20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

今日は選挙

2024年10月27日 | Weblog
            

今日は選挙です。
この間、首相が決まったと思ったら、もう解散・選挙。

そして不思議なのが、あの石破って人。
総理になる前は、「日米地位協定の見直し」とか「マイナンバー保険証も焦らず、状況を見る」といっていたのが、全部チャラ。

おまけに、自民党内野党と言われていた、彼の顔は、それなりに反骨的な表情をしていたのが・・・。
総理になった途端。目の虚ろな、しょぼいおじさん。

しんぶん「赤旗」でスクープされれば、(赤旗のスクープ力の凄さって、なんでしょう。それに続き、文春砲。こうしたスクープがなかったら、私たちは、何も知らないままだったのですから)

「これは党勢拡大のための軍資金です」
と、怖い顔で逆ギレ。
昔だったら「やっちゃったかな?」と気づくはずなのに逆ギレ。
ネットでは「小さい人間」とか、書かれ放題。
結局、誰が総理になっても・・・。

「自民党の 正体見たり 裏金配り」

でも選挙の投票には行かなくちゃ、「今」を認めることになりますから。

投票してから、夫と、商店街の、安くて美味しいお店で(テレビなどでも放映されています)、私は、そのお店の名物ソース焼きそば。夫は四川麺を食べます。
そして、明治通りに出てバスに乗って、お肉やお魚を買いに行ってきます。

これを小分けにして、それぞれラップに平らに包んで、ジップロックに入れて冷凍しておくと、料理する時に便利です。
週に一度、お買い物に行くという、自分の規則性を、今日にしたということです。

これで、1週間に2回、カーブスに行った時に、
卵、お野菜、果物、キノコ類、海藻類、納豆、豆類、お漬物、ヨーグルトなどを買えばいいだけです。

ついでに買っちゃうのが、丸大豆煎餅。
これにハマっていて、カーブスから出た途端、買っています。

            

だから、痩せない。わかってはいるけれど・・・。(涙)
 
週末には、予定通り、ぜんぶ飲んでしまった訳のわからないお味のスープ。
昨夜、玉ねぎや生姜をすりおろして、目をしょぼしょぼさせながら、「血液と体の油をおとすスープ」の素を作って、小分けにして、1週間分、冷凍庫に入れました。
だから今日のお買い物で、また冷凍庫がいっぱいになります。
うまく入れないと、冷凍庫が、いつまでも、ピーピー悲鳴を上げ続けます。
あの音、ほんと、苦手。
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今日は漢方

2024年10月26日 | Weblog
            

今日は、また正午過ぎに、心と体の元気プラザに潜り込み、漢方の先生に漢方薬を処方していただきます。

11時には受付を通り、ランチに行って、お昼前にはクリニックに入ります。
そのシステムで、先生も「OKです」とおっしゃってくださっているので、毎回そのように・・・。

寒暖差で、自律神経がやや弱くなっているような気がします。
首こり、肩こり、頭痛。
耐えられないほどではありませんが、シャキッとしたいと。

夫も会社で、同じような症状になるというので、私が処方していただいて、一日一回と先生がおっしゃっていた漢方薬を、1日、2回か3回にしていただき、夫にも・・・。

「未病に漢方薬」と言いますが、本当に漢方薬には、長いことお世話になっています。
ですから、若い頃の偏頭痛をのぞくと、ひどい症状というのを経験したことがありません。

さて、それではそろそろ、神保町まで。
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「飛ぶ教室」2024年秋・79号

2024年10月25日 | Weblog
            

『飛ぶ教室』(光村図書)の、秋号が出版されました。
特集は、「子どもの、ミステリー」。

子どもたちの大好きなテーマです。
バラエティに富んだ作家たちが書いたミステリー。
面白いです。

私は例によって、児童書の書評を書いています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふしぎな事件、ふかまる謎、つながる事実……。
ミステリーはいつだって止まらない!
さあ、「飛ぶ教室」的ミステリーの扉が、いま開きます。

〔創作〕
「探偵は優柔不断」有沢佳映/あわい 絵
「ブダペストの悪魔」東曜太郎/都築まゆ美 絵
「ナマケモノほんやくしゃ」小島敬太/アサバマリエ 絵
「たんていおばけ 花子さん」斉藤洋/斉藤洋 絵

