スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

復活を信じて

2019年12月15日 | 日記

 

 

10月31日未明、とんでもない悲劇が起こりました。

 

早朝、テレビを見て愕然としました。

もうすでに手の施しようのないような状態でした。

歴史的建造物にはついて回る、維持と管理。

構造も含めて、歴史ある建物は火災等からの保守が難しい気がします。

 

 

 

 

今年は4月にも、パリで世界遺産に悲劇が起きています。

 

工事中の火の不始末による出火が原因です。

いち早く2024年のオリンピック開催までに、復興させることが宣言されています。

1年に2つの世界遺産が、消失するという悲劇が起きてしまいました。

 

 

 

 

瑞泉門

 

門の手前にある、龍樋と呼ばれる湧水にちなんで名付けられた門です。

沖縄戦で焼失していますが、1992年に復元されています。

 

位置関係もあり、この門は今回無事でした。

 

 

 

 

歓会門

 

首里城へ続く第一の正門です。

この門も沖縄戦で焼失していますが、1974年に復元されています。

中国からの使者を、歓迎するという意味で造られた門です。

 

この門も、今回の被害から逃れています。

 

 

 

 

守礼門

 

1500年代1500年代に建立され、1933年に国宝に指定されています。

この門も沖縄戦で焼失していますが、

1958年に復元されています。

2000年のサミットに合わせて発行された2,000円紙幣に描かれています。

 

この門も、今回被害を免れています。

すっかり観光客の減った首里城。

ですが、まだ見られる建造物もたくさん残されています。

 

首里城の復興の為にも、観光は存続していかないといけません。

首里城は、大切な日本の遺産です。

 

つづく....



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