スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’15 冬 インド 60

2015年06月28日 | ’15 インド

 

 

 

透かし窓の一部は、六芒星のような形状です。

 

一段高くなったこの場所は風も通り、かなり居心地の良い場所に感じられます。

厚みのある透かし彫りの窓は、外からはほとんど見えない構造になっています。

 

ですので、落ち付いて時間を過ごすことができたような気がします。

 

 

 

 

 

 

この部屋自体は、そんなに広い場所ではありません。

 

廻りにも色々な部屋が、並んでいました。

居住空間に近い場所らしく、こんな部屋が隣接していました。

 

 

 

 

 

 

おそらく、トイレだと思います。

 

下へと流されて、処理されるのでしょうか?

必ず必要な設備ですので、考えて作られている気がします。

水の無い時期も多かったでしょうから、維持管理は大変だったように感じます。

 

 

 

 

 

 

高い位置に、市松模様の窓があります。

 

採光の面からも、においの面からも窓は必ず必要だったと思います。

 

よく見ると、窓部分は木製の板が嵌めこんであります。

修復途中なのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

こんな部屋もありました。

作業部屋の様ですが、壁には美しい窓が造り込まれています。

 

部屋の真ん中に柱があり、棒が差し込んであります。

この棒を持って、柱を回転させるようです。

 

 

 

 

 

 

柱の上部です

 

複雑な構造になっていて、さらに棒が伸びています。

棒の先は、壁の向こう側へと続いているようです。

 

 

 

 

 

 

リフトです。

 

下から水をくみ上げていたのでしょうか?

もう少し複雑な仕組みが、 モン ・ サンミシェル にありました。

 

http://blog.goo.ne.jp/joearchi/e/ab223d437082d985de911673b6439382

 

その時の様子は、こちらから。

 

 

 

 

 

 

マハーラージャ の居住空間の裏側を見てきました。

 

雨の少ないこの地方では、生活水を用意するのも大変だったような気がします。

原始的なリフトではありますが、重要な設備だったことは間違いなさそうです。



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