〔詩〕
「ふしぎ」大崎清夏

〔回文絵本〕
「叫び、海老、今朝」本村亜美 回文/石井聖岳 絵
〔ブックガイド〕
「子どもの、ミステリーブックガイド。」土居安子

■連載
対談「本屋さん探訪(13)」えほんやるすばんばんするかいしゃ/探訪者:きくちちき 偏愛映画コラム「子どもたちによろしく+(13)」長崎訓子
短編「逃げる田中(5)」石川宏千花/小鈴キリカ 絵
短編「きみがうたうとき(新連載)」桑原亮子/坂内拓 絵
マンガ「さんぱつやきょうこさん(78)」長谷川義史

■BOOKS
〈絵本〉松田素子/〈児童書〉加藤純子/〈YA〉岡田貴久子/〈大人の本〉穂村弘

■公募
第68回 作品募集結果発表 選者 石井睦美/川島誠
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二人展

2024年10月24日 | Weblog
            



陶芸家の弥延潤太さんと、盆出哲宣さんの2人展が開かれています。
場所は、銀座中央通りにある、1丁目に近い「キラリト銀座」のお向かい、「ギャラリー五島」ビルの7階です。

久しぶりの銀座での展覧会。
今日はお邪魔したいと思っています。

弥延さんとは、まだFBの前、blog時代に、お声をかけていただきお友達になりました。
私は、彼のことを「りょうさん」と呼んでいます。

10年ぶりくらいに、お目にかかるのでしょうか?
FBでお写真などを拝見しているので、あまりおかわりになっていないと思います。

彼は横浜国大を出て、数学の先生でした。
奥様は、音楽の先生でした。

数学の先生だからというより、もともと哲学的思考がお好きなようで、理系なのに、「知の技法」で物事を考える人です。

浅田彰のデリダやフーコー、ドゥルーズなどフランス思想から、マルクス晩年の思想を唱えた、斎藤康平の『人新世の「資本論」』などまで、彼の言葉の折々に入ってきます。
理系なのに文系的センス。すごいと、いつも思っています。

お久しぶりに、りょうさんの陶芸を拝見してきます。
楽しみです。
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気になることは、元気なうちに

2024年10月23日 | Weblog
            

しばらく前に、三越本店の恒例、フランス展に行ってきました。
クロワッサンや、パンの香りのするお店は、大行列。

他のお店も、人気がありそうでした。
私はアクセサリーを見に行きましたが、どうも気に入ったものがありません。

            

さすがに、素敵な生地が、たくさん揃っていました。
モンマルトルの坂の下にある、生地の問屋さん街。
布地をあれこれ、探したことを思い出します。

モンマルトルの坂の下に、こうした生地屋さんがたくさんできた始まりは、1650年頃だそうです。
今や老舗の布地デパートとなったDREYFUS-ドレフュスと、そのお向かいの、現在ではHALLE SAINT PIERREがある場所。
そこに、最初の布地屋二軒が店を出したことから、このカルチエラタンの歴史は始まったと言われています。

私は不器用なので、洋裁とか、手を使って、何かを作るということが下手です。
でも、壁に、絨毯をタペストリーにして、使っているのですが、サロンのメインの絨毯のタペストリーが、かなり色褪せてきています。

今度は、素敵な生地があったら、それをタペストリーにできるか・・・。
そんな思いで探し歩きました。
でも、ありません。

            

サロンの入り口のタペストリー。
これも絨毯です。


             

これは、10年前くらいのサロンの絨毯・タペストリー。
ご愛嬌で、当時の私の顔入りです。(タペストリーの写真が、これしか見つけられなかったので)

このタペストリーは、夫がアメリカに赴任していた頃、夏休みに行って、ネイティブアメリカンが織った絨毯を買ってきたものです。

それが、今やすっかり色褪せ・・・。
角部屋で、夏の日差しが強いです。ブラインドを全部閉じますが、それでも日焼けします。

絨毯でも、なかなか気に入ったものがありません。
ソファーも、少し破れ目が出てきたり、買い換えようかなと思っています。

昨晩の朝日新聞の夕刊でも記者の方がコラムを書いていました。
40代の世代の親たちは、団塊の世代。
そう、ちょうど私たちです。

その親たちが、介護の時になった時、話し合わずに、施設に入れてしまって、子どもがそのことで罪悪感を感じているとか。さまざまな事象を取材して、一冊の本にまとめたらしいです。

