
透かし窓の一部は、六芒星のような形状です。
一段高くなったこの場所は風も通り、かなり居心地の良い場所に感じられます。
厚みのある透かし彫りの窓は、外からはほとんど見えない構造になっています。
ですので、落ち付いて時間を過ごすことができたような気がします。
この部屋自体は、そんなに広い場所ではありません。
廻りにも色々な部屋が、並んでいました。
居住空間に近い場所らしく、こんな部屋が隣接していました。
おそらく、トイレだと思います。
下へと流されて、処理されるのでしょうか?
必ず必要な設備ですので、考えて作られている気がします。
水の無い時期も多かったでしょうから、維持管理は大変だったように感じます。
高い位置に、市松模様の窓があります。
採光の面からも、においの面からも窓は必ず必要だったと思います。
よく見ると、窓部分は木製の板が嵌めこんであります。
修復途中なのでしょうか?
こんな部屋もありました。
作業部屋の様ですが、壁には美しい窓が造り込まれています。
部屋の真ん中に柱があり、棒が差し込んであります。
この棒を持って、柱を回転させるようです。
柱の上部です。
複雑な構造になっていて、さらに棒が伸びています。
棒の先は、壁の向こう側へと続いているようです。
リフトです。
下から水をくみ上げていたのでしょうか?
もう少し複雑な仕組みが、 モン ・ サンミシェル にありました。
http://blog.goo.ne.jp/joearchi/e/ab223d437082d985de911673b6439382
その時の様子は、こちらから。
マハーラージャ の居住空間の裏側を見てきました。
雨の少ないこの地方では、生活水を用意するのも大変だったような気がします。
原始的なリフトではありますが、重要な設備だったことは間違いなさそうです。
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