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シティ ・ パレス を見てきました。
その宮殿の横に、今回の ” 旅立つ理由 ” の一つがあります。
この場所も、また人から教わった場所です。
先程の宮殿が、見えています。
ジャンタル ・ マンタル
世界遺産 です。
1734年に、天文学者でもあった ジャイ ・ スィン2世 によって、
建設された天文観測所です。
ここは、以前知人から見せられた写真で知りました。
その人が実際に行ったのは、デリーにあるもう少し規模の小さなものでした。
しかしその写真は、私の心に響くものでした。
幾何学的な造形をした観測機器に、何故か惹かれてしまいました。
ですので、ジャイプルでは絶対に見ておこうと決めていました。
これは、ウンナターンシャ ・ ヤントラ という星の位置を図る観測儀だそうです。
クラーンティ ・ ウリッタ ・ ヤントラ
これは、天体の緯度や経度を図る観測儀です。
ペルシャやヨーロッパの書物を集め、サマルカンドにあった天文台を参考に造られたそうです。
最初にデリーに造られ、その後ここに2つ目になる、最大の天文台が建設されました。
現存しないものを含め、合計5か所に造られました。
ヤントラ ・ ラージ
高度を図ることによって、天体の位置などを図る観測儀の様です。
日食や月食の時期などが、この機器によってわかったそうです。
ナリ ・ ヴァラヤ ・ ヤントラ
日時計の変形といったところでしょうか?
この観測儀では、春分、夏至、秋分、冬至の時期が計れたそうです。
ラグ ・ サムラート ・ ヤントラ
滑り台のような形状しています。
20秒単位で、時間が測れる正確な日時計です。
当時は、場所ごとに定めた標準時間で、暮らしていたそうです。
マヤにも古くから、確な時の流れを把握していた民族がありました。
時間を管理する事の大切さは、今も昔も変わらないのかもしれません。
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