確かに、私たちの世代より、上の世代は、動けなくなったり、日常生活に不便を感じるようになったら、施設に入るというのが当たり前でした。

でも私たち団塊の世代は、あの時代、文化やさまざまなことを先頭に立って作り上げてきた世代です。
ですから、それぞれの人が、自分の人生の最期を、子ども任せにするという発想が、あまり浮かんできません。

うちは、今後、数十年して、もし介護が必要になったら、かかりつけクリニックの医療法人の4階にある、訪問看護ステーションにお願いして、在宅介護を希望しています。

子どもたちに迷惑をかけず、そこにお願いし、往診していただいたり、訪問介護でヘルパーさんにあれこれやっていただいたり・・・。
夫と私、どちらかが、一人になったら、それプラス、ALSOKに見守りをお願いします。

介護が必要になったら、お金を出して、ヘルパーさんに、お買い物や、お掃除、お料理作りなど、お願いすればやってくれるそうです。
ただし、認知症にならないことが前提ですが・・。
日々、脳も鍛えなくてはいけません。脳と筋肉は繋がっていますから。
筋トレは必須です。

それから常に「先がどうなる」と思考して行動する。漫然としない。先を読みながら行動する、など、いろいろ脳を鍛える方法はあります。

せっかちな私は、この間、「この近くの大手企業で講演を頼まれたので」と、子どもがふらっと遊びに立ち寄ったとき、私たちは、将来、こうしたことを考えているからと、伝えました。
ヘルパーさんと、計画書を作ったり、相談するときだけ、同席してくれればいいからと。

そういうことになったら、他人が出入りすることになると思いますので・・・。
やはり、ソファの縫い目の破れは気になります。

一時でも長く、何も問題なく生きていけるよう、日々、運動したり、クリニックで体の検査をしたり、ビタミン剤をいろいろ処方していただいたり・・・。
漢方薬のクリニックにお願いしたり・・・・。

まあ、そうした努力がどれくらい実を結ぶのか、神のみぞ知るですが(笑)。

と、そんなわけで、いろいろ落ち着いたら、このソファを引き取ってくれて、新しいソファを設置してくれるお店を、探したいと思っています。
ついでに、サロンの、上の写真のタペストリーも新調します。

次は、トルコの、ジジム キリムの、ラグ&タペストリーを探します。

青山に、ジジム キリムの専門店があります。ネットでHPを見ると、かなり売り切れが多いです。
何より、オールドジジム キリムなので、お高い。
ですから、ネットで、手頃のお値段のを探してみます。

私の仕事部屋には、キリムのタペストリーがかかっています。(それも色褪せている)
息子が院生の頃、研究調査でトルコに行くというので、息子にお願いして買ってきてもらったものです。
トルコの魔除けの「ナザール・ボンジュウ」も、仕事部屋のあちこちにかかっています。
それらはもう、そのままです。

ついでに、先日、和室の畳替えと、障子の張り替えを業者さんにお願いし、近々、見積もりに来てくれます。
これは数年に一度の習慣です。

とにかく、気になることは、すべて「元気なうちに用意する」が、モットーです(笑)。

大きな書店に行くと、かなりのスペースで、こうした「60代、70代の、生きている間の老後の準備」と言った関連本がたくさん、山積みしてあります。

昔とは違って、子どもに面倒をかけずに、自分の最期は、自分で責任を持つ。
そういう人たちが、増えてきている証拠です。

先日も親しい、出版社の友人と、ある会からおしゃべりしながら帰ってきて
「施設に入れば、簡単だけどね。今の自由な生活がなくなって、閉じ込められちゃうし」と。いろいろ、いろいろ・・・。
彼女も筋トレをしています。

とにかく最期の日まで、「私たちらしさ」で生きていきたいわねと。

無駄になったら、なったで、きれいになった空間で、気持ちのいい時間を持てるわけですから、それでいいかなと・・・。
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ネイル

