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関西国際空港が、今日から再開します。
昨日の早い時間帯に、政府よりまず発表がありました。
おそらく、かなりのトップダウンだと思います。
有事には、まず再開することを決めてから、そうするには何をするか、
それを順番につぶしていくという方法が取られます。
かなりストレスがかかる作業ですが、” 再開することありき ”
で進めるしかありません。
マニュアルが無いことには、対応できないことが多い。
ですが、一度やったことは大きな経験になります。
こういった有事は、開港を決めた段階から想定できたはずです。
ですから、必ず乗り越えていかないといけない困難です。
タンカーの接触は、想定外でした。
ですが、冠水するであろうことは、想定内だったはずです。
記録的な高潮のせいで、起こったことかもしれません。
ですが、何とかするしかありません。
まだ連絡橋は、半分しか使えません。
マイカーやタクシーでの通行もできません。
りんくうタウン駅、泉佐野駅から、
シャトルバスでしか空港へは入ることができません。
不便なことには、変わりありません。
ですが、運行を開始するということは、
貨物便を使用することが今後できるはずです。
経済の為には、貨物便の運行は不可欠です。
もともと第2ターミナルを、ベースにしていたピーチ。
運行の為の準備は、整っているようです。
ANAは、当社はとりあえずピーチを飛ばします。
という感じでの運航でしょうか。
ANA便自体は、まだまだ運行の目途が立っていません。
元々関空には、シフトが薄いANAです。
国際線も中国路線しか、自社便は運行していませんでした。
まだしばらくかかりそうです。
JALはとりあえず、1往復を今日から運行します。
それも何と羽田便です。
当然、第2ターミナルには施設がありませんから、
人海戦術などの力技で対応するしかありません。
羽田便を飛ばすのには、おそらく試験的な意味があるのでしょう。
第1ターミナル就航の会社がどれだけ対応可能か、
というのを探る目的があるような気がします。
今日の便に乗ってくるのは、マスコミだけではないでしょうか。
わざわざ連絡バスに乗り換えて関空まで来て、
さらに第2ターミナルまでバスを乗り継ぐ。
これなら、圧倒的に新幹線の方が便利です。
それでなくても関空到着は、大回りをして降りてきます。
羽田からの関空便を使うのは、関空から近い人か、遅い時間に帰ってくる人、
または私のように関空や飛行機が好きな人に、限られる気がします。
一部には、伊丹や神戸で国際線を飛ばすという話もあります。
税関や出入国審査など、色々とやることがあります。
これも力技で乗り越えるのでしょうか。
今後間空も少しずつ機能を、取り戻してくるはずです。
時間はかかるかもしれませんが、関空の存在意義を示す為にも、
早期に回復しないといけません。
まだまだ超えるべきは山は、高くたくさんあります。
それでも関空の復活待っている人は、たくさんいるはずです。
がんばれ! 関空!!
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