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山上まで上がってきました。
坂の街、尾道。
私的には、初めて訪れる街です。
映画の撮影にも多く使われた、歴史を感じさせてくれる街。
関西で暮らしていると、遠足で日本の歴史を感じる場所へ訪れます。
ですので、いつもそんな場所は見てきました。
近代を感じさせてくれる街、尾道。
いい意味で、時間が止まっているように見えました。
恋人の聖地、と書かれています。
朱いハートのモチーフです。
後ろには鍵がたくさん掛けられています。
ここはあえてかける場所を設けてありますが、
色々な場所で、大量に掛けられた鍵が問題になっています。
セーヌ川に架かるポンテバザールでは、
鍵の重みで手摺が外れる事故も起こっています。
結果、鍵が強制撤去される事態になりました。
千光寺公園展望台です。
これも少し、昭和のかおりのするデザインです。
一番上の手すりのところまで上れます。
私が訪れた後1月の半ばから、2020年の3月末まで、
リニューアル工事に入っているそうです。
ここから下に降りていくと、目的の千光寺です。
石碑などが並んでいます。
ここから続く遊歩道は、″ 文学のこみち ″ と名付けられています。
正面に見えているのが、徳富蘇峰 の碑です。
こんな手摺のついた石段が続いています。
雨の日には、少し危険な気がします。
この辺りは松に囲まれていますが、
千光寺公園は桜の名所だそうです。
正岡子規 のものです。
のどかさや 小山つづきに 塔二つ
1895年に従軍記者として、この街を通過した時に詠んだ歌です。
まさしく先程の山陽本線の列車の中から見えた、
二つの塔を詠んでいます。
この街には塔は3つあるそうですが、
鉄道から見えるのは、天寧寺の三重塔と浄土寺の多宝塔だそうです。
全部で25の碑があります。
1965年、1969年の2回にわたり整備されています。
一部に険しい場所もあります。
歩きやすい靴で訪れるのが、よさそうです。
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