20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

栗の季節到来

2024年09月28日 | Weblog
            

三越に行ったら、今年も出ていました。
恵那・寿やの「栗きんとん」

日持ちをしないのが、玉に瑕。
三越の人も、
「この季節に、一度は食べたい栗きんとんですね」と。

朝入荷して、夕方前にはもう、売り切れだそうです。
誰もが、考えることは一緒です。

でも美味しいです。
やっぱり、恵那の栗きんとん。

昨日は美容院に行ってきました。
男性美容師の方に、褒めていただきました。
なんで、そんな話になったかというと、

老後の話を先日、マンションでしていただき、うちはマンションのお部屋も、子どもたちに必要なものを持って帰ってもらい、あとはプロの方に全て廃棄して、綺麗に空っぽにしてもらう、そのお願いをもうしてあります。「その折はよろしく」と。
銀行関係も全て、子どもの名前を書いて、免許証だけ持っていけば、自由にできるようにしてあります。

基本的には、自分たちの体をちゃんとすることが一番大事。
歯の二ヶ月に一回の検診。かかりつけのクリニックで、折々に頸動脈エコーや、腹部エコー、血液検査をしていただき、カーブスで運動。
そうして自己管理をしながら、そのあとは、子どもたちがすんなりとできるようにもう準備済みだと話したのです。

そんな話をしていたら、「カトーさんのような親だったらよかったな」と、褒めていただいたのです。
「人の話だから、そう思うだけですよ。(親の心、子知らず)っていいますでしょ。店長さんのご両親も心を砕いて、お育てになったと思いますよ。でも子どもって、過去のことなんかほとんど忘れて、自分の都合のいい過去に塗り替えてしまうことが多々あるんですよね。だから幾つになっても親に不平不満を抱きます。親の苦労など、気づこうともしませんしね。悪いのは全部、親」(笑)と、そんな話もしました。
「カトーさんのオタクはそうではないでしょ」
「いえいえ、え、と驚くような、過去認識をしていて、恨まれたこともありますよ」

それから、もう一つ、気になるのが、お髪のことです。

90歳をいくつか過ぎて、もし、ここまで来られなくなったら、お髪は、どうしたらいいのかしらと思っていたので、聞いてみました。
「カットの出張にご自宅に伺うって、時間を作り始めているんです」と。
「え、じゃあ、いずれパーマをやめてショートにしたら、自宅まで、夫と私、二人のカットにいらしていただけます?」
「はい、喜んで。でもまだ、まだずっと先の話ですけどね」と、笑いました。
90歳近くになったら、パーマをやめて、ショートカットにして、シルバーカラーにして・・・。
話しながら、それはそれで、楽しいかもしれないと思いました。

「未だ生を知らず、いずくんぞ死を知らん」
それが人生というものです。

よーくわかっているのに、今から準備だけはきちんとしておきたい。
せっかちな私の性分です。
あんまりせっかちになり過ぎて、おっとっと、と踏み違え、間違って死なないようにしなくては・・・(笑)。
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「子どもと読書の委員会」リモート会議

2024年09月27日 | Weblog
            

今夜は、7時から8時半まで、リモートで、日本児童文学者協会の「子どもと読書の委員会」の会議だそうです。

お若い方たちが、すごく頑張ってくださっているので、私は、ほぼ、お話を伺っているだけかもしれません。
まさに、うれしい世代交代です。

この薔薇の花。
本物です。
「子どもと読書の委員会」は、こんな薔薇のような委員会です。

でも終了8時半。
近頃、児文協の会議も、パッパと効率よくやっているので、ありがたいです。

日頃、私は10時には就寝時間。
皆さんは、まだ、夜の序の口の時間なんでしょうね。

ですから、これくらいの時間に終えていただくのは、なんともありがたいことです。
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ハンドグリップ

2024年09月26日 | Weblog
             

先日の講習会で、あまりにも握力がないので、握力増強とかいう、「ハンドグリップ」というのを買ってみました。

強度のレベルがあるようで、一番弱いレベルなら、ぐいと、最後近くまで握れます。
でも強度を上げると、箸にも棒にもかかりません。

夫が会社へ行っている時、例えば、トマト缶。ツナ缶。
そうした缶詰のプルタブを引っ張ろうとしても、途中までしか開きません。
それで断念しては、缶切りで、カコカコ開けます。

