スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

土佐へ 30

2022年02月07日 |  ’21 土佐

 

 

古い電話BOXの横に、こんな建物がありました。

 

美馬市伝統工芸体験館 ” 未来工房 ”

 

ここで伝統的な、美馬和傘の制作現場尾見学できます。

竹人形や竹笛の展示も、行っているようです。

和傘などの製作体験もできます。

ですが、今日は閉まっていました。

 

 

 

 

うだつだけではなく、伝統的な手法の残る街並み。

 

窓周りの格子も伝統的なものです。

長屋のように見えますが、

建物はすべて離されて建てられています。

その為にも、うだつが重要な役割を果たしています。

火事から建築物を守るためのもの、うだつ。

ずっと、並んで見えています。

 

 

 

 

こんな、看板がありました。

 

伝統的な街並みとは、少し違った感じを受けます。

ですが、ボンカレーは1968年から発売された、

大塚食品の製品です。

 

大塚グループは、徳島で創業されています。

ですので、この看板は必然なのかもしれません。

 

 

 

 

玄関の開かれた家屋がありました。

 

正面に障子が配置された玄関です。

ここで一旦仕切っているのは、

あまり見ることが無い感じです。

商店ではなく、個人宅のように見えます。

 

 

 

 

他にもありました。

 

ここも、一旦障子で仕切られているようです。

ですが、式台の奥には広間が広がっています。

そこに花が飾られ、広がった空間のように見えています。

この街というか、当時の建築手法だったのでしょう。

 

 

 

 

しばらく歩いていると、こんな場所がありました。

 

石碑には ” 皇太子殿下行啓記念碑 ” と書かれてあります。

現在の令和天皇陛下が、2日間徳島を訪れていたようです。

その記念碑が、ここに建てられています。

 

 

 

 

横にある、お土産物屋さんです。

 

元は酒屋さんのようです。

古いたばこの看板も見えています。

やはりここにも、うだつが見えています。

 

 

 

 

町立の図書館がありました。

 

公共施設も、街並みに馴染んでいます。

全国で28番目に指定された保存すべき街並み。

 

日本の伝統として、保存されてきています。



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