
脇町にある旧家屋、吉田家住宅。
その部屋の中で、ひと際格式の高い部屋がありました。
床の間廻りの造り込みや、欄間など少し違った部屋に見えました。
その部屋の中に、将棋盤が置かれていました。
2005年9月に、ここで第46期王位戦
第5局がここで行われています。
羽生善治王位と佐藤康光棋聖が対局し、佐藤棋聖だ勝利したそうです。
ここで敗れた羽生王位ですが、通算4勝3敗で勝利しました。
現在の王位は昨年獲得した、藤井聡太4冠です。
藍染の着物が飾られています。
美しい藍染のものが並んでいます。
残していってほしい、日本の文化です。
庭はこんな感じです。
回廊に囲われ、中庭の様になっています。
こんな景色を見ながら、対局の内容を考えていたのでしょうか。
毎回対局の場所が変わります。
最近では、食事の内容も報道されています。
こんな衝立がありました。
日本らしい、空間の切り取り方です。
一旦アイストップし、向こう側や左右に、
つながる空間に広がりを造りだします。
庭などでも植栽で、空間を造り出すことがあります。
この屋敷の模型がありました。
敷地は約600坪。
佐川屋直兵衛の屋敷は、裏で物流に利用した吉野川に、
船着き場が設けられています。
川の流れが、藍染にも適していたのでしょう。
蚊帳がありました。
中にも藍染が見えます。
購入した藍染の手ぬぐいは、洗濯機では洗うことができません。
色落ちするようですが、それでも美しい藍色はいい感じです。
日本語独特の、ものによる色の表現。
藍色
いい響きに聞こえます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます