日時・2017. 2. 3. Fridayopen 17:30 start 18:00
場所・童心社 紙芝居ホール / 文京区千石 4-6-6 Tel: 03-5976-4181
参加費・1000円。20:00終了。
特定秘密保護法の施行に始まり、 武器輸出解禁、 解釈改憲による集団的自衛権の容認と それにともなう安保関連法の強行採決などから、 戦争をしない国から戦争ができる国へと舵を 切り、 戦前回帰が危惧されているこの頃です。 2020 年の東京オリンピックに向けてテロ対策 を口実にしたテロ防止法や、 災害時の対応を名目に緊急事態法の制定を目指すなど、 国家 的利益の優先にともない言論表現の自由も危うくなりかねません。 国を挙げて戦争に向かってまい進した昭和 10 年代を振り返り、 戦時下の言論統制とそれに ともない子どもの本がどのように変わっていったかを、 具体的な作品や雑誌の記事などを映像で 紹介しながら解説します。
主催 「フォーラム ・ 子どもたちの未来のために」 実行委員会
(絵本学会、 絵本作家 ・ 画家の会、 童話著作者の会、 日本国際児童図書評議会、 日本児童図書出版協会 、日本児童文学者協会、 日本ペンクラブ 「子どもの本」 委員会)
http://www.f-kodomotachinomirai.com/
申込みは上記各団体、 もしくは以下問い合わせ先へ
日本児童図書出版協会/Mail:kodomo@kodomo.gr.jp Tel:03-3267-3791 Fax:03-3267-5389
野上 暁(のがみあきら)プロフィール
1943 年生まれ。 評論家。 日本ペンクラブ常務理事。 JBBY 理事。 白百合女子大学児童文化学科、 東京成徳大学子ども学部非常勤 講師などを歴任。東京純心大学こども文化学科客員教授。主著に『お もちゃと遊び』(現代書館)『日本児童文学の現代へ』(パロル舎)『子 ども学 その源流へ』(大月書店)『越境する児童文学』(長崎出版) 『子ども文化の現代史』(大月書店)『絵本 子どもたちの日本史4 戦争と子どものくらし』(絵 ・ 石井勉 大月書店)。 編 ・ 共著 『子ど もの本ハンドブック』(三省堂)『いま子どもに読ませたい本』(七つ森 書館)『明日の平和をさがす本』(岩崎書店)。 創作に、 うえのあき お名による 『ぼくらのジャングルクルーズ』(理論社)、 絵本に 『あいう えおばけのおまつりだ』(絵 ・ 美濃瓢吾 長崎出版)など。