やはり握力が弱いんだなと、残念な気持ちになります。
右手の骨を8つくらいに折った時は、たまたま割れた部分がくっついていたので、このままくっつけましょうと。

(この話、編集者や友人から、何度も聞かれては話しているので・・、そのうち、その話になると「その話、ネタ?」なんていう、編集者の方までいて(笑)、しつこいのでこの辺で)

それで固定したまま、三角巾で釣っていて、お料理するときも、包丁を使えない。
パソコンで仕事もやらなくちゃいけないのに、右手が固定。

それで変な格好をして、指先だけ、キーボードに伸ばして打ったりしていたら、そのうちに腱鞘炎になってしまいました。

腕のリハビリに通っていたクリニックの、若いお兄さんたちが、ちょっと上げるだけで冷や汗が出るくらい痛いのに、上までぐいっと上げます。
思わず、
「拷問リハビリ〜!」
なんて、行くたびに叫んでいたので、みなさん、面白がって
「今日は、カトーさん、僕、やります」と。
リハビリルームのどんよりとした空気が、私の叫び声で、一瞬、ふわっとゆるみます。
それを、みなさん、面白がってくれました。
背中に電気を当てていた、おじいさんたちや、おばあさんたちまで、楽しそうにクスクス笑ってくれました。

そうなると、自分でも「拷問リハビリ〜」と叫ぶのが、私の役割のような気がしてきて、行くたびに、その役割を果たしていました。

その時に、腱鞘炎の治し方も、お兄さんに教えてもらったりしたのですが、結局はお風呂で揉んだり、自己責任。

腕の骨折もすぐ骨がついて、まっすぐ上にあげられなかった手も、ついとちゃんとあげられるようになり、それで行かなくなりました。

先生は「もう一月、いらっしゃい」とおっしゃり、お兄さんたちも「もう一ヶ月、カトーさん、空気を和ませに来て」と言われましたが、私も忙しい身。

そのままになってしまいました。
それで余計に握力が弱いのです。

テレビでもみている時に、これで、握力強化を図れば、缶詰のプルタブも簡単に開けられるようになるかもしれない。
そんな野望から、これを買ったのです。

さて、結果はいかなることか・・・。
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今夜はペンクラブ

2024年09月25日 | Weblog
            

写真はリアドロの「ジャズ」

今夜は、日本ペンクラブ・「子どもの本」委員会です。
私は、リモート参加です。

昨日の、絵本テキスト大賞の結果発表を、雑誌『日本児童文学』11~12月号に掲載するために急いで書かないと、雑誌の締め切りが迫っています。

毎年、時間に追われながら、童心社の橋口編集長に確認していただき、お名前など間違えがないか、チェックしていただき、雑誌編集部にお送りします。

それに今週は、カーブスに、一回も行けていません。
水、木と連日、朝一番に筋トレをしてきます。

と、そんなわけで今日はリモートで、お話を伺います。

議題もたくさんあるようです。
でも、その後、恒例の、同じく茅場町にある居酒屋さんで慰労会。

あ〜、ビー玉がコロコロする、サイダーを、飲みたい。
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絵本テキスト大賞・最終選考

2024年09月24日 | Weblog
          

           

今日は、絵本テキスト大賞の、最終選考委員会です。
写真は、童心社の社屋と、KAMISHIBAIホール。

この建物の前に立つと、心豊かな気持ちがします。
まずはシンボルツリーの、写真右上の、やまぼうしの木。
花が咲く頃は、また一段と、美しいです。
自己主張が強くないのに、存在感がある・・・・。
そんなシンボルツリーです。

ホールの中も、木漏れ日が差し込み、温かでやさしい空間です。

今日もこちらにお邪魔して、絵本テキスト大賞の、選考委員会です。
応募総数は、今年も1000編を超えました。

さて、今年は大賞が出るでしょうか?
発表は、10月になって童心社のホームページと、日本児童文学者協会のホームページをご覧ください。
また雑誌『日本児童文学』11〜12月号では選考内容などを書いたのを掲載していただきます。

・お電話での児文協事務局へのお問い合わせは、ご遠慮ください。

選考委員・内田麟太郎・浜田桂子・加藤純子・橋口英二郎(童心社取締役・編集長)(敬称略)
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昨日の夕暮れ

