スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’16 夏 クロアチア 59

2016年12月12日 | ’16 クロアチア

 

 

聖イヴァン要塞 を過ぎて、港の部分を廻り込んできました。

 

ここからまた、少しづつ登りになっています。

急な勾配の部分は階段状に、なだらかな部分は、こういったスロープになってます。

 

この先は、かなり登っていくように見えています。

 

 

 

 

教会の鐘楼が、見えます。

 

ドミニコ会修道院 です。

15世紀に造られた、時代によって、さまざまな様式を用いた建築物です。

美しい回廊が、造られているようです。

 

 

 

  

さらに進むと、かなり高い部分になってきました。

ビジャ広場に建つ建物が、重なって見えています。

 

ここから見ると、聖母被昇天大聖堂の屋根は古い瓦で葺かれています。

街のあらゆる場所から、持ち込まれたものなのでしょうか?

 

 

 

  

地形を利用して建てられいるせいか、城壁がかなり高い場所になっています。

先程利用した階段も、見えています。

 

全体に中央部分がフラットで、城壁に沿ってかなり高くまで建物が建設されています。

 

  

 

 

少し進むと、おそらく城壁の一番高い部分になりました。

 

ここから見る、旧市街の景色です。


まさしく、ジブリの世界が広がっていました。

吹き替えられたオレンジの屋根が、夕日に照らされ、とても美しく見えました。

 

  

 

  

城壁の外の景色です。

 

かなり深い部分に、道が通っています。

城壁自体の高さは25m、それに加えて自然の高低差があります。

 

ここを超えていくのは、不可能なように見えます。

 

  

 

 

一番高い部分に造られた、 ミンチェタ要塞 です。

 

ピレ門と街の中心部を守るために、14世紀に建設されています。

強固に造られた円形の壁の厚みは、6mもあるそうです。

 

  

 

  

狭い石段を上がってくると、こんな景色に出会えます。

 

遠く、ロクルム島までが見えます。

まさしく、街のすべてが見渡せているようです。

 

城壁を歩いてきた、最後のご褒美のように感じられました。

 

  

 

  

巨大な要塞には、15世紀になって最上部に、ゴシックの装飾が付け加えられています。

 

王冠 をイメージしているようです。

下から見上げると、チェスの駒のように見えています。

 

 

 

 

 

 要塞から、スロープを下ってくると、ちょうど一回りです。

 

頑張ればもう一周することもできるようです。

後ろには、ピレ門が見えています。

 

 

 

 

  

予定外に城壁を、一回りしてきました。

 

1周、1,940mの城壁です。

こんな高低差のある空間です。

 

たまたまですが、夕日の時間帯に訪れました。

暑さもしのげますし、美しい景色にも出会えました。

 

城壁には、夕方に訪れることをお勧めします。



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