20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

サロンにおこたつを出しました。

2024年11月11日 | Weblog
                        

とうとう、冬の到来。

グデグデできる部屋。
サロンにおこたつを出しました。
床は、夏用の絨毯から、ボアの敷物に変えました。

黒いYogiboに斜めに座って、壁に貼り付けたテレビを見ていると、おこたつの暖かさに、お昼寝。

夫は、こちら側に、薄茶のYogiboをおいて、そこで同じくテレビを見ながらお昼寝です。

おこたつって、本当に、人間をダメにします。
昔は、おこたつは、だらしない感じで、嫌いでした。
でも年齢とともに、「こんなあったかくて、いいものはない」と(笑)。

同じく、Yogiboも、人間をダメにします。
おまけにおこたつのテーブルには、メゾンカイザーで買ってきた、アップルパイを食べ散らかした痕跡まで・・・。
大好き。メゾンカイザーのアップルパイ。

とはいえ、寒くなったら、おこたつは必須アイティムです。
本を読みながら、グデグデ。
読みながら、思わず、「お!」と、おきあげる瞬間もありますが(笑)。

本読みのおこたつの冬。
サイコーです!!

さて、今日は、カーブスの日。
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今日はのんびり

2024年11月10日 | Weblog
          

          

昨日の遠出で、いささか疲れ気味。
でも、みんなに会えて、嬉しかった!
楽しかった!
みんなで、最後には友人2人の車に分乗して、タリーズに移動。
「あ、こんなところに映画館やタリーズができたんだ!」
秩父は車社会。細い道でもすれ違うときは、怖そうです。
みゆきちゃんは「これ、自分用に買った、最後の車」と、オレンジ色のそれなりに大きい車に乗っています。
ヘルバーさんに、いろいろやってもらっているというので、自分で運転してくるとは思いませんでした。でも対向車が来ると、「怖い、怖い」と。
先を走っている、はっちゃんの車はもう姿も見えません。
やっと無事到着し、さらにおしゃべりが続き、「あの時こんなことがあったね。あんなことも」と、5人で楽しいおしゃべりが続きました。
子ども時代の友人たちって、いつまでも大好き。

帰宅して、弟に電話。
元気そうで、電話の向こうからは、娘のNちゃんや、奥さんのTさんの声も。
「Nがジュンコさんのこと、冷やかしてるよ。やっぱり姉弟、オーバージャスチャーのところまで、よく似てるって」
友人たちにも言われましたが「ジュンコちゃんは昔から、一番派手だった」ということでしょう。

すごく楽しそうな、弟の家の家族団欒の空気が、伝わってきます。
「じゃあね」と言ったら、
「バイバイって、Nが手を振ってるよ」と弟が。
「私もこっちからNちゃんとTさんに手を振ってる。バイバイ、またね」
楽しい1日でした。

今日は高島屋で、ランチ。
お蕎麦で。
高島屋の新館に、更科のお蕎麦屋さんがありますが、うちは、本館の萱場のファンです。お店の人とも顔見知り。

夫は昨日は、1人で、ランチはおうどんを食べたり、本屋さんに行ったり、本屋さんの中にある「タリーズ」でアサイーヨーグルトを飲んだりして、過ごしていたそうです。
1人での休日。あれこれやってはいましたが、私の帰りを心待ち。
お土産を一緒にパクパク食べながら、身振り手振りを交え、1日の様子を話してあげました。

夫は、先日も年に一度は会っている慶應時代の友人とのお食事会でした。
でもその細かい様子など、何も話しません。
真反対の性格です。

さて、ランチが終えて帰ってきたら、本読み。

秋が深まってきました。
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今日は秩父へ

2024年11月09日 | Weblog
           

今日は、西武秩父線の特急「ラビュー」を、予約してあって、1人で秩父へ行きます。
早くネット予約したので、1号車の窓際です。
お水と、ちょっとしたお菓子をバッグに入れて。
少女時代の友人たちと会います。

「もう、会えるの、最後かもしれないね」
なんて、友人たちが。
寂しい話です。
ご病気になったりとか、そうした話もご本人たちから流れてきます。

「でも、私は、ジュンコちゃんに会いに行くから」といってくれる友だちもいます。
16年くらい前、2人の友人、みっちゃんと、みゆきちゃんが、住んでいる場所それぞれから、我が家に遊びにきてくれました。
夫が単身赴任していて、私が1人でいた時です。

