大陸から、地中海に注ぐ、世界最大級の河川です。

 

 

 

 

そのナイル川流域に、遺跡が点在しています。

 

ナイル川に浮かぶ、中州のひとつへ向かいます。

川が大きすぎて、中州というよりも島といった感じです。

事実ここも、現在ではフィラエ島と呼ばれています。

 

 

 

 

フィラエ神殿です。

 

イシスという女神が祀られていることから、イシス神殿とも呼ばれています。

この遺跡も、アスワン・ロウ・ダムの建設の影響により、

半水没の状態にあったそうです。

それを1980年、ユネスコによって現在の場所に、移設されています。

 

 

 

 

移設されたのが分からないくらい、きれいに保存されています。

 

元々は、フィラエ島という場所にありました。

古代エジプトの、聖なる島とされていた島です。

それを保存の為、アギルキア島という島に移設しました。

現在は、アギルキア島の事を、フィラエ島と呼ばようになっています。

 

 

 

 

遺跡の外壁面に、神の彫刻が施されています。

 

色が変わっている部分までが、水没していたのでしょうか?

治水事業の為とは言え、貴重な歴史の遺産を、

水没させてしまうのは、どうかと思います。



post a comment