2024年09月23日 | Weblog
                         

昨日の夕暮れ。
上は、重たい黒い雲。
下は夕焼け。

絵画のような、世界が広がっていました。

連休最後の日は、お気に入りのパスタ屋さんへ。
日本橋・三越の近くです。

三越本店は、新館の10階以外は、まるでダメ。
ランチで、年中、コース料理を食べる気にもなりません。
それで見つけた、近くのお店。

秋のお彼岸の中日を過ぎたら、朝晩が、急に涼しくなりました。
昨夜は、エアコンなしで眠れました。

でも、湿度が高く、昼間はエアコンなしではいられません。

これから毎年、こんな状況が続いたら、どうしようかしらと思うくらいの蒸し暑さ。
もう、うんざりです。
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昨日の話

2024年09月22日 | Weblog
            

写真は、リアドロの「バットマン」。
すごいリアルです。

昨日は、マンションの長寿サポート支援の講演会。
マンションのコミュニティ委員会の人たち、すごいです。

企画力・行動力。
あれだけたくさんの専門家の皆さんにお越しいただいて、様々なお話を伺いました。

「よし、自分でちゃんと生きるぞ」という思いが、沸々と湧いてきました。

終えた後、夫が、通っている整骨院ではなく、別の人気の整形外科の話を、私の知り合いに、夫も教えていただきあれこれ、おしゃべり。
勉強になりました。

私の腕の握力。
サイテー。
骨折の影響で、その後、腱鞘炎になってしまったりで、全然お話にならない数値。

「私ね、84歳なんですよ」
「ええ!!年齢、おっしゃらないほうがいいですよ。姿勢もいいし、颯爽と歩いていらっしゃし、お若いし。贅肉なんか全くない」
「いつもは年齢を掲げて歩いているわけじゃないんですけどね。聞かれたから」と、笑い。
フラダンス、吹き矢、カーブス。噂ではお顔のエステも。
皆さん、すごいです。

90代の方が
「私、握力、70歳でした」と。
「ええ!!すごい。このまま、かる〜く100歳以上までお元気でいらっしゃいますよ」と.。
その方のお嬢さんが、いつでしたか、エレベーターに乗っていらしたことがありました。
「お母様のところにいらしたんですか?」そう伺ったら、
「ええ、でも月曜は体操、火曜は太極拳と、私よりずっと元気で、私の方が先に死にそうです」と、エレベーターで笑いころげ・・・。

皆さん、驚くくらいお元気です。
「私ね、介護認定って、どうしたら取れるのか、それを知りたいんですよ。90を過ぎても、介護認定も、出してくれない。急に具合でも悪くなって、すぐにヘルパーさんが来てくれるわけでもないし」

やはり、皆さん、ご自分の、この先について、考えていらっしゃるようです。

いろいろな方とおしゃべりをして、気がついたら、一番最後になってしまいました。
でも昨日は高島屋で、お夕食用のお弁当も買ってきたので、フルーツを用意しただけでした。
手抜きで、楽ちんな1日でした。

勉強になって、おしゃべりをして、ポジティブに生きていらっしゃる皆さんから、パワーをいただいた、楽しい1日でした。
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長寿サポート支援

2024年09月21日 | Weblog
             

マンションで、今日は午後から「長寿サポート支援」について、理学療法士5名の方と、社会福祉士と保健師の方2名。
たくさんの方々がいらして、講義や、実践などについて、お話くださるそうです。

一応申し込んでおきましょうかと、夫と二人分を申し込みました。
「動きやすい服装と靴。飲み物持参、と明記されています)
お知り合いの方々も、数人、ばったりお会いした時「参加されるでしょ?」と確認しあい・・・(笑)。

認知症についてのお話などがあるようです。

今日は、日本橋高島屋でランチをして、早めに帰ってきて、集会ホールに行きます。
でも、マンションも、ご高齢の方が多くなってきたので、こうした企画が催されることになったのでしょう。

健康オタクなので、食事や運動や、それなりのことはわかっているつもりですが、一応・・・。

老後の計画も、まだ先の話なので、自分たちの思考の範囲ではありますが、緻密に立てています。
老後になったら、子どもたちのお世話になろうなどと考えている友人は、今時、ほとんどいません。