お夕食を食べて、ベランダに出て、夜景を見ながら、あれやこれやと、楽しいおしゃべり。
「泊まっていけば」と言ったら「帰る」と。
そういうところは、田舎出身の人間は親戚でもない限り「我が家へ帰る」という信念が硬いです(笑)。

「また、行きたいね、ジュンコちゃんち」
「きてきて」
なんて、電話で何度か話しても、それっきりです。

友というのは、いつまでもいいものです。
ましてや、子どもの頃の友だちは、また別の意味で、大切です。

今は親戚になった、同級生の友人が、先日も電話をくれて
「土曜日にはジュンコちゃんに会えるね。すごくうれしい」と。
仲良しだった友人、何人も会います。


気になっているのが、仲良しで、ずっと東京や秩父に行ったりして遊んでいた従姉妹。
旦那さんが、お加減が良かったり、悪かったりという話を聞くと、なかなか電話もできません。

最後に電話が来たの、カーブスで筋トレをやっていた時。
アップルウオッチにバイブがなったので、ウオッチを耳につけて、
「今、カーブスなの。終わったら、かけ直すから」と、お店の隅で、1時間、おしゃべり。

同じマンションの旦那さんに、電話している後ろ姿を見られてしまったようです。
でも気になるなら、連絡すればいいものを、迷惑になったらと気を使ってしまう・・・。
やっぱり、12月になったら、電話してみよう。従姉妹は忙しいかもしれないけれど。

今日は、従姉妹に会う時間はなさそうです。私もなるべく早めのラビューで帰ってきたいし・・・。

さて、九時半発のラビューです。

今日は池袋への行き方を、ちょっと変えてみます。
長い年月、東西線を大手町で降りて、長い通路を丸の内線に向かって歩いていきましたが。

近頃、都営新宿線で、神保町へ行くことが多いので。
今日は、都営新宿線の小川町から、丸の内線に乗り換えて池袋へ行こうかと思っています。
どちらが早いか・・・。

そろそろ家を出ます。
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整水器のカートリッジ

2024年11月08日 | Weblog
                                  

10年くらい前、リフォームした時。
キッチンは、パナソニックでリフォームしました。

「デザインリフォーム」と言われているパナソニックのキッチン。
汐留のパナソニック・ショールームで見て気に入り、デザインしてもらいました。
広くて、開放感のあるキッチンになりました。            
もちろん整水器も電気系統はすべてパナソニック。

ただし、カートリッジは、二ヶ月に一回、取り替えなくてはいけません。

リフォーム前は、日本トリムというところのアルカリイオン還元水というのを使っていました。

          
35万円くらいしたのですが、当時は気に入って、2度くらい買い替えて使っていました。

リフォームの時は、キッチンをすっきりさせるために、写真上の、カートリッジ型に変えました。

私は、食事以外は、コーヒーを飲むという習慣がなく、常温のお水をひっきりなしに飲むという習慣があります。

だから、ペットボトルがすぐ空に。
そうすると、洗って、そこに、整水器のお水を入れ、それをいつもそばに置いて飲んでいます。

ところが、先日、お腹がシクシク。
おかしいなと思いつつ、ビオフェルミンを探したら、空っぽ。
夫も、時々飲んでいたようです。

ビオフェルミンを、夫が買ってきてくれ、それを飲んだたら
「あら?お水の味が変」
水道水のような味です。

慌てて、整水器をチェックしたら、カートリッジを交換した月が「6月」と出ています。
半年、近く、カートリッジの交換もせず、お水を飲んでいたようです。

二ヶ月に一回交換と、自分でちゃんと決めていたのに、どうしたことでしょう。
すぐに新しいカートリッジに交換しました。

やっぱりお水が美味しい。
ビオフェルミンのおかげで、お腹の調子も治ったし、整水器チェック、これは常に頭に入れておかなくてはと思った夜でした。


話題の、アメリカのトランプは、ダイエットコーラをひっきりなしに飲むという習慣を持っているらしいです。彼も、もう78歳。

日本は、これからどんな影響を受けるのか。
アメリカ経済を良くするために、日本などにも関税をあげてきて、大変な状況になりそうです。
トランプは、有罪案件をいくつも抱え、スキャンダルもそのまま。