2024年10月22日 | Weblog
            

          

Amazonプライムのセールで、ネイルを買いました。
それが安い。

今どきは、かなり円安でお化粧品も高くなっているのに、土日のセールでは、1000円代。

いつもつけている真っ赤と、日曜日の偲ぶ会など、そういう時用に持っているパールを開けたら、こちこちに固まって使い物になりませんでした。

仕方なく、赤といってもかなりダークな黒っぽい赤を持っていたので、それをつけました。
真っ赤より、マシかなと。

それで、慌てて、プライムセールで見つけたら、安いの何のって。

お洋服によって、シルバーも使えます。
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お水

2024年10月21日 | Weblog
             

カーブスは、おばあさんだけではありません。
若い女性の方もいます。

お水をお水置き場のテーブルに置いておき、時々、飲みに行きます。

その中で一際目立ったペットボトル。
スリムで、背が高いです。

それを飲んでいる、女性の方も、スマートで背が高い方です。  
「そのペットボトル、どこで売っているんですか?」
思わず、彼女に聞いてみました。
「アマゾンです。美味しい水です」
「どうも、スーパーやコンビニではみたことのない、スマートなペットボトルだったので」
と笑ったら、彼女が
「もうじき、Amazonプライムのセールが始まります。その時、買われた方がお得ですよ」と。
「わあ、すてきな情報をありがとうございます」

で、Amazonプライムのセールが始まったので、すぐに買いました。

いつもは、お水を、洗いやすいマグボトルに入れて、持っていきますが、小さめなので、すぐに飲み終えてしまいます。
これは、たっぷり入っていて、美味しい。
それにスリムなペットボトルなので、バッグにもスッと入ります。

エコのためには、ダメなんですけどね。
でも彼女のペットボトルのスマートなすてきさに、一票投じて、買ってしまいました。 

今朝は、そのカーブスです。このペットボトルを持って、たくさんお水を飲んで、筋トレをしてきます。 

そうそう気づいたら、名刺が残り5枚。
慌てて印刷屋さんにお願いし、いつもの名刺なので、ゲラなしで、土曜日の夜に、印刷して持ってきていただきました。
本当に助かりました。        
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広瀬恒子さんを偲ぶ会

2024年10月20日 | Weblog
                   

長い、お付き合いをしていただいた、大先輩の広瀬恒子さんが、今年の3月にお亡くなりになりました。
92歳でした。
そのお知らせをいただいた時は、とてもショックを受けました。
でもご葬儀は、すでにお身内でなさった後でした。

5月の日本児童文学者協会の総会で、その年度にご逝去された会員の方々のお名前が読み上げられ、1分間の黙祷を捧げます。
でもそれでおしまい?
ずっと胸の中が、宙に浮いているような空っぽな感じがありました。

思えば、広瀬さんとお会いしたのは、私が、児文協の理事になって間もない頃。
40代初めです。
当時は、児童文学の世界も、いろいろな会合があって、読書運動の中心にいらした広瀬さんとは、たびたびお会いする機会がありました。

当時、成城学園にお住まいだった広瀬さんは、
「今度、親子読書地域文庫全国連絡会の事務局長をやることになっちゃったの。カトーさん、一度お会いできません?」と電話がありました。
場所は、昔の神楽坂の出版クラブだったか・・・。

行ってみたら、もう一人の方が座っていました。
「このかた、同じ成城学園にお住まいで、映画監督の山田洋次さんの奥さんの、よし恵さん」と。

「山田さんも、読書運動にとても熱心に加わってくださって、片棒を担いでくださっているの」
と、3人でいろいろおしゃべりをしたことがあります。

そのよし恵さんが、お亡くなりになったというお話を伺ったのが、確か、2010年あたり。
「癌だったのよ。しばらく闘病してらして」
後日、広瀬さんから伺いました。
その後も、広瀬さんとは、いろいろな会設立のお話をしたり、つながりがありました。

ある時、「黒魔女さん」シリーズ(講談社青い鳥文庫)で有名な、石崎洋司さんから
「カトーさん、共同通信社で、絵本ムックを作ってくれと言われているんだけど、手伝ってもらえない?」という連絡が。