かかりつけのクリニックの看護師さんに、マンションの介護サポート講演会の話をしたら、
「カトーさんご夫妻は、まだまだ先だと思いますが、一度しっかりと、流れを勉強しておくのは大事ですね。私も聞きに行きたい」
なんて、笑っていました。

「この年齢になっても、二人ともずっと自立して、仕事をし続けて頑張っているんだから、すごいよ」
と、先日も、チャットをくれた子どもに言われました。

子ども達が、立て続けに結婚したばかりのときは、すごく不安がありました。
なにが不安だったかというと、パソコン関係のことです。
仕事と直結しているので、余計、不安でした。

その昔、夫はアメリカへ駐在していた40代の中頃からWindowsのパソコンを使っていました。でもやはり年中、躓いては、アメリカで、専門家に電話して相談していたようです。
1990年代ですから、最先端の部類だったでしょう。

私が、ワープロから、パソコンに移行したのは、子どもたちが結婚する数年前です。

大学生だった頃、息子は、発売されたばかりのMacを使っていました。(下)
 
          

しばらくして、「Macにしたら僕が教えられる」というので、家族全員、夫は会社のWindowsとは別にプライベートはMac。
娘も私もMacのパソコンを買いました。


            

(写真上が、最初に買ったMac。可愛かった)
当時は、躓いては、子どもたちに教わっていました。
パソコンの操作は、本当に大変でした。
その二人が、2年立て続けに結婚していなくなってしまいました。
パソコンの先生が、二人とも、いなくなってしまったのです。

人生の中で、最も喪失感に襲われた時期でした。体重は2〜3キロ減り、毎朝、意味もなく鼻血がでて・・・耳鼻科では異常なし。

当時、作家の浜野卓也さんがお亡くなりになって、そのご葬儀に参列した後、作家の友人たちと、式場のそばにある目黒の天恩山五百羅漢寺で、五百羅漢像を見てこようとみんなで行ったとき、みんなに「痩せた、痩せた」と言われたことを、今でも覚えています。

そうした先生(子どもたち)のいない生活に慣れるのに、半年くらいはかかりました。
パソコンもメールとワードしか使いませんでした。そうすれば、ワープロと一緒です。

ところが調べているうちに、子どもに聞かなくても、方法はあるとわかりました。
銀座のアップルにディスクトップの、写真上の、コロンとした形の私のパソコンを持ち込み、教えてもらう。スケルトンのエレベーターで行った2階にある「Genius Bar」というところで、予約順に相談に乗ってくれました。
その間に、何度か新しいパソコンに買い替えましたが、銀座・アップルが、引き受けていろいろやってくれます。

ここ数年は、電話でパソコンの画面共有をしながら、細かく、場合によっては、2時間近く相談に乗ってくれるので、助かります。

家庭を持って、生活者の視点を持ち始めた頃。
当時、糸井重里が作った、西武デパートのキャッチコピー「おいしい生活」。
あのコピーは、それまでの暮らしの概念を、リノベートしてくれました。

社会学者の上野千鶴子は、このキャッチコピーが世に出た当時、「差別化の上下を問わないヨコナラビの基準が、これほどみごとに表現されたものはない」と語りました。
また、大塚英志は、「消費行動において上下間の差異の根拠を単なる記号上の差異に置換することで、「階級」そのものを消滅させる目論見を見出した」と言いました。

そうした言葉は学園紛争の中で青春を過ごした私たち団塊の世代にとって、問題意識を両手に掴めないくらい持っていた頭をクリアにしてくれました。
生活者になって、立ち止まって思考した、新しい生き方の象徴のように思えました。

誰もが横並び。
格差もない、あの糸井重里の「おいしい生活」というコピーで私たちは、暮らしも、消費生活も、これまでの生活から新しくなっていく予感にワクワクしたものです。

そうした価値観で親になっていった、私と同世代の友人たちは、誰もが、勝手に、子ども達の生活に土足で踏み込むようなことをする人はいません。
結婚した子どもたちの暮らしを、何より尊重しています。