トランプ登場以来、アメリカは、今、人と人が分断されています。
マッチングアプリさえ「誰を支持するか」が一致できないと、デートもしない。
長い間、信頼し合っていた友人とも、どちらを支持するかで、言い合いになり、袂を分ち、分断する。
思想信条は自由。だから親友とは、そんなことで対立しても「ああ、お互い、そういう考えなんだね」と認め合えばいいだけです。
でも今のアメリカには、反対の人とは「分断」しかないのですから。

そんな分断なら、どうぞご自由に、と言いたくなるような愚かさです。

世界はどうなるか? イスラエルを支持しているトランプは、ガザをどうする? ガザまで潰して戦争終結を図るのでしょうか?
同じくウクライナをロシアに取られたまま、戦争終結を図るのでしょうか?

バイデンが、ネタニヤフを説得もできず援助し続けていたり、結果、ガザに悲惨な状況を生み出してしまいました。
バイデンは本当に、どうしょうもない大統領でした。

慶應のアメリカ研究の教授が
「そもそも今回は、レベルの低い、大統領選だったのです」と、トランプとハリスのことを話していました。
その話で、すべてが腑に落ちました。

ハリスは、そんなバイデンを継承しているだけ。
当初はもう少し信頼できるかなと思っていましたが、全く内実が伴わない。問題提起は「中絶」問題だけ。途中からは、民衆を盛り上げようとする笑顔だけで具体性がない。これではダメだ。そう思ってみていました。

トランプはそれよりもっと強権で、したたか。
公式な場でも相手を、薄汚い言葉で平然と罵ったり、平然と嘘をついたり・・・。
見苦しいほどの人です。
身勝手さには、人間性を疑ってしまいます。

けれど、激しいインフレに苦しんでいる貧困層の人たちは、それより黄金の輝くアメリカに建て直してくれるという、幻想世界を渇望したのでしょう。
国を牛耳るエリートたちを追い出し、インフレも止まり、胸を張って生きることのできる輝けるアメリカ。それを望んでいたのでしょう。

でもトランプの振る舞いや、相手を攻撃する言動は、どうかと思います。
それをテレビを見ていた、世の中の子どもたちが、
「ああ、こういうふうに、相手を踏み潰すようなことを言ったり、いじめたりしてもいいんだ。だって、こういう人が大統領になれるんだから」
と、思わせてしまいそうな危機感を感じました。

私は、アメリカ大統領がトランプになって、今より、世界がよくなるという確証を一つも持てずにいます。
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秋の日和

2024年11月07日 | Weblog
           

            

秋らしい日和が続きます。
今日はちょっと、北風が強いです。

締め切りの書評も終わり、少しづつ、趣味的な気分で、思いを書き散らしています。
書き散らすと言っても、パソコン上ですが・・・。

夫は、今日は、午後から慶應の友人たちとお食事会をするらしいので、留守になります。
骨盤整骨施術が、週2回から、一回になったら、少し時間が持てるようになったようです。
腰痛の原因だった、骨盤の歪みも良くなり、腰痛もなくなってきたようです。

でもこうして日程に、いろいろ追われるというのは、知的機能が衰えず、とてもいいことだそうです。

私は、お歳暮のお願いに、お昼過ぎに三越に行ってきます。
平日に行かないと、待ち時間が大変。
平日でも、そこそこ待たされますが・・・。

ついでに、FBで知ったお化粧品を買ってこようかと。

お夕食は、おにぎりとフルーツくらいでいいらしいので簡単です。

帰宅したら、本読みと、12月締め切りの俳句に(いつもは1日句)、じっくり向き合ってみます。楽しみながら。

こんな、のどかな秋の日もいいものです。
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アフタヌーンティ

2024年11月06日 | Weblog
            

三越のフォートナム&メイソンです。

たまには、ゆっくりアフタヌーンティを楽しみたいなと思いますが、我が家の土日のリズムは、11時にランチをして、お買い物をしてさっさと帰ると言うものです。

平日も、それぞれに予定が入っていたりして、前から決めておかないと、なかなか長時間の外出はできません。

あと、数年後、夫が会社の顧問をリタイアして、私も児文協の副理事長をリタイアして、時間がたっぷりできた頃には、と思っています。

かつて、作品に書くために、本場のアフタヌーンティを味わいたいと思いました。
取材です。
でも、忙しくて、イギリスまでは行けず、香港に行きました。
作品の舞台はイギリスにしていますが。
香港のペニンシュラホテルの、有名なアフタヌーンティを味わいながら、取材しました。