「絵本だったら、読書運動の中心的な存在の広瀬恒子さんにも入っていただきましょうよ。広瀬さんに入っていただいたら、鬼に金棒だから」と、すぐに広瀬さんにご連絡しました。

もちろん、すぐにOKを出してくださり、中身の検討など話し合いました。
その中に、学校の先生などを中心にした日本中の人たちが集まっている、「この本だいすきの会」の代表の小松崎先生にも、インタビューさせていただくスペースも作りたいですね」という話になり、いろいろがまとまり、出版となりました。(写真。上の本)

広瀬さんは、読書運動のリーダーでした。
お話を始めると実にシャープです。
語る言葉に、無駄がありません。
児童文学の分析・作品評価など、彼女の話を伺うたび、必ず新しい何かを気づかせてくれました。

でも日頃はいつもニコニコしていて、照れ屋さんで、リーダーなのに、後ろに引っ込んでいるような方でした。
無駄口は叩かない。
そう、ご自身を戒めているようなところがありました。
その謙虚さが、多くの人たちに慕われるところだったのかもしれません。

思い出はたくさんあります。その広瀬さんの今日は、偲ぶ会です。
神保町の「出版クラブ」で、主催は「親子読書地域文庫全国連絡会」、共催として「子どもの本研究会」です。

思えば、親地連の皆さん、子どもの本研の皆さん、たくさんの読書運動の皆さんとも、長いおつき合いです。

今日は、広瀬さんを偲ぶ会を企画してくださってありがとうございます。
これで、きちんと広瀬さんにご挨拶することができます。
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柿羊羹

2024年10月19日 | Weblog
            


干し柿のような、本物の柿のお味。
柿羊羹というのをいただきました。

竹の筒に入っています。
干し柿を3年ねかして作った羊羹だそうです。

まだ両親が生きていた頃、年に2回。
夏休み、冬休みに、家族で秩父に集まりました。
姉一家、弟一家、両親と、総勢15名が揃いました。

それはそれはにぎやかな数日を、みんなで過ごしました。
その前に、母が、山の近く(とはいえ丘のような山で、歩いていい運動の距離です)の農家にお願いして、冬には干し柿を用意しておいてくれました。

お野菜や、果物や、お料理に使うものは、私が東京から用意し、お正月には、おせち料理も作って、全部、車に詰め込んで、秩父に行きました。
15人分の2日間の用意です。家族4人で車に乗って、足を下に下ろすのも大変くらいな量でした。もちろん、トランクに積み込んだ、クーラーボックスには鶏肉や、豚肉や、冷凍しておかなくてはいけないもので、ぎゅうぎゅう詰め。隙間にお野菜や果物なと、詰めるだけ詰め込んで。
何しろ15人分を丸2日間ですから。量も半端じゃありませんでした。

メインの高級牛肉は、姉が、西武デパートで買って持ってきてくれました。
姉一家がこなかったら、お肉なしのすき焼きです(大雪の暮れ、車が走れないかもしれないと、あわや、そうなりそうなところを、無事セーフ)牛肉係の姉が、夏は焼肉用、冬はすき焼き用の、高級な口の中で、とろけるような牛肉を買ってきてくれました。

その干し柿が、この柿羊羹と同じお味。
とても、とても懐かしいお味でした。

食べながら、ゾロゾロ集まって、翌日は、姉の旦那さんの提案で、車3台で連なり、秩父事件の椋神社に行ったり、さまざまなところを見て歩いたり、夏は、みんなで花火をしたり、おしゃべりをしながら、近くの夜の秩父神社に行ったりと楽しかった、秩父での光景が頭をよぎりました。

その間に、父が亡くなったりして、母一人の家に、姉一家・うちの一家・弟一家で集まりました。

みんなで集まった時間は、うちの子どもたちが、すでに大人になり、結婚する直前まで続きました。
長い長い年月の、秩父での思い出でした。

父が亡くなってからは、お料理が残ると、母が、大きなお皿を持ってきて
「みんなが帰ってからの、私の食事用。数日間、料理作りをサボれる」と、嬉しそうに、笑っていた顔を思い出します。
「この残ったお料理を食べながら、2週間は、楽しかった思い出が、上等なおかずになる」と。