個と個のつながりです。

ただ、頼られた時は、じいじ、ばあばになって奮闘しましたが。
孫たちが大きくなれば、それもなくなります。

この春。パソコンを何台めかに新調したときは、息子が、授業が休校で、リモート会議だけの日に、わざわざお昼頃に来てくれて、全てやってくれましたが・・・。

アップルなどに相談してできるものは、全て自分たちで解決してきました。夫はMacノートにした時、二度くらい買い替え、自力でやっていました。

やれば、できるものです。

でもそういうふうに、これまでずっと自立して頑張り続けて生きてきた親の姿を、改めて「すごいよ」なんて言われると、頑張ってきた甲斐があるというものです(笑)。
背筋が伸びます。

今は、そういう方が多いです。自分の人生には、最期まで、自分で責任を持つ。
そのためにも、こうした学びが必要なのでしょう。

施設に入るというのが、一番、楽な方法なのかもしれません。
でも日々の暮らしまで、ある意味、システム化されるのは嫌だなと思います。

「もし、一人、残されて、もう、いよいよダメだと思った時は、高齢者緊急連絡用ALSOKに入って、それを首に下げていて、そのボタンを押すよ」と、夫が。
そうすると、ALSOKから、救急車や、登録しておいた子どものスマホや、担当のヘルパーさんに連絡が行くそうです。
私も、そうします。

でも、結局、こんなことをぐだぐだ書いても・・・。

「未だ生を知らず、いずくんぞ死を知らん」
それが人生というものです。

ですから、その時、オタオタしないように、体を鍛えたり、準備をしたり、全ては、単なるトレーニングだと思えばいいことです。
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路地

2024年09月20日 | Weblog
          

私は、この日本橋室町界隈が、とても好きです。

提灯の飾られた、向こうには「福徳神社」という小さな、神社が慎ましく建立されています。
ビルの谷間の神社。

そして、時折、赤い小さなバスが通ります。
せかせかしたところを見たことのない、この日本橋通りです。
もしかしたら、路地が好きなのかもしれません。

           

日本橋高島屋の、本館と新館の間の通路。
ここも大好きです。

今週は、水・木、連日のカーブスでした。

トレーニングが終えて、帰りの支度をしながら、周りの人たちと5分ほどのおしゃべり。
おばあさまたちが、人生についていろいろ、お話ししてくれます。

それが、とても面白い。カーブスのお楽しみの一つです。
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お彼岸入り

2024年09月19日 | Weblog
            

今日は、秋のお彼岸の入りの日です。

今回も忙しさと、暑さが続き、夫が霊園に入っている業者さんに、お墓のお掃除、お花やお線香をお供えするのを、お願いしてしまいました。

ところがところが、今日はまだ暑いですが、明日あたりから気温が下がるそうです。
昔の人の暦の読み方は、なんて素晴らしいのでしょう。
「暑さ寒さは彼岸まで」その通りです。

今日は、まだ酷暑が残っていると思い、近頃は、暑さのために霊園の業者さんにお願いする人が多いようで、お盆は高かったです。
今回は、早めにお願いしたので、お安めでした。

それにしても、自らでいかないのですから、お仏壇に手を合わせ、おはぎを買ってきて、お供えします。

12月になったら、夫と、お墓参りとお墓のお掃除に行きましょうと話しています。

今年は、全部、業者さん任せだったので、年の暮には、お墓に行って、お掃除とお参りをしてきます。
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国指定文化財

2024年09月18日 | Weblog
            

日本橋三越は、国指定の文化財です。

写真の中央ホールの天井など、アール・デコ意匠として、有名です。
時々上の階に行き、天井を見上げたくなります。

昭和の初めの香りがします。

三越の裏にある、「円」の形をした日本銀行「日銀」もすごいです。
           

さすがに自分で写真は撮れないので、ネットでお借りました。

設計は、東京駅も設計した辰野金吾さんです。
その時代「円」は、まだ「圓」だったそうですが、その先見性がすごいです。
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夏と秋のせめぎ合い

2024年09月17日 | Weblog
          

仕事部屋から、ふと外を見たら・・。
秋のうろこ雲。

          

その下を見たら、何やら、入道雲も・・・。

今日は中秋の名月。
とはいえ、まだまだ秋を感じるお天気ではありません。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、19日はお彼岸の入りです。
その前、15日(日曜日)の空。