イギリスの植民地だった香港は、当時は、さまざまなところに、イギリスの香りを漂わせていました。
中国的味わいもありましたが、香港は香港のアイデンティティに満ちていました。
中国には、大連などに行きましたが、街並みが違います。

でも香港ですごかったのは、やはり九龍城砦でした。
あのごちゃごちゃ感の、すごい違法建築である、建物は、香港人の生きぬくたくましさを感じさせてくれました。

話が、アフタヌーンティからそれました。
物語は、紅茶にうるさい母親と、反抗期の少女。
その二人が、父親にも勧められ、春休みを利用してイギリスにアフタヌーンティの体験に出かけます。
母親が日本でやっている「紅茶を飲む会」のメンバーとの団体旅行です。

格調高いホテルでの不思議な時間と、ちょっと怖い話。
そこでアフタヌーンティが、物語の中心に出てきます。
そのために、きちんとしたアフタヌーンティを体験したかったのです。

もうかれこれ20年くらい前の作品です。

三越のフォートナム&メイソンの前を通るたび、その作品の一節が、今でも脳裏をよぎります(笑)。
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初冬になったり、初秋になったり・・・。

2024年11月05日 | Weblog
            

フルーツの美味しい季節です。
近頃は、柿。
甘くて美味しいです。

季節を問わずに美味しいのが、ゴールドキウイ。

でも朝、寒かったり、お昼には暑くなったり・・・・。
気温変動に振り回されます。

ネトフリ、「賢い医師生活」シーズン2が終わり、もっか、「賢い」ロスです。

さて、今日はカーブスです。
1週間の始まりです。
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「ふるさとと文学2024」

2024年11月04日 | Weblog
             

今日は、「漱石・鴎外・一葉の神保町」と言うタイトルで、本の街・神保町を元気にする会主催で、日本ペンクラブ企画監修で、神保町にスポットを当てて、映像と語りの会が行われます。

・朗読(神田松鯉・中村敦夫・中井貴恵)

・シンポジウム(京極夏彦・今村翔吾・中島京子)司会進行・ドリアン助川
と言う豪華メンバーです。

総合プロデューサーは、日本ペンクラブ常務理事の野上暁さんです。

神保町の「共立講堂」で、1500人収容のところ、さらに500席増やし、2000席。
それが、すでに満員御礼だそうです。
ドリアンさんにも、お久しぶりにお目にかかれます。

今日は、仲良しの作家のお友だち、石井睦美さんと待ち合わせして、参加します。
楽しみです。
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書き手のセンス

2024年11月03日 | Weblog
            


今年度、第62回の、野間児童文芸賞受賞者は長谷川まりるさんの『杉森くんを殺すには』(くもん出版)に決まりました。
まりるさん、おめでとう!!

でも彼女の作品などを読むと、この若い感性と、この切り取り方。
ああ、もうこんな技は、持てないなと、昨年の協会賞選考委員会で読んだ時も思いました。

新聞を見ると、令和型不登校児の数が、増えているそうです。
令和型とは、学校でいじめに遭って、登校できなくなったとか、これまでの不登校の形とは違っています。
夜遅くまで、スマホ三昧。朝、起きられなくて不登校が始まる・・・。
こうした現象は、単に、スマホが悪いとか、そんな単純なことではなく、裏返せば、それだけたくさんの「生きづらさ」苦悩を子どもたちが背負っているということでもあります。

外見的な悩み、勉強の遅れ、親子関係のギスギスした感じ、友人が持てない。
そうした苦悩を、子どもたちは、令和型不登校と言われる形で、表現し始めているということです。

そのため、私立の通信制中学、私立の通信性高校。私立の通信性大学まで、どんどん生まれていると、新聞やネットで流れてきます。

少子化で、多くの大学が定員割れ。中には、閉校になった大学もあります。
その中で、通信制大学が、どんどん生まれています。

通信がダメというわけではなく、不登校の子どもが、本当にこれで、ちゃんと大人になっていけるのか。通信で1人で、ちゃんと勉強ができるのか。
やりたい仕事につけられるのか。

