スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’21 冬 西国 32

2021年02月22日 | ’21 西国

 

 

日本の近代を造った塾を見学しました。

 

先程見ようとして、駐車場に入れなかった場所へと戻ります。

他に駐車所が無いか探しましたが、一つしかないようです。

先程と違って故障をしていたせいか、バーが上げられて、

駐車場がフリーになっていました。

 

 

 

 

明倫学舎です。

 

ここへは初めてやってきました。

駐車場から移動してくると最初に木造の門があります。

 

南門です。

 

左右に通用門が付けられた立派な門です。

 

 

 

 

” 明倫館 ” と看板が掛けられています。

 

ここは元々、萩藩の藩校だった場所です。

江戸時代からきちんとした教育がされていたようです。

こういったところに、街の文化度の高さを感じます。

 

 

 

 

1719年、5代藩主 毛利吉元が毛利家家臣の子弟の教育の為に、

開いた萩藩明倫館です。

 

現在は一部が改修中で、本館と2号館のみの見学ができます。

焼杉が貼られた外壁が続きます。

現在の学校建築と同じように、東西に長い校舎です。

 

 

 

 

ここがエントランスのようです。

 

車寄せのつけられた立派な玄関です。

車寄せ部分の屋根は、葺き替えられているようです。

ずっと焼杉の黒い外壁が続いていましたが、

漆喰とのツートンになっています。

 

 

 

 

2014年まで、学校として使用されていました。

2017年に明治維新150年事業として、現在の形になっています。

 

日本最大の木造校舎、萩明倫学舎。

 

新しくなった施設を見学します。



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