うろこ雲と、下の方で、入道雲がせめぎ合っています。
気温は三十度を超えているし、やはりエアコンをつけないといられないし・・・。酷暑のマックスの頃から比べると、気温が下がってはいますが・・。

自然界では、今、夏と秋が、押し合いへし合い、おしくらまんじゅうの日々なんでしょうね。

今夜は、お月見はできるのでしょうか?
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日本伝統工芸展

2024年09月16日 | Weblog
          

三越本店で開催している「日本伝統工芸展」、毎年、見ています。
昨日の「日曜美術館」でも、やっていました。

でも解説を聞く前に、見に行こうと思い、ランチを兼ねて三越に行きました。

          

           
 
          

          

入賞したものとは違って、見ていて気になった作品。
中には、もう売れているお皿などもありました。

年月をかけて、これだけの作品を生み出していくのです。
芸術ってすごいなと思います。

一つ一つの作品に、作家の魂を感じます。

ランチは、いつもの「そばきち」(笑)。
帰りに、シャインマスカットを買って、夜のネトフリの時間のお供にしました。
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2週続けて3連休

2024年09月15日 | Weblog
            

14日の土曜日から3連休。
21日の土曜日から、また3連休

子どもの頃は、あんなにわくわくした3連休。
大人になると、日々の日常の延長線です。

それでも、歩いて運動をしなくちゃと、日本橋に、ランチにお出かけ。
おやつを買ってきたり・・・。
それでも、あまりワクワクしません。

秋のお洋服を買いにこうかな。
だとしたら、銀座。
でも、この連日の真夏日。
お店に、秋冬のお洋服などでているでしょうか?

ああ、やっぱり、3連休は、ただの日常の延長です。

それにしても、早く、心地いい秋の日和を楽しみたいものです。
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妖しい夜景

2024年09月14日 | Weblog
            

いつもの夜景が、このところ、大気の影響で、妖しく光っています。
          
心地いい秋風に吹かれ、下から、虫の音が上に上がってくる。
そんな秋に、早くならないかと、心待ちしています。

そういえば、昨日の朝、お化粧しながらテレビを見ていたら「更年期障害」の話が出ていました。

男性も、40代の初めくらいから、男性ホルモンが低下し、テストステロンがなくなり、さまざまな症状が、男性の更年期障害として出てくるようです。

更年期障害というと、女性をイメージします。
先日も歯科クリニックで、歯科衛生士の方とお話ししたのですが、
「私は、更年期障害がなかった」という話。
それには事情があります。

その昔、夫の父が、重い病気で入院していたとき、付き添いで、1日おきに、新宿・戸山の国立東京第一病院・(現在は、国立国際医療研究センターに改名)の個室の床の、小さなベッドで、父の様子を見ながら泊まっていました。

痛みにうなされる、父の様子に看護師センターに呼びに行ったり、一晩中、寝たような、寝ていないような夜を過ごし、地下鉄に乗って自宅に帰ってきた朝。
ベッドに横になったとたん、ベッドルームの天井がグルグルまわります。

びっくりして、慌てて、漢方の先生に飛び込み、その話をして、更年期障害と診断されました。
何種類かを試し、ベストフィットする漢方薬と出会いました。だから更年期障害がなかったのです。
友人たちは、気力がなくなった、寝ていて起きられないとか、真冬でも汗が吹き出す、「イライラ」「不眠症」「怒りっぽくなった」「不安感」「手足の冷え」などなどを、話していました。

私は子どものころからの、ひどい頭痛持ちでした。月に一回は生理と関係した時間によく頭痛で寝込んで苦しんでいました。遺伝的要素が強かったです。
ですから、頭痛は、更年期障害とは別のものでした。