姉弟家族での、ささやかな親孝行の時間だったなと、様々なことを思い出させてくださった、柿羊羹。

あれから20年近くが経ちます。

父や母も生きていれば、110歳近い年齢です。
そんな懐かしい気持ちで、柿羊羹を大切にいただきました。

おまけ。
食べ終えた半分に切られた、竹の筒。キレイに洗って・・・。
足踏み運動で、夫も私も時々、踏んでいます。
程よい痛さで、気持ちいい!
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お花の額

2024年10月18日 | Weblog
             

売れっ子の作家で、大きな賞もたくさん受賞していらっしゃる、後輩の方に、こんな可愛いお花の額をプレゼントしていただきました。

彼女の美意識のある文体が、デビュー当時からとても好きで、応援している作家の一人です。

でも彼女がとらえるような世界。
私には、到底、とらえられません。
時代性もありますが、それを表現する、しなやかで、美意識のある文体。

いつでしたか、ある会の後、参加していらした彼女に、二次会の飲み会に、お誘いしたら、
「あ、はい」と小声でおずおずと。
そして、大勢、残られた二次会参加者に気圧されているように、謙虚で、おとなしい彼女に、
「私のこと、嫌ってる?」と、笑ったら、
「いえいえ、大好きです」と。

お世辞でも嬉しかったですが、そうした圧を、ついかけてしまうのが、私の最大の欠点。

心を開いてもらうための、冗談と紙一重の流儀。
笑いを取れるかなという、私なりのアプローチの方法なのですが、
年齢が上だと、「圧」になってしまいます。

これからは、もっと気の利いた冗談を言えて、もっと上質な人間になりたいです。
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今夜は、児文協・定例理事会

2024年10月17日 | Weblog
            

今夜は、夜7時から、児文協の10月の定例理事会です。
もちろん、リモートで。

議題が、たくさんありそう。
でも無駄にダラダラやらず、メール添付で、事前提出して、あらかじめ趣旨を読んでいただき、議論する。
そうすると時間短縮になります。

でも基本的には、若い方たちの提案を、私は支持したいです。
これからを背負ってくださる方々が、新たな提案をしてくださっているのです。
その熱意は、とても大切なこと。
それを支持して、実現できるためにはどうしたらいいか。
そこを誠実に、議論したいです。
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小学校1年生からの手紙

2024年10月16日 | Weblog
      




2〜3日前、何気なく、拙blogのアクセスを見たら、アクセスの人気の4番目が、この下の古いblogでした。
お読みくださっている方々は、なんで、こんな古いblogが見つけられるのかしら?
それが謎でした。

ちなみに、先日のノーベル平和賞受賞のblogの日は、1日のアクセス数が2600。
私のblogで最大数でびっくりしました。

それにしても、世代交代と言って若い作家たちを応援して、もう自分の出番は終わったと、つい思ってしまいます。
そうしては、自分の年齢を考えて、老後のことを考える。
それも大切なことかな、とは思っています。

でも、たまには、今、感じている思いを、子どもにむけて書かなくてはダメだなと、反省しました。
時代性というのがあるので、そこを配慮しつつ、書く作業は、死ぬまで続ける。それが書き手の業ですから。

しばらく前に、昔からお付き合いのある編集者の方が、私の原稿をご覧になって、手直しの時、
「カトーさんの、書きたい強い思いが伝わってきた」とおっしゃってくださいました。
「書きたい強い思い」
なんだか背中を押していただいたような言葉でした。

しばらくして、私と似たような年齢の方の新刊をご恵贈くださいました。
やはり書き手は、生涯、書き手。
このblogを発見して、改めて思いました。

ずいぶん古いblogなので、その女の子からの封筒の写真を撮って載せていたのですが、どんなにコピペしてもできませんでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『家庭教師りん子さんが行く!』(ポプラ社)を読んでくれるのは、小学校高学年あたりの子どもとばかり思っていました。
 実際、そういった子どもたちからの反応が多く届いておりましたし。
 