不登校で友だちもいない子どもたちが、通信制の大学を卒業するまで、友だちも少ない。だから、人間を見る目も育たない。社会性も育たない。

それは大きなマイナス面だなと、流れてくるネットなどを見ると思います。
人間は、人間関係の中で、他者を知り、自分を知っていきます。

近頃、簡単に、友人を殺したり、闇バイトで、知らない人を殺したり、親が子どもを殺したり、そんな事件ばかりが、目立ちます。
短絡的思考の若者たちの姿が見えてきます。
根っこは、社会から振り落とされた、貧困格差の闇が、横たわっているわけですが。

子どもの本を書いている私たちは、いつも子どもたちの状況や、生きる姿が気になります。

だから、社会的な発言も多くなります。

だから、子どもたち。
絶望しないで。
自分をきちんと見据えて、自分がどう生きていったらいいかを、考えてほしいです。

それと、大切なのは、1日に、数時間は、ちゃんと、スマホ・デトックスをしてほしい。
特に、中・高校生。
スマホを手放す習慣を、自分を律して、つけてほしいです。
そうすれば、自分を見つめる時間が持てます。本を読んで、自分を高める時間ができますから。

そこへの作品として、深い切り込みをしていく。
やはり、YAの世界です。
でもこういう作品を書ける、若さのセンスというのものがあります。
この辺りは、若い作家へお任せという気分です。
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休館か閉館か。

2024年11月02日 | Weblog
           

先日行った、川村美術館の企画展は、「静寂の響き」でした。
モダンアートというような作品群に、平日なのに、若い人たちが、たくさん訪れていました。

その企画展は、ドイツを拠点に活動する西川勝人(1949–)という作家です。

光と闇、その間の漠とした陰影に心を配り、多様な技法を用いた作品を、40年以上にわたり手がけてきたということです。
抽象的なフォルムをもつ彼の白い彫刻は、木や石膏を用いた簡素な構造ながら、表面に淡い陰影を宿し、周囲の光や音さえもそっと吸い込んでしまうように、ただ静かにあります。
存在を声高に主張することも、個性を高らかに示すこともしません。写真や絵画など、彫刻以外の制作においても、これは変わることがない最大の魅力です。

            

東京駅前からの、直通バス。
レンブラントの絵が、ペインティングしてあります。

           
           

            

雨が降りそうな曇り空。
晴れていたら、美しい美術館と庭園です。
この美術館の設計は、モダニズム建築の建築家 、海老原一郎氏。

川村美術館は、売却され、閉館になるというニュースを聞いて、慌てて、閉館前に行っておきたいと行きました。
けれど、キュレーターの方に、お話を伺ってみると、まだ「閉館という結論は出ておず、休館です」と。


DIC、大日本インキは、深刻な負債を抱えているようです。
そして、取締役会では、今年4月に設立された「価値共創委員会」の「現在の体制で美術館を運営し続けることは現実的ではない」という勧告に基づき、DIC川村記念美術館の運営戦略について協議し、同館を2025年1月下旬で休館する方針であると発表したらしいです。

DICは、「当館を単に所有資産として捉えた場合、特に資本効率の観点から、必ずしも有効に活用されていないことは明らか」であると述べ、資本効率の向上が喫緊の経営課題である今、社会的価値と経済的価値の両面から美術館事業の位置づけを再考する時期に来ている」としています。
そして、12月に美術館の将来について決定する予定だといっています。

US版ARTnewsでもこのニュースを報じており、同館を所有するDIC株式会社の経営悪化による美術館の休館について、754点の所蔵作品の未来を案じる記事を公開しました。
大日本インキ化学工業(DICの旧社名)創業家の2代目社長を務めた川村勝巳(1905-1999)によって1990年に千葉県佐倉市に開館した川村記念美術館は、「ひとり絵と語らう時間を大切にしていた」という、川村勝巳が1960年代後半から始めたアートコレクションや、3代目の川村茂邦が購入したマーク・ロスコの「シーグラム壁画」7点をはじめ、ジャクソン・ポロック、サイ・トゥオンブリー、フランク・ステラ、アンディ・ウォーホルなど、世界的に重要なアーティストの作品を多数含む20世紀美術の国内屈指のコレクションを所蔵する美術館として、多くのアートファンを惹きつけてきました。

DICの総合研究所と合わせて約9万坪という広大な敷地内には、清水久兵衛《朱甲面》、フランク・ステラ《リュネヴィル》、そして芝生広場のヘンリー・ムーア《ブロンズの形態》など、野外彫刻作品も点在しています。

