20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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カワセミがいる水辺

2017年01月27日 | Weblog

              

 また、この水辺にカワセミがやってきているようです。

 カメラマンのギャラリーたちが三脚を立て、池の周りを陣取っています。

 「あれかな?」「これかな?」

 カワセミの玉座や、彼がいそうな木々を探しましたが、見つかりません。

 

 この水辺は、鬱蒼とした木立に囲まれています。

 ときおり、やわらかな日差しの帯が、水面を揺らします。

 そうすると、あたりが金色に光ります。

 けれど、いつもは、暗い水辺です。

 水の中を覗くと、大きな鯉がなんびきも、世俗のことなど無関係とばかりに、泰然と泳いでいます。

コメント
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