 ところが先日、なんと小学校一年生の女の子から、かわいい女の子の絵の封筒に入ったお手紙をいただいたのです。
 一年生らしい、ひらがなだらけの手紙で、自分がすごく悩んでいて学校がきらいになりかけたこと。
 でもお母さんに買ってもらった『家庭教師りん子さん』を読んだら、みんな、自分と同じように悩んでいるんだということを知り、それから少しだけ学校が好きなったこと、などが書かれてありました。
 「じゅんこさんの本を、もっと、もっとよんでみたくなりました」
 と、最後に書かれてありました。
 読んでいて、うれしくなりました。
 
 作家というのは、子どもたちからの手紙にすごく励まされます。また書き続ける勇気や元気をもらえます。
「りん子さん」が、そんなふうにたくさんの子どもたちの、たとえちょっとであっても、生きる力を励ますことができたのなら、作者としてこれ以上うれしいことはありません。
 私もいま、写真の封筒の女の子のように、にこにこ微笑んでいます。


コメント (4)
ついでに、コメントも。

りん子せんせいは人気者ですね! (さくら)2009-01-28 23:34:34とってもかわいいお手紙ですね。
りん子せんせいは、1年生にもたくさんの励ましをふりまいていたのですね!
みんなりん子せんせいみたいな人を求めているんだなァと思います。本で出会えただけでもシアワセ!なことだと思います。

私のところまで、来ていただいてコメントまでありがとうございました。私もがんばりまーす!


返信する
Unknown (加藤純子)2009-01-29 09:16:42さくらさん

こちらこそ、blogで「りん子さん」の感想をお書き下さいましてありがとうございました。
1年生があんな長い本を読んでくださるのだなぁということにほんとうにびっくりしました。
子どもたちの読む力を信じなければいけませんね。

さくらさんも昨年の暮れに読ませていただいた作品のような、すばらしい作品を今年もどんどん生み出していってください。
楽しみにしております。

そうそう、riekoさんもいろいろありがとうございました。返信する
りん子さん (rieko)2009-01-30 20:06:08ジュンコさま
拙ブログでもお知らせしたのですが、りん子さんのレビュー、ノンさんところでも書いていられました。
あちこちで、りん子さんをお見かけして嬉しいです~返信する
Unknown (加藤純子)2009-01-30 20:22:23riekoさん

拝見しました。
いろいろありがとうございます。
のんちゃんって、指で三三七拍子をおやりになる方ですよね。
書き込ませていただきました。

いまちょっとばたばたしておりますので、来週、落着きましたら、拙作を送らせていただきますね。
ごめんなさい。

それにしても、いろいろriekoさんに教えていただいたおかげで、あちこちにお邪魔させていただき、皆さんが書いてくださったりん子さんと会えて、とっても楽しかったです。
ありがとうございました。返信する

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「あぶらを落とすスープ」

2024年10月15日 | Weblog
          

週末になると、お夕食のあと片付けが終わり、ネトフリの1時間が終了すると、始まります。
作り終えたら、1週間分、小分けにして冷凍しておきます。

もう、6〜7回の週末には作ったでしょう。
真夏の暑い時は、エアコンで閉めっぱなしの部屋の中を、玉ねぎをすりおろして目が痛いのが、ずっと続き・・・。

材料も、もうなん度も、買い足しました。
そしては朝になると、「意味のわからないお味」のスープを飲む。

ひたすら、コレステロールが下がるのでは・・・。
脳に溜まったタンパク質や、ゴミやあぶらが、取れるかしらと、せっせ、せっせと。

先日、血液検査をしましたが、結果はまだです。
でもおやつの間食が多く、体重も増えているので、コレステロールも下がっていないだろうなと。

それでも、毎週末の夜になると、せっせせっせと玉ねぎを擦ったり、生姜をすりおろしたりしています。

側から見たら、滑稽でしょうね(笑)。

でも、本人は(私)いたって真面目に、いつかきっと、と願っているのです。

コレステロールは、紅麹のブべルル菌にすっかり騙され、腎臓の精密な検査までしていただきましたし。
「あなたは20代の腎臓」って、先生に言われたと、下の処方箋薬局の、一番信頼できる薬剤師さんに話したら、ニヤッと笑っていました。
20代というのがリアリティがないですものね。
でも問題ないですと、軽く言われるより、なんだか嬉しくなるから、おかしいです。だから院長先生、大好きなのです。

