スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’22 春 青森 ・ 弘前 61

2022年08月02日 | '22 青森

 

 

盛美園の庭を、廻ってきました。

 

ここは庭に面した、客間になっています。

ここからは盛美園の庭の部分が、

良く見えるようになています。

床の間や違い棚があり、

高級材である黒檀や紫檀などが使われています。

 

 

 

 

障子にはめ込まれたガラスの部分が、特徴的な建具です。

 

すりガラスの部分で、丸い部分を作り出しています。

縁側部分には、上部に格子の欄間がはめ込まれています。

ここに腰掛けて、庭園を眺めるのがよさそうです。

今日は平日の間でしたので、

この時間は私の他には誰もいませんでした。

 

 

 

 

廻り込んでいきます。

 

ここが正面の部分になります。

 

内部へと入って行けるように、なっています。

この庭園の入口で入場料を払い、

それだけで内部を見て廻ることができるようです。

 

 

 

 

飛び石が続く、エントランス部分です。

玄関部分は、和風の両引きの建具になっています。

 

ここは、1階と2階では建築の様式が異なっています。

下だけ見ていると、全体のファサードは想像できにくい感じです。

 

 

 

 

ここが、玄関部分の内部です。

 

左手には、家紋が刻まれたガラス戸が見えます。

 

正面の障子にも、カシューの枠がはめ込まれています。

私には少し低く感じられる、長押の高さです。

 

これが本来の高さなので、

仕方ないのかもしれません。



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