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今回の旅立つ理由のひとつ ” 最後の晩餐 ”
入口でチケットを、チェックして入場です。
15分ごとに入りますから、時間が違うと入口で入れてもらえません。
今までにイタリアを訪れたことは、これまでに5回あります。
ですが、ここと言いますかミラノに滞在するのが初めてです。
6回目にして、やっとここに来ることができました。
こんな空間を、一つずつ進んでいきます。
時間になるまで、ここで待っていないといけません。
アナウンスが入り、扉が開きます。
ガラスで仕切られた小さな空間を、少しずつ進んで、
目的の食堂へ近づいていくようです。
気持ちを盛り上げるためか、退屈させないようにか、
壁には絵画を切り取った絵が飾られています。
ヨハネ、キリスト、ピリポ のアップです。
実際のものと比べて、大きさはどうなんでしょうか
最後の扉です。
スモークがかかていますので、内部の様子がわかりにくくなっています。
この方が、イタリア語のガイドの方です。
1回のツアーは、最大で30人と決められています。
最初にイタリア語で説明があり、
その後英語でも見学についての説明がありました。
おそらくイタリアの方が半分ぐらい、
日本人は私を含めて6,7人って感じでしょうか。
アナウンスが入り、ドアが開きました。
入ってきた感じは、こんな風に見えます。
ノーフラッシュでなら、撮影は可能です。
最初にガイドさんが説明してくれました。
色々な露出やモードで撮影するのですが、
なかなかうまく撮影できていませんでした。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 作 世界遺産 ” 最後の晩餐 ”
高さ 4.2m 幅 9.1m の壁画です。
従来のフレスコ画ではなく、ダ・ヴィンチの意向により、
卵を用いたエッグテンペラで描かれています。
本来耐久性を必要とする壁画には向かない手法ですが、
発色がいいのと、重ね塗できるという利点を重視し、用いられたそうです。
そのせいでカビが発生し、10年後ぐらいから剥離が始まっています。
その後の水没や、修復により本来の姿を失ってしまいます。
イタリア政府は1977年から20年以上かけて、修復作業を行いました。
後世の加筆された修復部分を取り除き、オリジナルに近い形で再現されています。
絵画の下には、キリストと12人使徒の並びが表記されています。
この間ずっとイタリア語で説明されていました。
ですが、最後に少しだけですが英語でも説明をしてくれました。
たった15分間しかありません。
ずっと眺めていても飽きない名作です。
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