日本児童文学者協会編で、『キミも物語が書ける ペンネームは夏目リュウ!』(くもん出版)が発売されました。
夏目リュウの物語を書いていらっしゃるのは、濱野京子さん。
編集者にうかがったところ、なんと400字で180枚近くある物語のようです。
ひょんなことから物語を書くことになった主人公の夏目広樹の前に、物語の主人公である「夏目リュウ」が現れます。
さて、広樹は、どんなふうに物語を作っていくのでしょう。
読むだけでとてもおもしろい上に、さらにそこにお得な情報が内包されています。こんな手の混んだ本は滅多にありません。
親しい仲間である濱野京子さんは実に器用な作家です。
キャラクター作りやストーリー作りの秘訣や折々に必要なアイテムなどが物語を読みながら、「ああ、こうして作るんだ」と楽しんでいるうちにするっと脳裏に入り込んでくる仕掛けになっているんですから。
おまけに、これといったむずかしい講義が書いてあるわけではないのに、「物語」を作るってこういうことなのと教えてくれるのです。
そんな盛りだくさんの物語を、すっと垣根を跳び越えるように難なくクリアされた濱野京子さんという作家は、いやはや実に凄腕です。
物語作りに格闘する主人公の広樹クンの頭が整理されてくると、次のページには「やってみよう!ミニミニ講座」といって物語作りのツボがコラムにして書かれています。
この本は、むずかしい文学講座の本より、実践に役立つ、とてもおもしろくて、お得な一冊かも知れません。
みなさま、どうぞお読みになってみてください。
夏目リュウの物語を書いていらっしゃるのは、濱野京子さん。
編集者にうかがったところ、なんと400字で180枚近くある物語のようです。
ひょんなことから物語を書くことになった主人公の夏目広樹の前に、物語の主人公である「夏目リュウ」が現れます。
さて、広樹は、どんなふうに物語を作っていくのでしょう。
読むだけでとてもおもしろい上に、さらにそこにお得な情報が内包されています。こんな手の混んだ本は滅多にありません。
親しい仲間である濱野京子さんは実に器用な作家です。
キャラクター作りやストーリー作りの秘訣や折々に必要なアイテムなどが物語を読みながら、「ああ、こうして作るんだ」と楽しんでいるうちにするっと脳裏に入り込んでくる仕掛けになっているんですから。
おまけに、これといったむずかしい講義が書いてあるわけではないのに、「物語」を作るってこういうことなのと教えてくれるのです。
そんな盛りだくさんの物語を、すっと垣根を跳び越えるように難なくクリアされた濱野京子さんという作家は、いやはや実に凄腕です。
物語作りに格闘する主人公の広樹クンの頭が整理されてくると、次のページには「やってみよう!ミニミニ講座」といって物語作りのツボがコラムにして書かれています。
この本は、むずかしい文学講座の本より、実践に役立つ、とてもおもしろくて、お得な一冊かも知れません。
みなさま、どうぞお読みになってみてください。