スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

大阪に初めての

2019年05月19日 | 日記

 

 

先日、早朝に朗報が入りました。

 

近畿2府4県の中で、大阪にはありませんでした。

47都道府県中、26都府県に点在しています。

 

世界遺産

 

やっと大阪府にも登録されることになりました。

2010年に暫定リストに登録されました。

それから9年かかって、やっと順番が回ってきた感じです。

 

文化遺産が18、自然遺産が4、現在日本では登録されています。

23件目の登録となる予定です。

 

 

 

 

ここが最寄りの駅、JR百舌鳥駅です。

 

漢字3文字で、詠みが2文字。

不思議な地名です。

 

現在この駅には、各駅停車しか停まりません。

丁度古墳の反対側にある、JR三国ヶ丘駅には快速が停車します。

同じ場所に、南海電鉄の高野線の駅もあります。

今後は高野山とセットで、観光する人が増えるような気がします。

 

 

 

 

駅から歩いてくると、小さな土の塊のような場所があります。

 

収塚古墳 ” おさめづかこふん ” です。

 

百舌鳥古墳群に属する前方後円墳だそうです。

この古墳も、国の史跡に指定されています。

 

 

 

 

今までは、本当に静かな場所でした。

前を走る御陵通りは、桜のきれいな通りです。

 

今日、こんなイベントがこの辺りで開催されます。

 

http://toj.co.jp/2019/

 

自転車の競技のようです。

今日から8日間かけて、北上していくようです。

来週の日曜日に大井埠頭でゴールを迎えます。

ここはスタート地点になっています。

 

平日の夕方に寄ったのですが、想像以上に人がいる感じでした。

黄色い服を着たボランティアのガイドさんが数人いて、説明をしているようでした。

 

 

 

 

きれいに整備されています。

 

暫定リストに登録等を含めて、4度目でやっと国内推薦を獲得しています。

2018年9月にイコモスの現地調査があり、

先日イコモスより記載が適当と勧告されています。 

今後は7月のユネスコ世界遺産委員会で、正式に決定される予定です。

 

 

 

 

正面の部分です。

 

ここが世界遺産の、一番近くまで行ける場所です。

近くで見ると、古墳の形状は全く伺い知ることができません。

全景を見るには、堺市役所の展望フロアー等から見るしかなさそうです。

今後は遊覧飛行のツアーなどが、催行されるのではないでしょうか

 

 

 

 

立て看板がありました。

 

宮内庁によるものです。

古墳は天皇陵になりますので、管轄が宮内庁になるのは当然のようです。

世界遺産登録には、当初宮内庁は反対だったようです。

お墓という性質上、仕方ない気がします。

 

 

 

 

クフ王のピラミッド、秦の始皇帝陵と並ぶ、世界3大墳墓の一つといわれています。

 

日本最大の前方後円墳で、全長 486m、後円部径 249m、高さ 34.8m、

前方部幅 307m、高さ 33.9m で三段に構成されています。

 

やっと登録予定の、仁徳天皇陵。

 

大阪で初の世界遺産登録です。



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