754点の所蔵作品のうち約半数にあたる384点はDICが所有しており、同社が8月27日に発表した声明によれば、2024年6月30日現在で、これら全作品の資産価値は112億円にのぼるといわれています。

今後、このままの形では川村美術館存続は、DICの経営状態からも困難とされていて、東京に所蔵作品を写し、小規模に運営するか。
まだ決まっていないようです。

とにかく、東京から遠い。
美術館も庭園もとても魅力的です。
でもうちも夫と
「小旅行をしてきた気分」と、話していたくらいです。
「たまには、いいね。こんな小旅行」なんて夫も同感していました。

でもロスコにしても、バスにペインティングしてあったレンブラントにしても素晴らしい絵画や彫刻などを所有しています。

レストランも、あのお庭を見ながらというのが、都会の殺風景な壁を見ながらのお食事とは違った魅力があります。

こうしてみると、日本経済の、衰退具合がとてもよくわかります。
どうしたら、再び復活できるか・・・。
経済学者の主張も様々。
夫も経済学部出身で近代経済を学びました。けれど今、そのことへの疑問から今の日本の経済状況について、我流に勉強しているようです。

先日の総選挙においても、日本経済の衰退という本当に重要な経済問題は、論議の対象になりませんでした。103万円の壁とか、そんな小さなことでは日本経済を立て直すことなどできないと思います。
小技をちょこちょこ振り回すばかり。根本策が出てきていません。

日本経済の現状の、背後にある政策の貧困(アベノミクス)こそが、日本の経済を30年間にわたって弱めてきた基本的な原因です。

アベノミクス(竹中平蔵の唱えたグローバリズムに流され)が、派遣労働者として働ける職種を大幅に増やし、日本の労働市場に柔軟性をもたらそうという名目で、賃金格差や、様々な人々の暮らしを奪っていきました。
これが、この不況への根源になっていったのではという学者もいます。
それには、大きく頷きたくなります。

日本人ならではの、繊細で理知的な思考で、いずれは立て直してはいくと思いますが、私など、銀行に勧められてやり始めた、新NISAの損益を見ると実感します。

ドルは円安がどんどん進んでいるので、ドル定期はそこそこの金額にはなっていますが・・。

息子がスマホで見れるようにしてくれたので、夜になると、ヨギボーに寝転んでは顔認証して、見て、一喜一憂。
まあ、こんなもの。と思ってはいますが。
長い時間をかけて動向を観察する覚悟を決めないと、NISAなんてやっていられませんから。
生きている間に、どこかで、このアベノミクスを断ち切り、日本経済が低迷から抜け出してほしいと願うばかりです。
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今日から11月

2024年11月01日 | Weblog
            

恒例の赤い実。

           

ざくろ。

その昔、神楽坂に老舗のフルーツパーラーと洋風レストランとして有名で、夏目漱石、菊池寛、永井荷風などの作家たちが、通い詰めた「田原屋」と言ういうお店がありました。

そこである日、神楽坂の児文協の事務所で会議があった時。
いつもは、事務所を出て、すぐ隣の東西線「神楽坂」から地下鉄に乗るのですが、友人たちとぶらぶらと坂を、飯田橋に向かって降りていて、見つけたのが、「田原屋」のざくろでした。

「あ、ざくろ」
子ども時代を思い出し、コロンとした形のザクロを、2個、田原屋で買いました。
子どもの頃、食べたザクロは、もっと不思議で、秘密のありそうなお味でした。
でも大人になって食べたザクロは、種だらけのちょっと甘さだけが残るフルーツでした。

田原屋の、二階の洋風レストランは、
「ここ、漱石や、荷風などが常連だったのよね」と、
友人の、出版記念パーティなどを、貸切でやったことを思い出します。

あの老舗のお店。もうとっくになくなりました。

そういえば、今はない「鮒忠」の横の坂を、昔の出版クラブ方向へ向かって歩いてすぐのところにあった「トンカツ屋さん」
ここは、我らが溜まり場でした。1階は椅子席で、お客さんはほぼこちらへ。
2階がお座敷で、私たちの専用空間でした。
ここで、文学論などをみんなでたたかわせました。

