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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’19 夏 コスタ・デル・ソル 66

2019年11月11日 | ’19 コスタ・デル・ソル

 

 

やっと見ることができた、カディスの街の立派な大聖堂です。 

この教会には、もうひとつの見どころがありました。

 

地下部分です。

 

ここから、下へと降りていけます。

 

 

 

 

 

少し天井は低いのですが、地下部分にかなりの広さがあります。

街の有事の際には、ここへ入ってくるのでしょうか。

 

一部、墓所を併用しています。

スペインの作曲家であるマヌエル・デ・ファリャや

作家のホセ・マリア・ペマンがここに埋葬されているそうです。

 

 

 

 

マリア像が、墓所には置かれていました。

 

他にもいろいろと置かれています。

現在では、博物館のようにも使用されているようです。

 

 

 

 

海岸沿いですと、湧水などがあり工事は難しかったはずです。

石積で壁が造られていますので、防水なども大変だったと思います。

基本的に防水は外部にする方が効果が高いので、

外部側に何らかの工事がなされているのでしょう。

ひょとすると、壁が何重にもなっているのかもしれません。

 

 

 

 

少し広い場所がありました。

 

そこの壁には、キリストの像がありました。

 

小さな礼拝堂といった感じです。

ですが、やはり地下ですので少し湿っぽい感じがします。

 

 

 

 

想像以上に広い空間です。

 

階段を見ると、かなり深く造り込まれています。

大聖堂自体、広場側と少し高低差があります。

海岸沿いから少し降りてくるのですが、その段差を利用しているようです。

 

よく考えられた造りに見えました。



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