日曜日、ランチがてら、近くの富岡八幡宮で行われていた骨董市に出かけてきました。
私が探しているのは、いつも鼻煙壷。
鼻煙壷とは、そもそも中国の清の時代に流行った、嗅ぎ煙草をいれておく小さな壷です。
金、銀、玉、瑪瑙、ガラス、陶器、象牙などで作られ装飾などが施されているので、観賞の対象にもなりました。
ですから、美術品として収集されるケースも多かったようです。
その骨董市で、なんともうつくしい鼻煙壷を発見しました。
翡翠(ひすい)の鼻煙壷です。
台湾の故宮博物院にある「白菜」も、この(翠玉)翡翠です。
翡翠の中で、白地に緑色と緋色が混じる石はとりわけ、うつくしく、カワセミの羽の色に例えられ、翠玉と名づけられています。
ちなみに、特別展「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」 が、上野の東京国立博物館・平成館 特別展示室で2014年6月24日(火)~ 2014年9月15日(月)開催されます。
門外不出と言われた、この「白菜」なども展示されるそうです。
ただし、「白菜」は、6月24日から7月7日までの限定展示だそうです。混雑しそうです。
他にもこのお店には、玉石混合ではありますが、いろいろな鼻煙壷が売られていました。