スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’10 冬 カンクン・メキシコシティ54

2010年03月02日 | ’10 カンクン・メキシコシティ
三寒四温



一雨ごとに暖かくなっていく気がします。
もうすぐ春です。







新年を祝うためでしょうか? 建物にはたくさんの飾り付けが見られます。
建物の後に見えているとんがった高い建物は、” ラテンアメリカタワー ” という1950年代に建てられた建築物です。







この大きな教会は、入植してきたスペイン人の手によって造られました。
元あったアステカの祭壇を壊し、その上に壊した石材を用いて教会を造ったそうです。
いたるところで入植者の力を鼓舞する為に、教会に造り変えていかれたそうです。


江戸城が皇居に変わったようなものでしょうか。







この正面のファサードは、メキシカンゴシック様式です。
いたるところに彫刻が見られます。

メキシコ人の90%は、カトリックだそうです。







大きな門をくぐって中に入っていくことにします。
ここは教会ですので、入場料をとられることはありません。

ちなみに ” 世界遺産 法隆寺 ” の入場料は1,000円です。







中に入ると、ミサが行われていました。
外部のくすんだ石造りからは、想像もつかない金色の祭壇です。
サンマルコ大聖堂なら、内外のギャップは感じませんがここは少し感じてしまいました。







ヴォールト天井のホールがあります。
さらに奥に見えるのが主祭壇になります。
ここも黄金色に輝く祭壇です。
この教会はハイサイド・ライトによって、外部の暗いイメージとは違う光に満ち溢れた空間構成になっています。







尖塔部分の廻りにもハイサイド・ライトが施され、たくさんの光が取り入れられています。
外観からはもっと素朴な感じの教会をイメージしていました。


なかなかいい教会です。


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