15年くらい前、お酒も飲めないのに、γーGTPの数値が高いのに、姉妹の女医さん先生は無関心。
「肝臓の他の数値も正常値以内。大丈夫です」と。
その話を腹部エコーをしていただきながら、検査技師の人にしたら、
「カトーさん、同じ頭痛薬をずっと飲んでるでしょ?そのアレルギーが突然、出たんですよ」と。

慌てて頭痛薬を変えて、血液検査をしていただこうと
「先生、γーGTPも検査の項目に入れておいてください」と、初めてお会いした、臨時の若い男性の先生にお願いしたら、
「え?血液検査って、理科の実験じゃありませんよ」と。

こういう若い方の、さらっと話される感性を、もう、私は持っていないんだわと、診察室を出たあとも、一人で、ゲラゲラ・・・。
今も思い出すと、笑いが込み上げてきます。
理科の実験(笑)。そっちの方向?すごいです。即座にそんな言葉が出てくるのですから。

頭痛薬を替えてから、すっかり正常値です。検査技師の方の判断が当たっていたということです。
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千日小坊

2024年10月14日 | Weblog
             

変わったお花があるなと思ったら、千日小坊という名前だそうです。

千日小坊は、南米で自生しているアルテルナンテラ・ポリゲンスという原種をもとに生み出された品種だそうです。

3連休でも、夫が、お昼前の変な時間しか予約が取れなかったと、整骨院に行っていました。
腰の骨を動かしたり、マッサージとも違って、腰痛になりやすい原因の、腰を正しく整骨するのだそうです。

先日もマンションの奥様方に「ぼられてますよ、ぼられてますよ」と、言われていましたが、自分では、もう半年続けるとかで、お金を支払ってきたそうです。

以前は時々、腰痛になっていましたが、近頃はそれも無くなりました。
それと私が、老人にとって王者の漢方薬と、勧めた「八味地黄丸」も、漢方の先生に処方していただき、飲んでいます。

漢方オタクがそばにいると、うるさいです。
でもそれで元気でいられるのですから、感謝してもらわなくちゃ(笑)。

頑固ですから、説得するまでが、なかなか大変ですが。

整骨院から帰ってきて、日常雑貨を買いに、カインズに行きました。
そこで見つけたのが、この千日小坊です。
ついでに、遅めのランチを。イタリアンでした。

収穫は、ユニクロで、暖かいパジャマを見つけたこと。
昨夜は、パジャマの暖かさが嬉しく、7時までぐっすり寝ました。
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大北海道展

2024年10月13日 | Weblog
            

日本橋・高島屋で「大北海道展」をやっています。
上は、北海道のお酒類が、ずらり。

「北海道展」は、どのデパートも目玉企画。
「すごい人手だからそのつもりで」と、夫に言ったのに、何度か行っているはずなのに、私の言葉に、あまりリアリティを感じず、いってみてびっくり。

「食べたいと思ったラーメン。11時開店前から、あんな行列!?」
「だから、目玉って言ったでしょ?」

「こんなに並んでまで、食べたくない」というので、結局いつもの、「茅場」でお蕎麦でランチ。

その後、北海道展をふらふら見て歩きました。
北海道へ行ったつもり。ソフトクリームも美味しそう。でもその場で立って食べるみたいで、パス。

そしたら、見つけました。
日本橋室町の「石屋」にも(写真↓)なかったものです。

            

有楽町の交通会館の「北海道」アンテナショップにも、置いていない。

石屋の店員さんに伺ったら、
「「白い恋人」は滅多なことで、北海道からは出しません」と。
わお、って感じです。

ところが、その白い恋人が、置いてあります。

            

もちろん、買ってきました。
それと、ほたてや、カニの入った、コロッケも。

ネット広告に出ていた「高島屋限定の、じゃがバター味噌ラーメン」は食べ損ねましたが、まあまあ、北海道展、「北海道に行ったつもり」で、楽しんできました。

他にも、北海道らしいものをいくつか買ったり・・・。
いい秋の日和でした。
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