田原屋は、毘沙門天のそばです。
と、感慨に耽った、日曜日でした。

写真は、選挙会場だった、近所の小学校のお庭の木々。
小学校って、こんなにいろいろな種類の緑があったのですね。

でもイチョウもまだ黄葉していないし、赤い実の赤も、鮮やかではない。

やっと、晩秋と雰囲気がやってきています。
でも、これまで、植物たちも戸惑いながら、迎えた11月でしょうね。
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句集・内輪お祝い会

2024年10月31日 | Weblog
          

今夜は、句会のお仲間たちと、飯田橋の居酒屋さんで、句集の内輪お祝い会です。

お店を予約してくださった宗匠に、幹事までお願いするのは、どうかと思い、画家であり、作家である、長電話仲間の満月に「満月、二人で、幹事をやらない?」と電話しました。

この間の吟行では、国分寺在住の作家のお二人に、至れり尽くせりのおもてなし、幹事役をお願いしてしまいましたし。

ですから今回くらいはと・・・。

とはいえ、事務能力のない私・・・。
ま、満月も同じくらいかなと思ったら、
「私、計算はダメだけど、お料理注文は、上手だよ。任せて」と。

そうか、そういえば、飲んだりした時は、満月がいつも、お料理注文とかしてくれていたなと思い出しました。
と、そんなことを言いつつ、満月が本気を出して、お店に交渉。

「国分寺の時、幹事をやったMちゃんが、やっぱり飲み放題コースが安心だって、言ってたよ。男の人たち、いっぱい飲むしさ。それに、この値段のコースだと、ラーメンサラダが入っているって」
「わ、なつかしい。ラーメンサラダ! そうだね、そうしよう!」
「でも問題は、2時間コースなんだよ、編集者の人たち、退社してきたら、おしまいってことになりそう」

スマホで話しながらネット検索。
「あ、クーポン券っていうのが、コースで予約した場合、飲み放題、3時間OKって出ているよ」
「どこどこ?どのサイト? あ、ほんとだ」
そう言って、電話を切り・・・。

「OKだったよ」
と。さすが、行動が早いです。即座に変更。
「みんなに配る領収書には、私のハンコを押していくから」
「うん、ありがと。頼りにしてる」

本当に、頼りになる相棒です。

なにしろ、童美連(一社・日本児童出版美術家連盟)の理事長ですから。

「じゃあ、私、補佐役やるから、満月、当日は、仕切ってね」
「うん、わかった」と。
「純子、お金集め、会の最初にやっちゃってよ」
「うん、間違えないように、集めるから」
今夜は、満月と私で、頼りない(?)幹事役を務めさせていただきます。
(会費のおつり用の、千円札。百円玉硬貨。五百円玉硬貨。日頃、現金でお買い物をするのはスーパーくらい。だから、いちいち一万円札を出してはおつり用のお金を貯めました。足りるかな?)

で、その後も、満月と、楽しいおしゃべりが続き・・・。
スマホを切って、夫に、
「寝られるかしら?」
「2時間もおしゃべりしてたんだから、脳がすっかり覚醒しちゃっているよ」
と夫に。
満月と喋っていると、あっちにこっちに飛びながら、楽しいおしゃべりが長くなります。2〜3時間は余裕。

風邪薬を飲んで、ベッドでじっと目を瞑っていたら、いつの間にか寝ていました。

今夜、青森での講演のため、参加できない、仲良しの作家の友人もいて、でもこの間の、国分寺吟行は、ご一緒に参加しましたし・・・・。
(今夜じゃなく、明日だったか?青森じゃなく、その近くだったか?いい加減な記憶力です。ごめんね。夢眠)

満月は国分寺も、参加していないので、今夜は張り切ってね。
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「自分を大切にする」

2024年10月30日 | Weblog
             

秋らしい、紅葉のパッケージの京都の玄米茶。
ティバックがいくつも入っています。

朝晩、急に寒くなり、暖かいお茶を飲みたいなと思う時、飲んでいます。
おいしい〜。お手軽に飲めます。
友人からのプレゼントです。

こんなおいしい玄米の芳しい香りのお茶を飲んで、気持ちをゆったりさせると、心が晴れます。
昨日も、川村美術館からの帰り、温かい玄米茶のペットボトルを買って、ガラガラのグリーン車の中で、夫とお煎餅をバリバリ食べながら、帰ってきました。
玄米茶の温かさに、疲れが取れるようでした。