そのことを書いた作品が収録された本が出ています。
偕成社から出版されています。

          
https://www.amazon.co.jp/1%E6%97%A5%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%85%90%E7%AB%A5%E6%96%87%E5%AD%A6%E8%80%85%E5%8D%94%E4%BC%9A/dp/4035395307/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=2G876XZDUP9MQ&dib=eyJ2IjoiMSJ9.lIJOJhWCV8fqqCTG0w0_j_JJRQMb3EJkKkbyDkzYIHE8BpkGAeM9w1Yr6ggq3Gq14pAK-tMfQI3iPzZF5pkA9aRe-SbXjMplDX-Y0iKnMMSpR4RYmN_0PVc4C64AUfMkpVW15Bi6JES-Klcy-_4rPaHGGEWfZ-uXmkbAHhIuVa0PGi8wrCYDwksSlRe7qmRtMY3-7OzJwc0M_Yq0sq9iNhmgVKEJo70AOyaAD54YAI2AQojsbXdga5eesXxfg-EtuTKReGewSu_0IqyaffBo3c1nTk3Q-GjIhmgzI_Rby4o._9ndtmaxqKA5c7IGc_moDikPdUbjFEWHi0wQlRfeGy8&dib_tag=se&keywords=1%E6%97%A5%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E&qid=1726209475&sprefix=1%E6%97%A5%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E%2Caps%2C163&sr=8-1
(↑クリックすると、出てきます)
今現在も、日本児童文学者協会の「出版企画部」の責任者をしていますが、この本のシリーズや何やらを作ったのも、何度目かの責任者だったころです。

偕成社から出版していただいた『タイムストーリー』シリーズの一冊です。
そこに私は「海の底の時間」という、頭痛に苦しんでいる人の話を書きました。
あの子ども時代からの頭痛の苦しみの長い長い時間。それを作品に書いておかなくては、自分が報われないなと思ったのです(笑)。

医師からは、遺伝性で「緊張型と片頭痛が混在している頭痛」と診断されていました。
ですから、60歳を過ぎたあたりから、あんな頑固だった頭痛がなくなりました。それは土砂降りの雨でびしょ濡れになっていたのが、突然、空が晴れ、透明な青い空に、迎え入れられたような気分でした。

ですから、更年期特有の症状は、そうしたことを知らずに、すごしました。

昨日の朝のテレビでは、男性の更年期障害と思える、項目チェックをやっていました。「イライラ」「不眠症」「怒りっぽくなった」「不安感」などは、女性と一緒です。

私がお世話になっている漢方の先生のところに、夫を引っ張って行ったのも、今、考えると、男性の更年期の頃だったかもしれません。
アメリカ駐在になる、直前でした。
ストレスもあったようです。
でも処方していただいた漢方は、夫にぴったりの薬でした。

そのおかげで、単身赴任生活を、半年に一度は1週間ほど日本に帰国したりして、また夏休みには一ヶ月間。子どもと私で、夫の家に滞在して、任期だった2年間を乗り越えてくれました。

それ以来、夫も私も、何か症状が出ると、漢方薬の本で研究し、ネットで研究し、漢方の先生に飛び込みます。

男性の更年期は70代、80代になっても起こるそうです。
女性も同じくだそうです。
なにしろ男性ホルモンのテストステロンも、女性ホルモンのエストロゲンも、40代半ばを過ぎると、どんどん急降下するように、減少していきますから。仕方のないことなのでしょう。

それへの対処を、たとえどんな「精神論」であろうと、「精神論」では対処できません。

それで、私は「困った時の漢方薬」と思っています。

その時、一番、効果的なのが、自分の体にベストフィットした漢方薬。
忙しさで、自律神経が乱れているなと思うと漢方。

フィットした漢方薬に出会ったら、数回飲んだだけで、その乱れが解消されますから。
そのためには、事前の調べが大切です。それで診察後、先生とミーティングして決めていく。
これが早くベストフィットした漢方薬と出会える方法です。

男性ホルモンは面倒です。「自分はまだ若い」と思っていても体は嘘をつきません。
でもジムなどで運動するのはいいみたいです。でもそれだけでは解決されません。

女性ホルモンは、豆乳や、納豆や、食べ物で、それなりに同じ成分が摂取できますが・・・。
いくつになっても、男性、いえ、女性もご用心です。

ただ、医療関係のネットなどを読むと、ホルモン剤の注射接種は、女性なら、乳がんなどの女性のがん。男性は前立腺がんなどの男性のがんになるリスクが高まると書いてあります。
ですから、そこだけは注意しながら、これまで、漢方薬を中心にプラスビタミン剤などで、元気に過ごしてきました。

それから先は、まだ先だとは思いますが、いくら頑張っても、「寿命」には、抗えません(笑)。
それが人生というものですから。
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