スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’21 冬 西国 65

2021年06月28日 | ’21 西国

 

 

山上まで上がってきました。

 

坂の街、尾道。

 

私的には、初めて訪れる街です。

映画の撮影にも多く使われた、歴史を感じさせてくれる街。

関西で暮らしていると、遠足で日本の歴史を感じる場所へ訪れます。

ですので、いつもそんな場所は見てきました。

近代を感じさせてくれる街、尾道。

いい意味で、時間が止まっているように見えました。

 

 

 

 

恋人の聖地、と書かれています。

 

朱いハートのモチーフです。

後ろには鍵がたくさん掛けられています。

ここはあえてかける場所を設けてありますが、

色々な場所で、大量に掛けられた鍵が問題になっています。

セーヌ川に架かるポンテバザールでは、

鍵の重みで手摺が外れる事故も起こっています。

結果、鍵が強制撤去される事態になりました。

 

 

 

 

千光寺公園展望台です。

 

これも少し、昭和のかおりのするデザインです。

一番上の手すりのところまで上れます。

私が訪れた後1月の半ばから、2020年の3月末まで、

リニューアル工事に入っているそうです。

 

 

 

 

ここから下に降りていくと、目的の千光寺です。

石碑などが並んでいます。

ここから続く遊歩道は、″ 文学のこみち ″ と名付けられています。

正面に見えているのが、徳富蘇峰 の碑です。

 

 

 

 

こんな手摺のついた石段が続いています。

雨の日には、少し危険な気がします。

この辺りは松に囲まれていますが、

千光寺公園は桜の名所だそうです。

 

 

 

 

正岡子規 のものです。

 

のどかさや 小山つづきに 塔二つ

 

1895年に従軍記者として、この街を通過した時に詠んだ歌です。

まさしく先程の山陽本線の列車の中から見えた、

二つの塔を詠んでいます。

この街には塔は3つあるそうですが、

鉄道から見えるのは、天寧寺の三重塔と浄土寺の多宝塔だそうです。

 

 

 

 

全部で25の碑があります。

1965年、1969年の2回にわたり整備されています。

一部に険しい場所もあります。

歩きやすい靴で訪れるのが、よさそうです。


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