「ゆったり、楽しく、ポジティブに、自分らしく生きる」
近頃は、日々そう思っています。

その、根っこはひとつ。
「自分を大切にする。」(ついでに夫も大切にする。笑)
心も、体も。

そう決めると、いろいろが軽やかになります。
そして、他者に、さらにやさしい気持ちで接することができます。

仕事のことも、何もかも。

人生って不思議なものです。
「ああ、馬鹿な考えをしていたな」と、その荷を下ろすだけで、自分の気持ちが軽やかになり、日々が楽しい。すごく楽しい。

でも、この、馬鹿馬鹿しいと、認識できるまでに時間がかかります。
考えに考え、とことん考えて・・・。

それで、ある日、ふと、
「ああ、「馬鹿の考え休むに似たり」」だ、と、やっと結論が出ます。

なんで、こんな作られたファンタジーの世界を、迷いながら彷徨っていたのかしらと、気づきます。

私は、子どもの頃から、記憶力のいい方だと思っていますが、その時、その時の、気持ちも、全部、胸の底にしまっています。

心の底にしまっているがゆえに、それを一つ、一つ掘り起こして、考えに考えて。
とことん考え抜き・・・。
その「考え抜き」をやらないと、問題のありかをきちんと、掴み取ることができません。
そこまで納得できないと、結論を導き出せないタイプ。
だから仕方がありません。

考え抜く時に、いつも大切にしているのは「人に対して、誠実であれ」ということです。
それは自分のアイデンティティにも跳ね返ってくることですから。

だから、詐欺などには、絶対引っかからないという自負があります(笑)。

そして、胸に引っかかったままだった、某雑誌の書評も一つ、やっと書き上げました。字数が多くて(計算違いが多い)慌てて、1時間ほどで手直しし・・・。
なんで、書くまでに、こんなに時間がかかってしまったのかしらと、思いながら。

さて、今朝は、畳屋さんが、畳替えと障子はりの見積もりに来てくれます。
和室もしばらくしたら、新しい畳の匂いに包まれます。
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DIC川村美術館

2024年10月29日 | Weblog
            

かなり前に、読書会の友人たちと、佐倉にある、この川村美術館と、おなじく国立民族博物館に行ったことがあります。
というか、その中の友人に、ご案内いただいたのですが・・・。

桜が満開だった庭園の、息をのむような美しさ。
また、川村美術館の展示物には感動しました。
そのあと、バスで行った、国立民族博物館にも圧倒されました。
日本の民族の歴史を、順を追って調べられます。

今日は、夫と、川村美術館だけに行きます。
DIC川村美術館は、すでに売却され、来年の1月末には、閉館する予定でしたが、あまりの人気ゆえ、3月末までに延長されたそうです。

とにかく、もう一度見ておきたいと思わせる美術館です。

自宅からタクシーで東京駅まで行って、八重洲北口の前から、川村美術館への直通バスが、1日一本だけでています。9:55分発です。

到着が、11時。
すぐに、川村美術館のレストランへ(予約を入れてあります)。
それから、ゆっくり館内を見て、今日は雨。
庭園は少しだけ散策。

そして佐倉駅行きのバスに乗り、帰りは総武線・快速東京行きで帰ってきます。
夫が「グリーン車にしよう」といっています。
年齢とともに、楽する方法ばかりを、つい考えます。

お昼からは雨の美術館。
雨の美術館も、なかなか風情がありそうです。
所蔵してある作品が、なかなかすごかったという印象が残っています。
楽しんできます。
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ドクターズ・スクワット

2024年10月28日 | Weblog
             

日頃の体操以外に、気楽にできる、ドクターズ・スクワット。
一回30秒と言う決まりがあります。

この簡単さで、カーブスに行かない日などは、朝、30秒、夜、30秒。
1日2回、やっています。

結構、太ももにきます。
でも、先日、本屋さんで何週連続かで平積み。
売れていて・・・。

本によると、肥満、高血圧、高血糖、高コレステロール、膝痛、物忘れに効くと書かれています。
簡単すぎて、挫折しないスクワットと書かれています。

あてはまるのは、やや肥満と、やや高血圧、高コレステロールです。

それを買ってきて、見ながら、やっていました。
そしたら、ネットを見たら、同じことがちゃんと出ています。
わざわざ買うほどのこともなかった本です。
簡単すぎて。

でも、やるきっかけにはなったので、一応、OKかな、と。
ポジティブに(笑)。

今日はカーブスの日。
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